「Chromebook(クロームブック)」は、WindowsでもMacでもない新ジャンルのノートパソコンといえる製品です。
リーズナブルな価格と高速起動、長時間のバッテリー駆動といったメリットで注目を集めているChromebook。今回は特徴別の注目モデルをご紹介します。
ChromebookはGoogle製の「Chrome OS」を搭載し、Webブラウザの「Chrome」や「Google Play」でダウンロードできるAndroid向けアプリを利用できるデバイスです。ノートパソコンとしては軽量コンパクトなモデルが多く、持ち歩いての利用にも最適です。
主なデータはインターネット上のクラウド上に保存されるといった特徴があり、軽快な動作や強固なセキュリティを特徴としています。なお、WindowsやMacのソフトウェアは使用できません。
Webブラウズはもちろん、YouTubeやNetflixなどの動画視聴、Webブラウザ上の「Google Documents」などを使ったビジネス文書作成や表計算、プレゼンテーション資料の作成などが可能です。またGoogle Playから対応のAndroidアプリをダウンロードして利用できます。
レノボの「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は、スタンド付きカバーとキーボードを取り外すことでタブレットとしても使用できるセパレート(デタッチャブル)型のモデルです。
ディスプレイは10.1型の1920×1200ピクセル表示ISP液晶でタッチパネル操作にも対応。カメラは、背面に800万画素のAF(オートフォーカス)付きカメラと、200万画素のインカメラを備えています。メインメモリは4GB、ストレージは128GBです。
背面にアイスブルーとアイアングレイのツートーンカラーを採用し、デザイン面でも個性的な製品です。メーカー直販価格は4万4880円(税込、以下同)ですが、公式オンラインショップではクーポン利用で3万9336円と案内されています。
また、ストレージ容量が64GBのAmazon限定モデルもあります。価格は3万9800円です。
レノボ「IdeaPad Flex550i Chromebook」は、ディスプレイが360度開くコンバーチブル型のChromebook。クラムシェル型のノートパソコンとして使えるのはもちろん、ディスプレイを反対向きにぐるりと折りたたむことでタブレットのように使えます。
また画面を180度に開いたり、スタンドモードやテントモードにしてスタンド付きタブレットとして使えます。スタイラスペンが付属しているので、手書き入力やイラストなども快適です。
ディスプレイは13.3型の1920×1080ピクセル表示ISP液晶。メインメモリは4GB、ストレージは64GB。Wi-Fi 6に対応しているので、高速な無線LAN環境も利用できます。直販価格は6万3800円ですが、公式オンラインショップではクーポン利用で5万5748円と案内されています。
また、ストレージ容量が32GBのAmazon限定モデルもあります。価格は5万3246円です。
「ASUS Chromebook Detachable CM3」は3月17日に発売された新モデル。キーボードが着脱可能なセパレート型のChromebookです。独自のヒンジ機構「エルゴリフトヒンジ」により、快適なタイピングを可能とする角度にキーボードが傾斜されるのも特徴です。
本体に収容可能なスタイラスペンが付属しているので、スムーズな手書き入力ができます。ディスプレイは10.5型TFT液晶を採用。解像度は1920×1200ピクセルです。
背面に800万画素のAF(オートフォーカス)付きカメラと、200万画素のインカメラを備えています。メインメモリは4GB。価格はストレージ容量128GBのモデルが5万800円。同64GBモデルが4万4980円です。
「Acer Chromebook Spin 713(CP713-2W-A38P/E)」は、メインメモリが8GBと大容量で、プロセッサーにインテルの第10世代「Core i3」を採用したパワフルモデル。複数のアプリケーションを立ち上げても快適に動作します。
360度回転する13.5型タッチパネルディスプレイは、解像度が2256×1504ピクセルのIPS液晶。アスペクト比が3:2と縦方向に余裕があるため、Webサイトや文書を読む際に少ないスクロールでストレスなく読み進められます。また傷に強いCorning Gorilla Glass製パネルを採用したのも特徴です。
ストレージは64GBで、Amazonでの販売価格は6万3800円です。
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