クリスマスが近づくと見たくなる、ホリデーシーズンの特別な空気感を味わえる名作映画があります。暖かい部屋にこもって、ゆっくりと映画に浸ってみるのも良いかもしれませんね。
今回は1度は観賞しておきたい、クリスマスにぴったりの名作映画を紹介します。1人でも、誰かと見ても楽しめる作品をピックアップしました。
『ホーム・アローン』は、1990年にアメリカで公開されたコメディ映画で、世界中で大ヒットした名作です。
シカゴに住む15人の大家族・マカリスター家は、クリスマス休暇にパリへ行こうと計画していました。しかし出発の朝トラブルで目覚まし時計が鳴らず、家族全員が寝坊してしまいます。家族は慌てて空港へと向かいますが、前の日に兄・バズと喧嘩して屋根裏部屋で寝ていた8歳のケビンが、家に取り残されてしまいます。
家に取り残されたケビンは大喜びで、1人の時間を思う存分楽しみます。しかしそこに怪しい2人組が現れます。2人組の正体はなんと泥棒! ケビンはさまざまな手を使って泥棒を撃退しようと試みますが……。
『ラブ・アクチュアリー』は2003年に公開された、クリスマスを題材にしたロマンティック・コメディ映画です。
舞台は12月のロンドン。首相に就任したばかりの男性、再ブレイクを図る歌手、デザイン会社の社長、学校の人気者など、総勢19人の年齢も環境も違う人々が、同じ空の下でそれぞれの時間を過ごしています。
この19人の登場人物たちの恋愛物語が、クリスマスの5週間前から同時に進行していきます。果たして19人が紡ぐ物語の先には、どんな結末が待っているのでしょうか。
『素晴らしき哉、人生!』は、1946年に制作されたアメリカ映画です。今回紹介する映画の中で、最も古くに制作されました。アメリカでは不朽の名作として毎年のようにテレビで放映され、作品を知らなかった若い世代から再評価されてきました。アメリカで最も親しまれた作品の1つとなっています。
主人公のジョージは、いつも逆境に立ち向かう運命にありました。そんな人生に絶望し、クリスマスイブの日に自ら命を絶とうとします。川に飛び込もうとしたとき、ある男性が溺れて助けを求めているのを発見します。ジョージに助けられたその男性は、自分は見習い天使だと告げますが……?
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は、1993年に公開されたミュージカルアニメーション映画。原作者は、ダークで不思議な世界観を作ることで知られるティム・バートンです。
恐ろしいお化けたちが住む町、ハロウィンタウン。そこの住人である「カボチャ大王」ジャックは、偶然迷い込んだクリスマスタウンの楽しそうな光景に、すっかり魅せられます。そこで彼はハロウィン風クリスマスを計画することを思いつきますが……?
『天使のくれた時間』は、ブレット・ラトナー監督が『素晴らしき哉、人生!』をモチーフにしたファンタジー映画です。
主人公のジャックは一流銀行の研修に参加するため、恋人のケイトと別れロンドンへ旅立ちます。13年後、会社の社長となったジャックは、高級マンションに住み優雅な独身生活を満喫していました。
クリスマスイブに別れたケイトから電話がありましたが、かけ直しませんでした。翌朝、ジャックは知らない家で目覚めます。そこにはなんとケイトと子ども2人がいて……。
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