直射日光を頭部に浴びるランナーにとって、キャップ(帽子)は頭部の保護、そして熱中症予防などのために必須のアイテムといえます。
暑い日にはかいた汗を吸収してくれたり、降雨時には水を弾いて視界不良を防いでくれたりと、さまざまな場面でランナーを守ってくれます。
今回は夏場のランニングに欠かせないキャップの選び方と、おすすめの商品をご紹介します。
キャップを被ることで直射日光を遮ることはできますが、頭部には熱がこもってしまいがち。汗をかき、頭部が蒸れることで体温は上昇します。それを避けるには、通気性の良いキャップを選びましょう。
メッシュ素材のものや、ベンチレーション(通気性機能)などを備え、熱を逃がす工夫がなされたものがおすすめです。キャップはさまざまなデザインがありますから、カラーなど自分に最適な1点を探してみてはいかがでしょうか。
屋外を走るランナーにとって、天候の急激な変化はつきもの。梅雨時や特に夏場はゲリラ豪雨にいつ見舞われるか分かりません。
備えあれば憂いなし。雨の中でもランニングを継続するには、水滴を弾いてくれる防水・はっ水加工のキャップがあると助かります。
サイズの合ってないキャップや帽子を被ることに対して、不快に思わない人はほとんどいないはずです。
ましてや、体を激しく動かすランニング時に使用するキャップであれば、フィット感が何よりも大切であることは説明するまでもないでしょう。
アジャスターやバックルで自由にサイズ調整できる商品を選ぶことをおすすめします。
日本を代表するスポーツブランド・アシックスの人気商品が「ランニングクロスキャップ」。汗濡れなどに対応するポリエステル素材が使われるほか、紫外線を防ぐUVケア機能が付いていて、暑い日のランニングを支えてくれます。
無段階調整が可能なベルトタイプで、それぞれのランナーに適したフィット感を提供。男女兼用で、サイズはS(53〜55センチメートル)、M(55〜57センチメートル)、L(57〜59センチメートル)。価格は公式サイトで2200円(税込、以下同)です。
WOOSOOの「メッシュキャップ」はわずか56グラムという軽さと、メッシュ素材を使用した通気性の良さも相まって、重さがほとんど気にならずにランニングに集中できます。
紫外線保護指数(UPF)は「UPF50+」と、紫外線の99%カットを実現。日焼け対策も万全です。シンプルなデザインで、男女ともに普段使いのファッションアイテムとしてもおすすめ。価格は1500円程度です。
baby-mine「メッシュキャップ」はツバが約10センチと、一般的なランニングキャップよりもツバが数センチ長く、日焼け効果は抜群です。
通気性と速乾性に優れたウルトラメッシュ素材を使用し、頭部の熱を逃がしやすくしています。カラーはベージュやレッドなど6種類を用意。価格は1400円程度です。
“普通のキャップだけでは日焼けが不安!”というランナーにおすすめの一品が、アシックスの「ランニングサンキャップ XXC202」。キャップの後方部のニットメッシュが日よけの役割を果たします。もちろんニットメッシュは取り外し可能です。
キャップ本体には、夜間の視認性を高めるため、どんなに歪んだ曲面であっても入射してきた方向に光を反射(再帰反射)させる素材や、フィールドセンサーと呼ばれる肌面をドライに保つ吸収速乾に優れた素材を使っています。価格は公式サイトで3300円です。
アウトドア用品大手のザ・ノース・フェイスが販売するサンバイザー「GTDバイザー NN41772」は、ランニング用としても十分に活用できるアイテムです。
RDTライトメッシュ素材によって、申し分のないストレッチ性と吸汗速乾性を実現しています。紫外線カット率85%以上のUVケア機能も備えます。
また、高いフィット感を出すために、サイズ調節が容易なストレッチバックルを装備しています。価格は3000円前後です。
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