まもなく5月です。地域によっては、日中時間帯の最高気温が20度台後半になるなど、夏がだんだんと近づいてきている感じがします。
「夏」といえば、そうめん、ざるそばにざるうどんなど、冷たい麺類の消費が増えます。これらをを食べる際に、手元にあると便利なのが「めんつゆ」です。めんつゆは「つけ汁」として使うことはもちろん、冷たい/温かい「かけ汁」としても使えるものが多いです。中には、他の料理にも応用できる「万能つゆ」となっているものもあります。
この記事ではAmazonや楽天市場といったWeb通販サイトにおける人気ランキングをもとに、おすすめのしょうゆを紹介します。
ストレートタイプのめんつゆは、その名の通り水で薄めることなくそのままつけ汁やかけ汁として用いることができます。「麺をゆでて冷やして、すぐ食べたい!」という場合に便利です。
三重県の調味料メーカー「ヤマモリ」が手がけるストレートタイプのめんつゆで、1973年から販売しているロングセラー製品です。缶入りの195g品と、ペットボトル入りの400ml、500ml品があります。
本がつおと宗田がつおのだしと返しじょうゆをベースに作られており、「こなれたまるみのある味わい」が特徴です。
鹿児島県の調味料メーカー「唐船峡食品」のストレートタイプのめんつゆです。瓶入りで、500mlと1Lの2種類が用意されています。
同社が本拠を構え、社名のもとになっている鹿児島県指宿(いぶすき)市にある「唐船峡」は、そうめん流しの発祥として知られています。そのこともあってか、このめんつゆはそうめんとの相性が抜群です。もちろん、他の麺類と組み合わせたり、調理のベースとして使ったりすることもできます。
そうめんの世界でよく知られる「揖保乃糸(いぼのいと)」ブランドを保有する兵庫県手延素麺協同組合が販売するストレートタイプのめんつゆです。瓶入りで、容量は300mlです。
本醸造しょうゆをベースに、かつおぶしやこんぶだしを効かせたつゆで、特にかつおだしは粉末のものも配合しています。このつゆもそうめんと組み合わせることを前提としていますが、うどんや冷や麦、天ぷらのつゆとして用いてもピッタリです。
めんつゆの多くは、水または湯で薄めて使う「濃縮タイプ(希釈用めんつゆ)」となっています。濃縮タイプのつゆは薄めて使うことが前提なので、ストレートタイプの製品と比べると一般的にたっぷり使えることがメリットです。
また、調理方法(食べ方)に合わせて濃度を変えられるため、煮物など麺料理以外の調理ベースとして使いやすいことも魅力です。
かつお節の製造で知られる「ヤマキ」の濃縮めんつゆで、1979年から販売されているベストセラー製品です。めんのつけ汁として使う場合は2倍(1:1)、かけ汁として使う場合は4倍(1:3)に薄めて使います。ペットボトル入りで、300ml、500mlと1Lの商品があります。
かつお節と宗田かつお節をメインに据えつつ、うるめいわし節やいわしの煮干しのうま味を加えることで、香りとうま味の両方を引き出していることが特徴です。
かつお節の製造で知られる「にんべん」の濃縮つゆで、同社の「つゆの素(もと)」の上位製品です。めんのつけ汁として使う場合は3倍(1:2)、かけ汁として使う場合は6〜8倍(1:5〜7)に薄めて利用します。ペットボトル入りで、500mlと1Lの商品があります。
有機JAS認定の本醸造しょうゆを用いつつ、国内産のかつお節と北海道産の昆布で調味しています。通常の商品とくらべるとだし成分を1.5倍としています。
ヤマモリの濃縮つゆです。めんのつけ汁として使う場合は4倍(1:3)、かけ汁として使う場合は7倍(1:6)に薄めて使います。製品は500mlのペットボトルのみです。
その名の通り砂糖を使っておらず(※)、同社の従来品(名代3倍つゆ)と比べると糖質を9分の1までカットしていることが特徴です。食・楽・健康協会が認定する「ロカボマーク」も取得しています。
(※)甘味料として「アセスルファムK」「スクラロース」「ネオテーム」を利用しています
調理を目的とする場合は、めんつゆと比べると色の薄い「白だし(液体だし)」を使うのもアリです。使い方は濃縮タイプのめんつゆと同様で、使いたい料理に合わせて薄めて使います。うどんのかけ汁(つゆ)としても便利に使えますし、だし巻き卵のだしとしても便利です。
ヤマキの白だしです。ペットボトル入りで、300ml、500mlと1Lの商品があります。うどんのかけ汁として使う場合は8倍(1:7)で薄めます。
白だしの中ではベストセラーの1つで、1994年に発売されました。かつお節の「一番だし」をメインに調味されており、いろいろな料理に使えることが特徴です。
食用酢でよく知られる「Mizkan(ミツカン)」が手がける白だしです。ペットボトル入りで、500mlと1Lの商品があります。うどんのかけ汁として用いる場合は10倍(1:9)で薄めます。
同社が業務用として販売している「地鶏昆布白だし」と同じの味わいで作られていることが特徴で、製品名の通り「プロの味」を再現しやすいことが特徴です。昆布とかつおの合わせだしに、鶏がらを組み合わせています。
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