「ICレコーダー」おすすめ5選 ノイズを抑えて、クリアに録音【2022年最新版】

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　音声や音楽を録音するときに便利な「ICレコーダー」。会議中や取材中の発言、講義の内容などを録音して聞き返したりと、さまざまな場面で役立ちます。手のひらサイズの製品が多く、持ち運びに便利なのもメリットの一つです。

ソニー「ステレオICレコーダー ICD-UX570Fシリーズ」（出典：Amazon）

　最近では、音声だけでなく音楽を高音質で録音したり、雑音をカットしたりできる製品や、スティック型の小型モデルなど、多種多様な製品が出ています。今回は、そんなICレコーダーの選び方とおすすめの製品を紹介します。

ICレコーダー：用途によって必要な録音機能は変わる

　1対1のインタビューや個人的にボイスメモを残す程度なら、「モノラル録音」で問題ないでしょう。比較的リーズナブルな価格で、手に入れやすいタイプになります。

　会議など3人以上が集まっているときの発言を録音するなら、「ステレオ録音」に対応しているモデルがおすすめ。音源の位置を特定して録音するため、音の左右差や音の立体感をとらえることができます。

パナソニック「ICレコーダー RR-XS470」（出典：Amazon）

　誰が何を話したのか、一人ひとりの声を比較的はっきり聞き取ることができるので、正確に録音したいときや、後で文字起こしする場合にも役立ちます。ただし、モノラル録音に比べて、価格は高めです。

　また、音楽を録音する場合は、「リニアPCM」対応のモデルが良いでしょう。原音を圧縮せずに保存するので、高音質録音が可能です。さらに音質にこだわる場合は、「ハイレゾ対応」のモデルを探してみてください。

ICレコーダー：内蔵メモリーで何時間録音できるのかチェック

　ICレコーダーを選ぶ際は、録音データの保存容量が重要になります。まずは内蔵メモリーがどの程度あるのかチェックしましょう。4GB前後の内蔵メモリーを搭載しているモデルが一般的で、音質にもよりますが、基本的には200時間前後くらいは録音できます。

　ただし、高音質で録音した場合は、メモリーがすぐにパンパンになってしまうことも。高音質録音や、会議や講義などの長時間録音を行いたいなら、内蔵メモリーの多いモデルを選ぶか、追加で外部メモリーを用意しましょう。

ソニー「ステレオICレコーダー ICD-UX570Fシリーズ」（出典：Amazon）

　SDカードなどの外部メモリーを使えば、データをどんどん保存できますし、カードごとに録音データを分けて、保存・管理することも可能です。

　ただし、ひと口に外部メモリーと言っても複数の種類があり、ICレコーダーによって使える外部メモリーは異なります。どの外部メモリーに対応しているか、事前に確認しておきましょう。

ICレコーダー：録音フィルター付きなら、雑音を抑えて録音できる

　録音データを再生したら、雑音が混じっていて、肝心の会話が聞き取れないということもありますよね。できる限りクリアに録音するためにも、「ノイズカットフィルター」や「ローカットフィルター」の有無は確認しておきましょう。

ソニー「ステレオICレコーダー ICD-UX570Fシリーズ」（出典：Amazon）

　こうした録音フィルターが付いていれば、エアコンの作動音や足音など周囲の騒音を低減した状態で、録音できます。中には、衣服が擦れたときに出るガサゴソ音を抑える機能を備えたモデルもあります。

　また、再生してみたら、音割れが酷くて聞き取りづらいこともあると思います。音割れを避けたいときは、音の入力レベルに応じて感度を自動調整してくれる機能があると、程よい音量で録音することができますよ。

ICレコーダー：おすすめモデルはコレ！

オリンパス「Voice-Trek VN-551PC」

　オリンパスの「Voice-Trek VN-551PC」は、簡単操作で録音できるICレコーダー。メモ、会話、音楽、LP（長時間）の4つのシーンから好きなものを選択すると、そのシーンに適した設定に切り替わります。

オリンパス「Voice-Trek VN-551PC」（出典：Amazon）

　録音スイッチをスライドさせるだけと、録音スタートの操作も簡単。録音したファイルは、4種類のフォルダーに自動的に振り分けられるので、ファイルの検索も手軽に行えます。

　雑音が少ない形で再生する「ノイズキャンセリング機能」や、忙しいときに便利な「3倍速再生」の機能を搭載。販売価格は6600円前後です。

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ソニー「ステレオICレコーダー ICD-UX570Fシリーズ」

　ソニーの「ステレオICレコーダー ICD-UX570Fシリーズ」は、高感度、低ノイズの録音を実現したICレコーダー。会議中など音が重なりやすい場面でも、一人ひとりの発言が聞き取りやすい、ワイドステレオ録音に対応しています。

ソニー「ステレオICレコーダー ICD-UX570Fシリーズ」（出典：Amazon）

　内蔵メモリーの容量は4GBで、MP3のファイル形式なら、約159時間録音できます。「ローカットフィルター」や「ノイズカットフィルター」など、各種の録音フィルターを搭載しており、ノイズを抑えた状態で録音することが可能です。

　楽器演奏など音楽を、高音質で記録できる「リニアPCM録音形式」にも対応しています。販売価格は1万3200円（税込、以下同）です。

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パナソニック「ICレコーダー RR-XS470」

　パナソニックの「ICレコーダー RR-XS470」は、内蔵メモリー8GBのICレコーダー。MP3のモノラル録音なら、最長約2154時間30分も録音できます。雑音を低減しながら、前方の狙った方向の音を録音する「クリアズーム録音」が可能です。

パナソニック「ICレコーダー RR-XS470」（出典：Amazon）

　会議中に便利なステレオ録音モードを搭載。その他、風切り音を軽減して再生する「風音キャンセル再生」、距離に関係なく聞き取りやすいよう音量バランスを整える「音声レベル自動調整」などの機能が付いています。販売価格は1万6000円前後です。

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オリンパス「Voice-Trek VP-20」

　オリンパスの「Voice-Trek VP-20」は、スティック型のICレコーダー。超小型モデルで、ペンのように胸ポケットに入れて持ち歩けます。録音時は、上部のスイッチをカチッとスライドさせるだけなので、本体を見ることなく手元で録音を開始できます。

オリンパス「Voice-Trek VP-20」（出典：Amazon）

　小さいながらも内蔵メモリーは8GBの大容量。全指向性ステレオマイクを搭載しており、低ノイズ、高音質な録音が可能です。服が擦れたときのガサゴソ音を低減する「擦れ音フィルター」も付いています。

　入力レベルに応じて、感度を自動調節し、適度な音量で録音できる「ボイスチェイサー」の機能も搭載されています。販売価格は1万1000円前後です。

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ソニー「ステレオICレコーダー ICD-TX660」

　ソニーの「ステレオICレコーダー ICD-TX660」は、厚さ約7.4mm、重さ約29gのICレコーダー。超軽量のスティック型で、胸ポケットに入れて持ち運べます。内蔵メモリーは大容量の16GBで、MP3のモノラル録音なら最大約636時間の録音が可能です。

ソニー「ステレオICレコーダー ICD-TX660」（出典：Amazon）

　ステレオ強調録音機能により、臨場感のある録音を実現。「ローカットフィルター」や「ノイズカットフィルター」などの録音フィルターを設定し、録音時の雑音を低減できます。

　また、リニアPCMでの高音質録音にも対応しており、最長約21時間35分の録音が可能。販売価格は1万7600円です。

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