自分が応援したい都道府県や市区町村に寄付ができる制度「ふるさと納税」が人気です。その秘密は、やはり返礼品。寄付をしたお礼としてもらえるもののことです。返礼品は地域の特産物が多く、金額に合わせて豪華になっていく傾向があります。
今回紹介するのは「寄付額5000円以下のふるさと納税」です。年末の申し込み締め切りまで時間があるので、いまは寄付金が少額のものを選ぶのもよいかもしれません。
ふるさと納税は、自分の生まれ故郷や好きな自治体に寄付ができる制度です。寄付金に関して、使い道を指定できるケースもあります。
ふるさと納税は原則として、自己負担額の2000円を除いた全額が控除の対象となります(出典:総務省「ふるさと納税ポータルサイト」)。控除の上限は収入によって異なるので、事前にチェックしておきましょう。
ふるさと納税の期限は特にありませんが、1月1日から12月31日の1年間にふるさと納税をした分が当年度の所得税の還付、翌年度の住民税の控除の対象となります(出典:さとふる)。
なるべく12月31日までに申し込みたい人が多いと思いますが、いまはまだ期間が残っています。今後、欲しいと思う返礼品が出てくる可能性もありますよね。控除の上限までの余力を残すためにも、まずは寄付金が5000円ほどのふるさと納税を選んでみてはいかがでしょう。
いまふるさと納税をしたとしても、返礼品が送られてくるのはずっと後になることもあります。例えば新米が返礼品の場合、新米ができてからになるので、おそらく9月以降になるでしょう。
すぐに返礼品が欲しい場合は、送られてくるタイミングにも注意する必要があります。
大阪府泉佐野市のふるさと納税の返礼品の中には、国産豚の切り落としがあります。「氷温熟成豚切落し」は氷温技術でじっくりと熟成させた国産豚肉で、野菜炒めや生姜焼き、豚丼など幅広い料理に使えます。
産地は宮崎県・鹿児島県・その他で、熟成地が泉佐野市です。300gずつ小分けになっているので、必要な分だけ使えるのも便利ですね。寄付額は5000円となっています。
静岡県南伊豆町のふるさと納税返礼品は「完熟冷凍いちごBabyBerryFarm(1kg)」です。
静岡県南伊豆産の低農薬・超完熟のイチゴを冷凍しています。大きさは中粒小粒で、ヘタも切りそろえてあるので便利に使えそうです。寄付額は5000円です。
タマネギの産地といえば、兵庫県淡路島です。南あわじ市の返礼品となっている「淡路島フルーツ玉ねぎ」は甘味が強いのが特徴です。サラダや炒め物、天ぷらなどタマネギの出番は多いので、何かと重宝しますよね。
発送は3月中旬から5月末ごろを予定していますが、天候により大幅に前後する可能性があります。無くなり次第終了となるので、気になる人は早めにチェックしておきましょう。寄付額は3000円です。
米どころ新潟県魚沼市のふるさと納税は、やはりコシヒカリです。米に関する品質や味の評価などに詳しい「お米アドバイザー」が厳選した「魚沼産コシヒカリ「蔵」精米3kg」が返礼品です。
発送は寄付金の入金が確認されてから約2週間〜1カ月ほどかかります。寄付額は5000円となっています。
高知県芸西村のふるさと納税返礼品「鮪の漬け 1食80g×5パック」は、ビンチョウ鮪を高知の市場から仕入れて特製のタレに漬け込んでいます。瞬間冷凍しているので、おいしさもそのままです。
また80gずつ小分けになっており、それが5パック入っています。切れが不ぞろいの「訳あり」ではありますが、合計で400gの鮪漬けが返礼品となっているのはうれしいですよね。寄付額は5000円です。
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