肌寒い秋・冬のアウトドアでは、温かい料理を楽しみたいもの。そのような時期におすすめなのが、煮物などがつくれる「アウトドア調理家電」です。
家電なので電源は必要になりますが、火をおこす手間なく簡単においしい料理ができ上がります。ここでは、秋・冬に特におすすめのアウトドア調理家電を紹介します。もちろん、アウトドアシーンだけでなく、自宅での調理にも使えるものばかりです。
アウトドアで調理家電を使おうと考えると、電源が使用できるキャンプ場「電源サイト」の利用を検討するかもしれません。その場合、電源サイトの注意点として、使用できる電気容量には上限があるということを知っておきましょう。
多くのキャンプ場では、1000Wが上限になっているようです。製品にもよりますが卓上IHコンロや炊飯器、ホットプレートなどであれば、1台使えばオーバーすることもあります。利用する予定のキャンプ場の電気容量と、使いたい機器の消費電力を確認することが重要です。
ブルーノの「マルチ圧力クッカー」(BOE058)は、ワンタッチでカレーや肉じゃが、ボルシチなど、煮込み料理がつくれる電気圧力鍋。消費電力は700Wです。
いわゆる「ほったらかし調理」ができるため、調理中に別の料理をつくったり、食事の準備をしたりできます。自宅で使えば、忙しい毎日の自炊に重宝するでしょう。
保温・あたため機能搭載。調理容量は1.5Lで、3〜4人にちょうどいいサイズとのことです。カラーはブラウンとアイボリーの2色展開です。
ソロキャンプや1人での車中泊におすすめなのがフルタックの「ちょこっと家電 おひとり様グリル鍋」(HAC2966)です。鍋も焼肉もこれ1台で楽しめます。
本体サイズは17(幅)×13(奥行き)×12(高さ)cmとコンパクトで、重さは530g。消費電力は、ポータブル電源でも使いやすい260W。普段は晩酌にも活躍しそうです。
少量の揚げ物を作る際に活躍するのがツインバードの「コンパクトフライヤー」(EP-4694PW)。消費電力は680Wです。
1回の調理で使う油は0.5L。本体サイズは23.5(幅)×18.5(奥行き)×21(高さ)cmです。メニューに合わせて3段階で温度調節が可能。アウトドアでの天ぷらや串揚げに。この製品があれば、自宅でも揚げ物を卓上調理できるようになります。
ラクレットや、チーズフォンデュやチョコフォンデュを楽しむなら、レコルトの「ラクレット&フォンデュメーカー メルト」がおすすめです。
上段で肉や野菜を焼きながら、下段のミニパンでチーズを溶かせます。焼きあがった食材にチーズをかけてラクレットに。また、ココットでチーズやチョコレートを溶かしてチーズフォンデュやチョコフォンデュもできます。
消費電力は350W。いろいろな食材を試す楽しさがあります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.