10畳以上で使える「加湿器」おすすめ5選 リビングなど広い部屋でもしっかり潤う！ パワフル運転で一気に加湿できる製品も【2022年最新版】

[木島祥尭，Fav-Log]

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　冬場になると、肌が乾燥してヒリヒリすることもありますよね。そんなときは「加湿器」を使って乾燥対策することをおすすめします。

アイリスオーヤマ「気化ハイブリッド式加湿器700ml HVH-700R1-W」（出典：Amazon）

　加湿器と言えば、本体周辺だけ加湿できるとイメージするかもしれませんが、中には部屋全体を加湿できるモデルもあります。今回は「10畳以上で使える加湿器」をピックアップしました。用途に合う加湿器を選んで、お部屋の潤いをキープしましょう。

木島祥尭

フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』（幻冬舎）を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter：@kirimachannel

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加湿器：10畳以上に対応しているか「適用畳数」をチェック

　設置予定の部屋で、十分な加湿能力を発揮してくれる加湿器なのか、事前に確認しておきましょう。その際に注目してほしいのが、「適用畳数」や「適用床面積」の項目です。10畳以上に対応しているかは、この数値を見ることで把握できます。

アイリスオーヤマ「気化ハイブリッド式加湿器700ml HVH-700R1-W」（出典：Amazon）

　基本的には、お部屋の広さよりも、少し大きめの適用畳数の製品がおすすめです。例えば、10畳のお部屋で使うなら適用畳数11畳以上のモデルが良いでしょう。吹き抜け構造を採用しているなど天井が高いお部屋の場合は、さらに適用畳数が大きいものを選びましょう。

　また、お部屋の構造によって適用畳数は変化するので、その点も要チェックです。例えば、同じ製品でも「木造和室12.5畳・プレハブ洋室21畳」のように、お部屋のタイプによって異なる適用畳数が表記されていることもあります。

加湿器：広範囲を加湿するなら「加熱気化式」がおすすめ

　加湿器の加湿方式にはいくつかの種類がありますが、リビングなど広い範囲を加湿する場合は、「気化式」「スチーム式」「加熱気化式」のいずれかのタイプがおすすめです。

　まず、気化式は湿気を含んだフィルターにファンで風を当て、水分を気化させて加湿するタイプ。ファンで送風し潤いを遠くまで届かせることができるので、広範囲を加湿するのに適していると言えます。

アイリスオーヤマ「気化ハイブリッド式加湿器700ml HVH-700R1-W」（出典：Amazon）

　スチーム式はヒーターで水を加熱して蒸気を放出させるタイプ。加湿効率に優れているだけでなく、水を沸騰させるため殺菌効果が期待できます。ただし、吹き出し口が高温になるので、やけどしないよう扱いには注意が必要です。

　加熱気化式は、特に加湿力の高いタイプになります。気化式に温風を加えているのが特徴で、ハイブリッド式と呼ばれることもあります。ヒーターで温めた風を加湿フィルターに当てることで加湿力を向上させ、素早く広範囲に潤いを届けることができます。

加湿器：パワフル運転やナイトモードなどプラスアルファの機能をチェック

　加湿器には、通常の運転モード以外に、さまざまなモードが搭載されています。お部屋全体を素早く加湿したいという場合は「パワフル運転」対応のモデルがおすすめです。一気に加湿して潤いのある環境を作ることができます。

　就寝時に音を抑えながら、加湿したいときは「ナイトモード」が役立ちます。最初の1時間は13dBの極めて静かな運転で加湿を行い、眠りについた後に加湿量をアップさせるというモデルもあります。これなら加湿しながらでも、眠りを妨げられる心配はありません。

アイリスオーヤマ「気化ハイブリッド式加湿器700ml HVH-700R1-W」（出典：Amazon）

　消費電力を抑えながら加湿したいときは、「エコモード」が便利ですよ。加湿量は落ちますが、電力を抑えて節約につなげることができます。

　あわせて、家庭に子供がいる場合は、「チャイルドロック」等の安全装置が付いているかも確認しておきましょう。

加湿器：おすすめモデルはコレ！

山善「スチーム式加湿器スチームキューブマグ KS-J35」

　山善の「スチーム式加湿器スチームキューブマグ KS-J35」は、水を沸騰させて加湿するスチーム式のモデル。水を熱して殺菌するので、衛生的に使用できます。対応畳数は木造和室で約10畳まで、プレハブ洋室で約17畳までとなっています。

山善「スチーム式加湿器スチームキューブマグ KS-J35」（出典：Amazon）

　控えめ運転時は約17時間、標準運転時は約8.5時間、パワフル運転時は約5.5時間連続加湿することが可能です。タンクが空になるとボタンが赤く点灯し、運転は自動停止します。空だきを防止できるようになっているので、安心して使用できます。

　万が一コードに足を引っ掛けても大丈夫なよう、すぐに外れるマグネットプラグを採用。タンクの間口は広めに設計されており、給水もお手入れもしやすくなっています。

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パナソニック「ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXU07」

　パナソニックの「ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXU07」は、適用床面積が木造和室約12畳・プレハブ洋室約19畳のモデル。ファンを回して潤いを部屋に循環させるタイプで、ヒーターレスなので吹き出し口が熱くなることはありません。

パナソニック「ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXU07」（出典：Amazon）

　リビングなどの広い空間を素早く加湿できる「お急ぎモード」を搭載。加湿具合をセンサーで把握し、湿度約60%をキープする「おまかせモード」や、高めの湿度で肌やのどの乾燥を防ぐ「のど・肌モード」など、状況に応じて複数のモードを使い分けられます。

　「静かモード」で運転すれば、運転音を約15dBまで抑えることができます。これなら就寝時でも気にせず使用できるでしょう。

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三菱重工「ハイブリッド式加湿器 ルーミスト SHK70VR-W」

　三菱重工の「ハイブリッド式加湿器 ルーミスト SHK70VR-W」は、適用床面積が木造和室約12畳まで・プレハブ洋室約19畳までのモデル。加熱気化式を採用しており、温風を加湿フィルターに当てることで、お部屋全体を加湿していきます。

三菱重工「ハイブリッド式加湿器 ルーミスト SHK70VR-W」（出典：Amazon）

　湿度が低いときは加熱気化式でスピーディーに加湿し、設定湿度に達した後は、ヒーターがオフになり気化式にシフトします。このハイブリッド機能により、無駄な電力消費を抑えることができます。運転音を約28dBまで抑える静かな運転も可能です。

　内部には「Agイオン抗菌剤」や「抗菌アレルゲンフィルター」が搭載されており、水や空気を清潔に保ってくれるので、衛生的に加湿を行うことができます。

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アイリスオーヤマ「気化ハイブリッド式加湿器700ml HVH-700R1-W」

　アイリスオーヤマの「気化ハイブリッド式加湿器700ml HVH-700R1-W」は、適用床面積が木造和室約12畳・プレハブ洋室約19畳のモデル。5Lの大容量タンクを搭載しており、最大約16.7時間の連続加湿が可能です。

アイリスオーヤマ「気化ハイブリッド式加湿器700ml HVH-700R1-W」（出典：Amazon）

　ハイブリッド式を採用しているモデル。お部屋全体をパワフルに加湿したいときは「温風気化式」を使い、消費電力を抑えながら省エネ加湿したいときは「自然気化式」に切り替えるという使い方が可能です。

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ダイニチ「加湿器 ハイブリッド式 HD-9021-W」

　ダイニチの「加湿器 ハイブリッド式 HD-9021-W」は、適用床面積が木造和室約14.5畳・プレハブ洋室約24畳のモデル。ヒーターを使って強力に加湿する「温風気化式」と、ヒーターなしで省エネ加湿する「気化式」の両方に対応したハイブリッド式加湿器です。

ダイニチ「加湿器 ハイブリッド式 HD-9021-W」（出典：Amazon）

　湿度に合わせて自動で温風気化式と気化式を切り替えるので、余計な電力消費を抑えることができます。標準、静音、エコ、のど・肌の4つの運転モードが用意されています。また、湿度を50%、60％、70％から選択することもでき、設定した湿度をキープするよう自動調節してくれます。

　「おやすみ加湿」を使うと、最初の1時間は約13dBという極めて静かな運転音で加湿を行い、その後は加湿量をアップさせます。その他、「Ag＋抗菌アタッチメント」や「抗菌トレイ」、「抗菌エアフィルター」なども搭載されているので、衛生的に使用できます。チャイルドロックも付いているため、子供のいる環境でも安心して使えるでしょう。

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