ランナーにとってこまめな水分補給は欠かせません。水分を適切に補うことで脱水を防ぎ、ランニングの質の向上にもつながります。
気温が高くなると熱中症の危険性も高まり、トレーニングなどで長距離を走る場合はなおさらです。今回は、ペットボトルなどを収納できるランニング用のボトルポーチをご紹介します。
ランナーは身ひとつ、手ぶらでトレーニングしていると思われる方もいるかもしれませんが、案外、いろいろなものを持つ必要があります。ボトルホルダーだけでなく、他にも多くのアイテムを収納できるポーチがあると便利でしょう。
例えば鍵や貴重品、スマートフォンなどをランニングウェアのポケットに入れる場合もありますが、快適に走るためにはポーチがあったほうが良いでしょう。
上下左右の運動があるランニングにおいて、ポーチのフィット感は非常に重要です。
走りながらずれ落ちてしまってはトレーニングになりませんし、ポーチのベルトが激しくスライドすると、摩擦で肌を傷づける原因にもなります。
ボトルポーチは腰に巻くタイプや、肩にかけるタイプが主流ですが、ご自身の好みに加えて、フィット感を確認してから選ぶことをおすすめします。
走りながらペットボトルを飲もうとすると、中身がこぼれ落ちてポーチにかかってしまうことがあります。
あるいは、トレーニング中に雨が降ってきて、ポーチがびしょ濡れになってしまうこともあるでしょう。もし防水加工されていなければ、中に入れていたスマホが壊れるリスクも……。
こうした事態を避けるためにも、防水素材を使ったものや、はっ水加工を施したものを選びましょう。
PITAT「ランニングポーチ」は、500ミリリットルまでのペットボトルに加えて、大容量ポケットにスマホや補助食品、小銭ケースなどを入れられる収納性が特徴です。
ナイロン素材を使ったポーチ全体とジップ部分に防水加工されているため、中身が濡れる心配も少ないでしょう。もし汚れてしまったら、ネットに入れて洗濯機で丸洗いできるのも助かります。価格は2000円前後です。
几帳面なランナーであれば、収納にもこだわりたいもの。「Factshop ランニングバッグ」は3つのポケットを持つため、アイテムごとに収納スペースを分けることができます。
スマホも6型サイズの機種まで楽に入れられます。また、ボトルホルダーにはゴムストラップが付いており、ペットボトルを固定して揺れを抑えることが可能です。
ストラップは55〜112センチメートルまで調整でき、腰の前後に着用することも、肩に斜めがけすることもできます。価格は1500円前後です。
人間工学に基づいて設計されたという、planetcord sports「ランニングポーチ」。「腕の長さ」「腰の位置」「ランニング中の人体の動き」を研究して、どんなランナーでも走行フォームが崩れない最適な角度でボトルの出し入れができるとうたっています。
ベルトの長さ(50〜120センチ)を1ミリ単位で調整できるアジャストタイプのベルトを採用しており、体にフィットしてランニング時の揺れを最小限に抑えることが可能です。
ボトルホルダーは620ミリリットルと他社製品に比べて大きめのサイズ。価格は、専用ボトルなしが2180円(税込、以下同)、専用ボトル付きが2480円です。
TRIWONDER「ハイドレーションパック」は、両肩で背負うバックパックタイプのランニングバッグです。200グラムという軽量ながら、600ミリリットルのボトルホルダーや、カード類、スマホ、エネルギージェル、小銭など、用途別にいくつもの収納ポケットが付いています。
耐水性やはっ水性のあるナイロン素材を採用していますが、背面やショルダーはメッシュ構造で通気性に優れているため、汗をかいても快適にランニングできるでしょう。価格は2500円前後です。
とにかく水分補給に困りたくないというランナーにおすすめなのが、2つのボトルホルダーを備える「YURENIKUI ダブル」。500ミリリットルのペットボトルを2本収納できます。
さらに、間口の広いポケットには、大画面スマホやコンパクトデジタルカメラなどを格納することも可能です。直販価格は6800円です。
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