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「冬用シュラフ(寝袋)」おすすめ6選【2020年最新版】冬キャンプの夜を暖かく快適に

» 2020年11月04日 20時08分 公開
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 澄んだ空気と静けさを楽しめる冬のキャンプ。防寒対策が冬キャンプの大切なポイントになりますが、冷え込む夜でも快適に眠るためには、「シュラフ(寝袋)」も寒さに耐えられる冬用のものを必要があります。

 ここでは、冬でも安心して使えるシュラフの選び方と、おすすめモデルを紹介していきます。

冬用シュラフ

冬用シュラフ(寝袋):「快適温度」をチェック!

冬用シュラフ

事前の計画が大切

 キャンプで眠るということは、屋外で眠るということ。冬キャンプは平地の自宅で過ごす感覚で考えるわけにはいきません。特に夜の寒さは事前の対策を怠るとリカバーが難しく、「寒くて朝まで眠れなかった」という失敗談はよく聞きますし、冷え込み方によっては危険でもあります。

 秋〜春のキャンプでは、キャンプ地周辺の同時期の平年の最低気温(夜間の一番冷え込む気温)をあらかじめ調べておき、現地の標高や天気予報も考えながらしっかり計画を立てましょう。

「快適温度」とは?

 シュラフは「快適温度」をチェックしましょう。快適温度は文字通り、そのシュラフを使って快適に眠ることができる温度のこと。アウトドア用品メーカーのコールマンは、目安として「最低気温からマイナス5度の快適温度のモデルを選ぶと多少の寒暖差に対応できる」とおすすめしています。冬キャンプではマイナス15度〜0度くらいがだいたいの目安になりますが、時期やキャンプ地によっても異なりますので、キャンプをしたい場所・時期の最低気温などを調べた上で選びましょう。

 快適温度とは別に「限界使用温度」や「下限使用温度」が表示されているものもあり、この温度以下で眠ると危険なことを表しています。限界使用温度くらいに気温が下がるとかなり寒さを感じますので、快適温度を目安としてシュラフを選びましょう。

 ただ、快適温度はメーカーによって「適正温度」(ロゴス)などと表記が異なることがありますので、注意しておきましょう。

冬用シュラフ:封筒型とマミー型

冬用シュラフ

 シュラフは大きく「封筒型」と「マミー型」の2種類に分けられます。封筒型は文字通り封筒のような長方形の袋状のタイプ、マミー型はマミー(ミイラの意味)のように、頭まですっぽりかぶることができ、顔を出して眠るタイプのものです。

 マミー型のほうが冷気の侵入を防げるので保温性が高く、薄手にできるので、収納時にコンパクトかつ軽量になる傾向があり、荷物を減らしたいソロやツーリングに向いています。

 封筒型は普段の寝床のように扱うことができますが、冬用は厚いものが多く、収納サイズがそれなりに大きくなるので、車で荷物を運ぶファミリーキャンプに向いています。肩口からの冷気の侵入対策も考えておきましょう。

冬用シュラフ:中綿の種類

冬用シュラフ

 冬用シュラフでは、中綿の種類もチェックしましょう。

 ダウンを使ったものは軽量で保温効果に優れており、コンパクトに収納できるのもポイント。冬山など過酷な寒さに耐えられるモデルはダウンを採用したマミー型がほとんどです。耐寒性が高い分、高価な傾向にあります。

 化学繊維(化繊)の中綿は、水濡れに強いなど取り扱いが容易な一方、保温効果を高めるためにぶ厚いものが多く、ダウンに比べると収納はかさばりますが、リーズナブルな価格で入手できます。

冬用シュラフ(寝袋):おすすめモデルはコレ!

ロゴス(LOGOS) 丸洗いソフトタッチシュラフ・-4

ロゴス(LOGOS) 丸洗いソフトタッチシュラフ・-4

 ロゴス(LOGOS)の丸洗い可能な封筒型シュラフ。肌に触れる中面に柔らかなフランネル素材を、中綿には軽くて暖かい「ダイナチューブファイバー」を使用し、適正温度マイナス4度を実現しています。もう1つ同じ寝袋を用意すれば連結して大きな封筒型シュラフとして使用でき、ファミリーキャンプに最適です。

コールマン(Coleman) マルチレイヤースリーピングバッグ

コールマン(Coleman) マルチレイヤースリーピングバッグ

 必要に応じて組み合わせられる3層レイヤー構造を採用することで、1つの寝袋で春夏秋冬に対応可能にした封筒型シュラフです。冬はアウトレイヤー、ミッドレイヤー、フリースのインナーを重ねることで快適温度マイナス5度(使用下限温度マイナス11度)に対応します。洗濯機で丸洗いが可能です。

スノーピーク(snow peak) グランドオフトン

スノーピーク(snow peak) グランドオフトン

 スノーピーク(snow peak)の「グランドオフトン」は、シュラフというより“秋冬キャンプ用の布団セット”というコンセプト。地面からの冷気をブロックするエアマットと、冷気の侵入を防ぐ構造の羽毛掛け布団のセットになっており、快適温度マイナス8度(下限温度マイナス15度)と優れた寝心地を実現しています。シングルとダブルの2サイズ。

イスカ(ISUKA) スーパースノートレック1500

ISUKA(イスカ) スーパースノートレック1500

 高品質なシュラフで知られる日本の専門メーカー「イスカ」(ISUKA)。この「スーパースノートレック 1500」はポリエステルの中綿を使って価格を抑えた、キャンパーや車中泊向けのコスパの高い定番モデルです。1500gの中綿を使用し、マイナス15度まで対応可能。トートバッグ型の収納袋も便利です。

モンベル(mont-bell) バロウバッグ #0

モンベル(mont-bell) バロウバッグ #0

 モンベル(mont-bell)の「バロウバッグ #0」はコンフォート(快適)温度マイナス7度(リミット温度マイナス14度)のマミー型シュラフ。高機能な化繊製の中綿を採用し、保温力が高い一方で水濡れに強いなどの特徴があり、2万500円(税別)というコスパの良さも魅力的。右ジッパーモデルと左ジッパーモデルから選べます。コンフォート温度がマイナス3度の「バロウバッグ #1」などもラインアップ。

NANGA(ナンガ) AURORA 750

NANGA(ナンガ) AURORA 750

 高品質なダウンシュラフで知られる国内メーカー「ナンガ」(NANGA)のマミー型。ダウンを750g使用し、快適温度はマイナス6度(下限温度マイナス14度)と、冬の一般登山や冬キャンプに最適なオールシーズンモデルです。収納サイズは22(直径)×32(長さ)cm、重さ約1490gと軽量コンパクト。NANGAのダウンシュラフとしては比較的入手しやすい価格ですが、期間の限定をせずに修理する「永久保証」もついています。

冬用シュラフ(寝袋):あると安心なグッズ

インナーシュラフ

 シュラフのインナー・アウターとして使える「インナーシュラフ」を用意しておけば、冷え込みが厳しい時に重ねて寝ることができます。

湯たんぽ

 足が冷えて眠れない……という時にありがたいのが、お湯を沸かせば使える「湯たんぽ」。シンプルながら確実です。

シュラフ(寝袋) 最新人気ランキング

 ショッピングサイトではどんなシュラフ(寝袋)が人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。

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