日常に欠かせないものになったマスクですが、少しでも安心できるものを……と製造地が気になる方もいるでしょう。「日本製マスク」にはさまざまな国内企業が参入し、使い捨てタイプや繰り返し使えるタイプなどが販売されています。
ここでは、通常価格で購入しやすい日本製マスクを集めてみました。購入の参考にしてみてください。
大手電子機器部品メーカー「ミネベアミツミ」(本社:長野県御代田町)が、超精密機械加工技術ノウハウを結集し、浜松工場(静岡県袋井市)のクリーンルームで製造しているマスク。当初は従業員が使うために自社生産していましたが、8月からAmazonでの販売もスタートしました。
ウイルス飛沫、PM2.5や花粉を99%カットする高性能フィルター(VFE、PFE、BFE 99%)を採用。1箱50枚入りです。
Amazonでの販売スタート後、同社をかたった製品が販売されているとして、一時販売を中止。その後再開しましたが、購入時には偽物に注意してください。
精密機器製造事業などを手がける長野県長野市の「徳永電機」が、クリーンルームを活用して製造販売するマスクです。BFE(細菌ろ過効率)99%のフィルターを採用した、サージカルマスク(医療用マスク)として性能重視の不織布3層構造となっています。
Amazonでは、同社のクリーンルームを活用した野菜工場「クリーンリーフ信州」の名義でマスクを販売しています。
家電メーカーのシャープが液晶パネル生産も可能なクリーンルーム(三重県多気工場)で製造することで話題になった使い捨てタイプのマスク。ウィルス飛沫や微粒子を 99%カットするフィルターやノーズフィットなど、十分な性能を持っています。50枚入りで2980円(税別、送料別)です。
購入者希望者が殺到したことでも話題になりましたが、現在も継続的に販売しており、2020年9月9日の抽選では8万7000箱の販売が予定されています。シャープの専用サイトからエントリーすると毎週水曜日に抽選が行われ、当選すると購入できます。一度エントリーすれば、抽選に外れても自動的にその後の抽選の対象となる仕組みです。
寝具メーカーの東京西川の日本製マスク。選択試験100回と耳掛け部分の引っ張り検査3000回をクリアしており、洗って繰り返し使えます。フィットしやすい立体構造や、さらさら感のある吸水速乾などが特徴。
Amazonでは4枚組で販売しており、「ノーマルタイプ」と「ひんやりタイプ」の2種類。
肌着メーカーのグンゼが販売する布製マスク。肌にやさしい綿混素材を採用するほか、フィットしやすい立体型、間にガーゼなどを挟める二重構造などが特徴です。
男女兼用(フリーサイズ)で、1パッケージに2枚入り。
ポリウレタン素材を採用し、99%の花粉の侵入を防ぐとしています。息がしやすく、耳が痛くなりにくいのも特徴です。豊富なカラーバリエーションや子ども用も用意されています。
岡山県総社市の障がい者支援事業所が中心となり、岡山県産のデニム生地を使って製作しているマスクです。マスクを製作することで、障がい者支援事業の継続と雇用・経営の安定につなげるとのことです。
裏生地には吸収速乾の清涼生地を使用し、長時間でも快適に使用できるとしています。カラーバリエーションもあり、サイズは「大」「中」と子ども用の「小」の3種類。
日本製をうたうマスクを集めてみました。購入の参考にしてください。
ショッピングサイトではどんなマスクが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.