質の高い睡眠をとるためには、睡眠時間や生活リズムだけでなく、「寝具」も非常に重要です。特に「マットレス」は、睡眠中の身体を支える最も重要な寝具と言えるでしょう。
体に合うマットレスを使えば、睡眠の質が上がり健康維持につながるだけでなく、日中のパフォーマンス向上にも直結します。そこで今回は、腰痛対策マットレスや低反発マットレスなど、おすすめの「マットレス」を40点紹介します。
「低反発マットレス」は、体を包み込むような柔らかさが特徴のマットレス。指で押した時に深く沈み、押した後はゆっくりと時間をかけて元に戻っていきます。
弾力性と復元性に優れており、フィット感の高さに定評があります。体圧分散性も高いモデルが多いため、特定部位の負担を軽減し、全身の多くの部分がマットレスと接地するようになります。
「高反発マットレス」は、跳ね返す力が強く、寝返りがしやすいのが特徴のマットレス。体が沈みこみにくいため、良い姿勢をキープしたまま眠れます。
高い耐久性を備えたモデルが多く、通気性も優れているため、夏場での使用にも向いています。
「腰痛対策マットレス」は、柔らかすぎず、固すぎない反発具合で、立った時の姿勢「S字カーブ」を描いた寝姿勢で睡眠がとれるマットレスです。中身の素材は、高反発ウレタンやポケットコイルを採用しているモデルが多くあります。
特にポケットコイルを使ったマットレスは、体圧分散性に優れているものが多く、腰やお尻など局所に掛かる負担を軽減できるのが特徴です。また、厚みが少ないと腰やお尻が床に接触し、違和感が生じる場合もあるため、厚みは10cm以上のものを選ぶことをおすすめします。
「折りたたみマットレス」は、収納性と快適な寝心地の両方を備えています。折りたためることでマットレスが寝具だけでなく、ソファやカウチとしても使えるため、1人暮らしの人などからは、人気があります。また、製品によってはキャンプや車中泊などの際にも活躍します。
種類も豊富で低反発・高反発素材、どちらにも対応したモデルが多くあるため、選べる数が多いのも特徴。一般的に5(厚み)cm前後のモデルが多くありますが、10(厚み)cm以上のモデルも販売しているため、腰痛に悩んでいる人にもおすすめです。
「国産マットレス」は、素材や機能性にこだわり、日本人の体型や日本の気候に合いやすいマットレスが多いのが特徴。一般的に海外製のマットレスに比べて、詰め物が多く、表生地にもコットンワッフル材などの肌触りの良いものを採用しているモデルが多くあります。
肌触りにこだわった素材を採用するだけでなく、防ダニ・防臭効果や静音性にこだわるなど、日本人が気になる点をカバーしているのもポイントです。
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