食事(特に朝食)の時、あるいは仕事などの息抜きに「フルーツジュース」を飲んでいるという人も少なくないと思います。しかし、一口に「フルーツジュース」といっても、いろいろ種類があるのはご存じでしょうか?
この記事では、特に人気のある「オレンジジュース/みかんジュース」「りんごジュース」「ぶどうジュース」に的を絞って、2021年6月13日時点におけるAmazonや楽天市場などの売れ筋ランキングをもとに、おすすめ商品を紹介します。
ひと口に「フルーツジュース」といっても、いろいろ種類があります。どのような性質を持っているのか知っておくと、商品を選ぶ際の参考になるので、簡単に紹介します。
フルーツジュースは、食品衛生法上は「清涼飲料水」の一種で、食品表示法に基づく食品表示基準では「果実飲料」に分類されます。
果実飲料は、果汁(果物の汁)の配合比率によって以下の通りさらに細かく分類されます。
(※)果汁が50%超の場合。50%以下の場合は「野菜・果汁ミックスジュース」(野菜飲料の一種)となります
果実ジュースや果実ミックスジュースなど、果汁が合計で100%となる果実飲料の場合、搾汁または裏ごしをした果汁をそのまま使っている「ストレート」か、濃縮した果汁を水分で元の濃度に戻した「濃縮還元」かを明記する必要があります。
その他、果物名を付けたジュース(例えば「オレンジジュース」「りんごジュース」など)では、果物ごとに名乗る上での要件が定められていることもありますが、割愛します。
フルーツジュースといえば「オレンジジュース」という人も少なくないでしょう。最近では、オレンジより酸味の少ないミカンをつかった「みかんジュース」もよく見かけるようになりました。
キリンビバレッジが米国のフルーツジュースブランド「Toropicana(トロピカーナ)」のもと製造している100%オレンジジュース(濃縮還元)です。330mlのペットボトルに入っています。
栄養機能食品の届け出をしており、冷凍保存にも対応しています。暑くなるこれからの時期にもピッタリです。
えひめ飲料の「ポン(POM)」ブランドから発売されている100%オレンジみかんジュース(濃縮還元)です。缶(190g)、ペットボトル(280ml、350ml、800ml)、紙パック(200ml、1L)とさまざまなパッケージがありますが、ネット通販では1L品に人気が集まる傾向にあるようです。
「オレンジみかんジュース」の名前の通り、ブラジル産のオレンジの果汁と、国産のうんしゅうみかんの果汁をブレンドして作られています。POMブランドの定番中の定番商品でもあります。
Amazonの食料品プライベートブランド「Happy Belly(ハッピーベリー)」から販売されている100%オレンジジュース(濃縮還元)です。200ml紙パックで、パック飲料大手のエルビーが製造を担当しています。
ブラジル産のオレンジを使って酸味と甘みがバランス良くなるように調整されています。あえて飲みきりタイプの紙パックとしているので、外出先で飲む際にも便利です。
フルーツジュースの世界において、オレンジジュースと並んで人気を集めているのが「りんごジュース」です。
りんごジュースは、リンゴに含まれる水溶性食物繊維をそのまま含んでいるものが多く、特に100%果汁のものはその傾向が強くなっています。また、カリウムによる血圧降下作用も期待できます。
アサヒ飲料の「バヤリース」ブランドから販売されている果汁入り飲料(リンゴ果汁10%)です。現在は1.5Lのペットボトル製品のみ販売されています。
「農園でほおばる果実感をすっきりゴクゴク味わえる」ことが特徴で、そのモットー通りにスッキリと飲み干せるような味付けとなっています。着色料や保存料は一切しようしていないことも魅力です。
富永貿易の「神戸居留地」ブランドから発売されている100%りんごジュース(濃縮還元)です。缶入りで内容量は185gです。
厳選したリンゴ果汁を利用し、保存量や着色料を使っていないことが特徴です。価格が比較的手頃なことも魅力です。
AmazonのHappy Bellyブランドから販売されている100%りんごジュース(濃縮還元)です。200ml紙パックで、パック飲料大手のエルビーが製造を担当しています。
リンゴは中国産のものを利用しています。オレンジジュースと同様に、200mlの紙パックとすることで持ち運びやすさを重視しています。
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青森県農村工業農業協同組合連合会(JAアオレン)が製造/販売している100%りんごジュース(ストレート)です。1Lの瓶入りと、280mlのペットボトル入りの製品があります。
果汁は、ふじ、王林、ジョナゴールドなどをJAアオレン独自の「密閉搾り」で搾り出しています。搾り出す際に酸素に触れないことから、酸化防止剤を添加しなくてもジュースの色を保てる他、コクや香りも最大限保持しています。
ぶどうジュースは、ワインと同様に「赤ぶどうジュース」と「白ぶどうジュース」に大別されます。
赤ぶどうジュースは赤ブドウのポリフェノールを多く含んでおり、健康効果に優れています。白ぶどうジュースは、赤ぶどうジュースと比べると渋み(酸味)が少ないため飲みやすい傾向にあります。
アサヒ飲料が米Welch(ウェルチ)からのライセンスのもとに製造している100%ぶどうジュース(濃縮還元)です。800gのペットボトル入りです。
赤ぶどうジュースは、Welch's(ウェルチ)ブランドのルーツの製品でもあります。2つの産地の米国産コンコードグレープを組み合わせて使うことで、どちらか片方だけではなし得なかった味わいを実現していることが特徴です。もちろん、ポリフェノールもふんだんに含んでいます。
アサヒ飲料が米Welch(ウェルチ)からのライセンスのもとに製造している果汁入り飲料(ブドウ果汁20%)です。470mlのペットボトル入りです。
先の商品と同じく米国産コンコードグレープから取ったブドウ果汁を用いており、ぶどう1房分のポリフェノールを含んでいます。「飲みきり」を重視した製品で、先の製品と比べるとゴクゴクと飲めるようになっています。
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