小学校、中学校、あるいは高校などで使っていたお気に入りの文房具はありますか? 昔使っていた思い出のアイテムを久しぶりに目にすると、思わず過去に浸ってしまうかもしれません。
今回は、30代前後の方が懐かしく感じるかもしれない文房具を集めてみました。懐かしの文房具の中には、今でも買うことができるものもあるので、ぜひチェックしてみてください。
押し出し式の鉛筆、通称「ロケット鉛筆」。芯が丸くなってきたら、先端部分を取り外してペンの底に差し込むと、新しい芯が出てきます。芯を削る必要が無い便利さと、少しメカニカルで凝った設計が人気です。
色鉛筆タイプや、芯の並び方を1つずつ組み替えてカスタマイズできるタイプもあります。
バトル鉛筆は、「○○に××のダメージ」「HP○○回復」など、側面にさまざまな情報が書かれている鉛筆を転がし、出た内容に応じてバトルを進める鉛筆。通称「バトエン」です。
特にスクウェアエニックスから「ドラゴンクエスト」シリーズなどが多く販売されました。他社からも類似の商品が販売されており、現在でも「鬼滅の刃」モデルなどが見られます。
特に女性に「見覚えがある」という方が多そうなのが、サクラクレパスの「フチドール」シリーズ。このペンは、「ふちどり風文字」が書ける特殊なインクを使用しています。さらに、書いた文字を消しゴムで消すと地のカラーが出てくるため、幅広い使い方ができます。
ペン類は値段が比較的安いため、子どもでも気軽に集めやすいアイテムです。集めたペンを収納するための巨大なペンケースを持っていた方も多いのではないでしょうか。また、同社の「キララ」シリーズや「ティアラ」シリーズ、ゼブラの「プチコロン」なども人気がありました。
パイロットの「Dr.GRIP(ドクターグリップ)」は、「首・肩・腕への負担を軽減する」ことを目的に、人間工学に基づき開発されたシリーズです。「ドクターグリップ」シリーズのシャープペンシルは、振ると芯が出てくる「フレフレ機構」を搭載しており、持ち替えることなく筆記できる点が人気です。
2021年に初代製品の発売から30周年を迎えましたが、自分の好みの重さと重心バランスにカスタマイズ可能な「ドクターグリップCL プレイバランス」や、シャープペンシルとボールペン両方を搭載した多機能タイプなど、まだまだ進化を続けています。
ローラー消しゴムは、その名の通りローラーが付いた消しゴムです。本体の消しゴムで消して、ローラーで消しカスを収集するという使い方が主です。香り付きのものや、かわいいキャラクターがデザインされたものが多い印象です。
もちろん現在でも動物型のものや「すみっコぐらし」デザインなど、さまざまな製品を目にします。中にはお菓子や飲み物などをパロディした面白いデザインもあるので、つい欲しくなってしまうかもしれませんね。
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