「本や教科書にラインを引きたいけれど、直接書き込むのは嫌」「ラインを間違った部分に引いてしまった」「ラインを引きすぎて、結局どこが重要なのかわからない」「ラインを引いたらインクがにじんだ!」。カンミ堂の「フセンマーカー(FUSEN MARKER)」は、そういった悩みを解決する、"はがせる"マーカーです。テープを貼るようにしてラインを引き、不要になったら簡単にはがせる、本を汚さないアイテムです。
用途に応じてさまざまなカラーが販売されていますが、今回は暗記などにも使える「フセンマーカー STUDY ブルー」を使ってみました。販売価格は500円(税込)前後です。
さっそく開けてみます。パッケージにはホッチキスなどが使われておらず、やさしい印象を受けました。
本体は筆箱に収まりやすそうなサイズ感です。実際に使ってみましょう。
まずはテープの先をつまみ、マーカーの開始位置に貼りつけます。
テープの先を手で押さえながら、修正テープ、あるいはセロハンテープを貼るような要領でラインを引きます。
本体上部の「ココ」と書いてある部分を押すと刃が出てテープが切れます。この際、本体を少し持ち上げて、ひねるようにして切るとよいそうです。
このように、きれいなラインを引けます! はがすときも簡単にはがせました。
ボールペンなどで書いた部分にラインを引いてもインクがにじんでしまう心配がない点もメリットだと感じました。ただし、インクタイプのマーカーに比べると工程が多いので、慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。
「フセンマーカー」シリーズはカラーも豊富なので、きれいに色分けもできます。ノートの内容の色分けにも便利そうです。
今回購入したのはブルーなので、赤シートと組み合わせれば暗記などに使えます。覚えたところははがすという使い方をすれば、自分がどこを覚えてどこを覚えていないのか可視化できますね。
「フセンマーカー」を使用してみたところ、高校受験や大学受験、資格試験など、受験生の方にとって便利そうなアイテムだと感じました。特に「STUDY ブルー」は、赤シートと組み合わせることによって暗記がはかどります。
また、大学生の方は卒業論文執筆の際に便利かもしれません。集めた資料にラインを引きたい時、「フセンマーカー」を使用すれば、直接書き込むよりはずっと抵抗感も少ないのではないでしょうか※。
「フセンマーカー」の改良版として「はがせるマーカー」シリーズも販売されています。こちらはよりテープがカットしやすく、コンパクトになっているそうです。気になる方はこちらもぜひチェックしてみてください。
※商品の情報は購入時点(2022年6月)のものです。店舗によっては販売していない場合があります
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