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» 2021年02月06日 16時00分 公開

「食器用洗剤」おすすめ3選 「汚れ落とし重視」以外の選択肢もあり【2021年最新版】

食器洗いに大活躍する「食器用洗剤」ですが、最近では中性以外の液性を採用することで差別化する製品も出てきました。どのようなポイントに注目すべきか解説します。

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 食事を取った後、食器を洗うのに使う「食器用洗剤」。何の考えなしに買うと「あれ、なかなか油汚れが落ちないな……」とか「汚れは落ちたけど泡がなかなか落ちない……」という経験をしたことのある人もいると思います。

 では、食器用洗剤は何を基準に選べばいいのでしょうか。チェックすべきポイントを確認しつつ、それを踏まえたおすすめ製品も紹介します。

食器用洗剤 食器用洗剤、どう選ぶ?(写真はイメージです)

何を洗う? まずは「液性」をチェック!

 洗剤には「液性」があります。液性は「pH(ペーハー:水素イオン濃度)」と呼ばれる単位で表されます。

 理科的にいうとpHが7だと「中性」、それより低いものは「酸性」、高いものは「アルカリ性」という区分けです。ただし、日本では「家庭用品品質表示法」に基づいて、家庭用合成洗剤のpHは、以下の通り区分されています。

  • 酸性:pH0〜3
  • 弱酸性:pH3〜6
  • 中性:pH7〜8
  • 弱アルカリ性:pH8〜11
  • アルカリ性:pH11〜14

 一般論でいうと、汚れは洗剤で「中和」してあげることでキレイに落とすことができます。言い換えると酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使うと汚れがよく落ちる、ということです。汚れの液性は以下の通りです。

  • 酸性の汚れ:油汚れ、皮脂、手あか
  • アルカリ性の汚れ:水あか、石けんかす

 食器用洗剤のパッケージにはその液性が必ず書かれています。どんな汚れを落としたいのかを考えて、必ず確認するようにしましょう。

洗剤の液性 家庭用品品質表示法の規定により、食器用洗剤を含めた家庭用合成洗剤には必ず液性が明記されています。pHの基準は上記の通りです(写真は実際の製品から撮影したものです)

何でも洗いたいなら「中性洗剤」

 食器用洗剤で一番多い液性は中性です。始めからほぼ中和されていることから洗浄力はそこそこですが、さまざまな素材の食器を問題なく洗えることがメリットです。肌にも比較的優しいことも魅力といえます。洗剤としてのバランス感を重視する人におすすめです。

 中性の食器用洗剤の多くは、野菜や果物を洗うこともできます。土が多く付いている野菜や果物も洗えるのは便利です。ただし、洗剤の成分によっては中性でも野菜/果物の洗浄に適さない場合もあります。また、野菜/果物を洗えるものでも、洗剤液を希釈する(水で薄めて使う)ことを前提にしている場合があります。

 食器用洗剤のパッケージには用途(洗えるもの)と洗剤の用量が書かれています。用途に「野菜」「果物」があることを必ず確認した上で、用量をチェックしてから洗うようにしましょう。

「弱酸性」「弱アルカリ性」の食器用洗剤はどんな時に使うべき?

 長いこと、食器用洗剤といえば中性だったのですが、最近では「弱酸性」「弱アルカリ性」のものも増えています。それぞれ、どのようなメリットがあるのでしょうか。

弱酸性:肌に優しい

 弱酸性(pH3〜6)は、人の肌とほぼ同じpH値です。つまり敏感肌な人にとっては、中性洗剤よりもさらに肌に優しいということです。食器を洗う際の肌荒れが気になる人には、弱酸性の食器用洗剤が良いでしょう。

 ただし、液性的に油汚れが落ちにくくなることは避けられません。食器やフライパンを洗う場合は、キッチンペーパーや新聞紙であらかじめ油を拭き取るなど工夫が必要です。

(弱)アルカリ性:油汚れに強い

 (弱)アルカリ性の食器用洗剤は、油汚れを落とす力が強いことが特徴です。食器やフライパンなどの油汚れを効率良く落としたい場合におすすめです。

 ただし、液性的に肌の弱い人は肌荒れがひどくなることは避けられません。手の荒れが気になるという場合は、肌荒れを防ぐ成分も配合しているものを使ったり、ゴム手袋をして使ったりするなど、工夫をしましょう。

泡の落ちや除菌性能もよくチェック!

 食器用洗剤といえば、汚れの落ちが一番重要……なのですが、他にも重視すべきポイントはあります。

 例えば、泡切れの良い洗剤なら、すすぐ水の量を減らせます。洗剤自体の価格は少し高くなるかもしれませんが、節水重視であれば泡切れの良さをアピールしている洗剤をおすすめします。

 また、まな板やスポンジの除菌をしたいなら、除菌成分を含む洗剤をおすすめします。ただし、除菌成分によっては肌荒れしやすくなることもあるので、肌荒れしやすい人は、使われている除菌成分について調べてから購入するようにしましょう。

おすすめの食器用洗剤はこれ!

 以上を踏まえて、おすすめの食器用洗剤を5つ紹介します。

チャーミーマジカ 酵素プラス(ライオン)

 ライオンの食器用洗剤「チャーミーマジカ」シリーズの中で、その名の通り酵素の配合量を多くした製品です。香り(香料)は「フルーティオレンジ」「フレッシュグリーンアップル」「フレッシュピンク」の3種類から選べます。液性はいずれも中性です。

 水に液剤を溶かして(水1L辺り3mL)30分漬けてから洗うと、頑固な油汚れを落としやすくなります。また、食器を洗った後のスポンジに液剤を浸透させておくと、スポンジ除菌もできます。

フレッシュグリーンアップル フレッシュグリーンアップルのボトル本体(220mL)と詰め替え用(880mL)(出典:Amazon)

ジョイ ミラクルクリーン(P&G)

 P&Gの食器用洗剤です。最近増加傾向にあるスプレータイプで、食器などの汚れに直接掛けて使うことを前提にしています(どうしても落ちにくい汚れはスポンジでこするイメージです)。液性はアルカリ性で、特に油汚れの落ちに強みがあります。香りは「微香」「緑茶」「フレッシュシトラス」から選べます。

 スプレーの噴霧範囲は2段階から選択可能で、スポンジの届きにくい場所でも、面積の大きい汚れでも適切に液剤を行き渡らせることができます。アルカリ性ですが、スプレーを使うことで肌荒れのリスクを軽減していることも魅力です。

微香タイプ 微香タイプのスプレー(出典:Amazon)

キュキュット クリア除菌(花王)

 花王の食器用洗剤「キュキュット」シリーズの中で、スポンジで手洗いをすることを前提にした商品の1つです。本体は通常タイプ(240mL)とデザインポンプタイプ(300mL)から選べて、香りは「グレープフルーツ(スタンダード)」「緑茶」「レモン」の3種類から選べます(デザインポンプタイプの本体はグレープフルーツのみです)。

 液性は弱酸性で肌に優しくなっています。その名の通り、まな板やスポンジの除菌に強い他、除臭もできます。クエン酸を配合しているため、くすみ落としや除渋も得意です。

クリア除菌のラインアップ (出典:Amazon、現行製品とはパッケージが一部異なる場合があります)

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