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「ドキュメントスキャナー」おすすめ5選 書類や本をスキャンしてデータに【2022年最新版】

» 2022年04月12日 23時31分 公開
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 「ドキュメントスキャナー」は、書類や本を取り込んでデータ化する製品です。在宅でのテレワークはもちろん、オフィスに1台あると、紙の資料などを手軽にデータ化してメールなどで送受信するのに役立ちます。

ドキュメントスキャナーの定番ともいえるScanSnapシリーズ。画像は「iX1600」 ドキュメントスキャナーの定番ともいえるScanSnapシリーズ。画像は「iX1600」(出典:Amazon

ドキュメントスキャナーの選び方:どんな利用シーンがある?

 スキャナーにはさまざまなタイプがありますが、大きく分けると、文書などの読み取りに向く「ドキュメントスキャナー」と、写真、絵のスキャンに適した「フラットベッドスキャナー」があります。

ブラザー工業「JUSTIO MDS-940DW」 ブラザー工業「JUSTIO MDS-940DW」

 ドキュメントスキャナーは読み取り速度も速く、多くの書類やページ数の多い本などのスキャンに向いています。本を1冊まるごとスキャンするにはドキュメントスキャナーが向いています。

 一方のフラットベッドスキャナーは、高解像度での取り込みが可能で、スキャン位置の調整も丁寧に行えます。写真集や雑誌の切り抜き、また紙焼きの写真などの取り込みに適していると言えます。

ドキュメントスキャナーの選び方:ドキュメントスキャナーのタイプ

 ドキュメントスキャナーにはさまざまなタイプが存在します。自分の用途に合ったタイプの製品を選ぶことが、一番重要なポイントと言えるでしょう。

 大量の書類をスキャンするのには「シートフィードスキャナー」がおすすめです。手差しタイプのものは安価で手軽に使用できますが、ADF(Automatic Document Feeder:自動給紙装置)を備えたものならば、何枚もの原稿をセットして自動で連続スキャンできます。

サンワダイレクト「400-CAM073」 サンワダイレクト「400-CAM073」

 また、本や書籍、あるいは新聞などの大きな原稿をスキャンする際に、それらを裁断したくない場合には「オーバーヘッド」「スタンド」タイプのスキャナーがおすすめです。冊子を開き、上からカメラで撮影するような感覚でスキャンします。

 モバイル用途に適した「ハンディタイプ」は、持ち運びに便利で手軽に利用できるのがメリットです。

ドキュメントスキャナーの選び方:解像度やOCR機能は?

 スキャナーと言えば気になるのは解像度です。解像度が高いほど鮮明な取り込みが可能ですが、ドキュメントスキャナーは文字や図が判別できればよいものですので、それほど高い解像度は不要です。

 付加機能で注目したいのは「OCR」という機能。OCR(Optical character recognition:光学文字認識)は、画像として取り込んだ文書をテキストデータに変換してくれる機能です。

 OCR機能はモデルによって異なりますが、誰でも無料で使用できる「Googleドライブ」もOCR機能を備えていますので、購入したスキャナーのOCR機能がしっくりこない場合にはそちらを利用してみるのもよいでしょう。

ドキュメントスキャナーの選び方:おすすめモデルはこれ!

ScanSnapのA4フラッグシップモデル

 PFUの「ScanSnap iX1600」は、ドキュメントスキャナーの定番、ブームのきっかけとなったScanSnapシリーズのA4フラッグシップモデルです。

PFU「ScanSnap iX1600」 PFU「ScanSnap iX1600」(出典:Amazon

 スキャンスピードは、ScanSnap史上最速という毎分40枚の取り込みを実現。Wi-Fiを搭載し、スキャナンしたデータを対応のクラウドサービスへ直接共有できるなど、置き場所にとらわれない使い方が可能です。

 高機能モデルですが、操作はタッチパネルのアイコンを選んでスキャンするだけの簡単操作も魅力。カラーは白と黒の2種類が用意されています。メーカー直販価格は5万6100円(税込、以下同)です。

ScanSnapシリーズの高い操作性を継承

 PFU「ScanSnap SV600」は、ScanSnapブランドのオーバーヘッド/スタンドタイプスキャナー。大きなサイズの原稿や本、新聞などを切ったりせずに、最大A3サイズまでスキャンできます。

PFU「ScanSnap SV600」 PFU「ScanSnap SV600」(出典:Amazon

 “ワンプッシュ”に象徴されるScanSnapシリーズの高い操作性はそのままに、見開きにした本の湾曲を自動的に補正する「ブック補正」や「ページめくり検出」機能で、さまざまな媒体を手間なくイメージデータに変換できます。

 電源オンから約3秒で読み取り可能になる「クイックスタート」を実現。 A3サイズ1枚あたりの読み取りも3秒以下と高速動作も特徴です。メーカー直販価格は6万7100円です。

自動補正機能で湾曲した冊子を真っ直ぐに

 サンワダイレクトの「400-CAM073」は、オーバーヘッドスタンドタイプのドキュメントスキャナー。最大でA3サイズの原稿に対応し、分厚い本のスキャンや、立体物の撮影にも利用できます。

サンワダイレクト「400-CAM073」 サンワダイレクト「400-CAM073」(出典:Amazon

 専用マットの上に雑誌を置き、開いたままスキャン。搭載カメラの画素数は1800万画素で、最大4912×3680ピクセルの高解像度でデータ化。明るさ3段階の調整が可能なLEDライトを搭載しています。

 付属の読み取りソフトは、自動補正機能で湾曲した冊子を真っ直ぐにするほか、冊子を置いたときの表面の湾曲や指の映り込みを自動で補正してくれます。ページをめくるごとに自動で撮影できるタイマー連続撮影も可能です。メーカー直販価格は3万4800円です。

パソコンレスでも使えるポータブルスキャナー

 ブラザー工業の「JUSTIO MDS-940DW」は、持ち運びに適しているコンパクト設計のモバイルスキャナーです。

ブラザー工業「JUSTIO MDS-940DW」 ブラザー工業「JUSTIO MDS-940DW」(出典:Amazon

 スキャンしたデータをmicroSDカードに直接保存できるので、パソコンやモバイル端末を用意せず本体だけでデータ化が可能です。

 約4秒/枚のスピードでのスキャンが可能。両面スキャンに対応しているので、A4両面カラー原稿も素早くスキャンできます。光学解像度は最大600dpi×600dpi、インターフェイスは無線LANとMicro USB 3.0です。実勢価格は1万8000円前後です。

ソフトウエアのインストールが不要

 キヤノン「imageFORMULA R10」はモバイルタイプのドキュメントスキャナー。スキャナー本体にソフトウエアが内蔵されており、パソコンと接続すればソフトのインストール不要で使えるのが特徴です。

キヤノン「imageFORMULA R10」 キヤノン「imageFORMULA R10」(出典:Amazon

 用紙サイズ自動検知機能を搭載し、異なるサイズが混在する原稿を連続スキャンする際、1枚1枚読み取りサイズを指定する必要はありません。それぞれの用紙サイズを自動的に検知し、常に最適なサイズで効率よくデータ化できます。

 こちらのホワイトのほか、カラーバリエーションとしてピンクのモデルも用意されています。メーカー直販価格は3万580円です。

ドキュメントスキャナー最新人気ランキング

 ショッピングサイトではどんなドキュメントスキャナーが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。

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