「日本おもちゃ大賞」は、各メーカーのおもちゃ(玩具)から、市場性・話題性・新規性などに優れた製品を選ぶ日本玩具協会主催の賞です。
「日本おもちゃ大賞2022」は6月14日、7つの部門で受賞アイテムが発表されました。AI合成の最新技術を駆使して朗読をしてくれる革新的なおもちゃや、オセロ盤がピラミッドのように立体的になっているオセロなどが登場し、子供だけでなく、大人も楽しめるおもちゃなど、39アイテムが受賞しました。今回は、受賞したおもちゃの中でもおすすめのアイテムを5つ紹介します。
タカラトミーの「コエモ」は、合成音声で物語を読み聞かせてくれるおもちゃです。専用アプリから人の声を登録すると、AI技術により登録した人とそっくりな声を生成し、さまざまな話を朗読してくれます。
60種類の豊富なコンテンツを収録しており、視覚に頼らず耳で聞いて想像するため、子供の聴く力・創造力を養います。Amazonでの販売価格は1万1500円前後(税込、以下同)で、発売予定日は9月29日です。
学研ステイフルの「賢くなるロジカルパズル 光の反射」は、難関中学に多くの合格者を輩出し続ける、宮本算数教室の宮本哲也先生考案のパズル。光を鏡などのパーツを駆使してゴールまで届けます。
試行錯誤しながらパーツを配置していくため、子供の「自分で考え抜く力」を楽しく養うことができます。Amazonでの販売価格は3627円です。
アガツマの「すみっコぐらし ピピッとスキャンでおかいもの!すみっコセルフレジスター」は、「すみっコぐらし」と一緒にセルフレジ体験ができるおもちゃです。パネル操作に合わせてすみっコたちが動き、バーコードをスキャンすると、音声が流れます。
スマートフォン・カード・現金の3種類の支払方法を選べ、カード決済時には、暗証番号入力遊びも楽しめる本格仕様。レジ袋ボタンやイートインボタンにポイントを貯める機能など、実際のレジにあるような機能を搭載しているため、本格的なおままごとを楽しめます。Amazonでの販売価格は9680円で、発売予定日は9月28日です。
メガハウスの「3D立体オセロ」は、平面だけでなく縦にも対戦フィールドが広がっている、ありそうで無かった画期的なオセロ。通常のオセロではあり得ない、予想できない場所からの攻撃が来たり、逆転ができたりします。
立体盤は自由に置き換えられるため、さまざまな配置で楽しめます。戦略性も非常に高いため、ボードゲームが好きな人や大人でも楽しめるおもちゃです。Amazonでの販売価格は3400円前後です。
タカラトミーの「チョロQ」は、発売から40年以上経つタカラトミーのロングセラー商品。オリジナルのチョロQはゼンマイ式でしたが、新モデルはモーター内蔵の電動式に進化。電源としてボタン電池(LR44)2個を利用します。
動かし方は、従来通りのプルバック式。電気自動車のように音もなく走り出すのが特徴です。プルバックの回数で直進・ランダムターン・バックスピンの3つの走行ができ、各アクションを組み合わせたプログラミング走行も可能です。Amazonでの販売価格は1700円前後で、今夏発売予定です。
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