自分の位置を知ることができる測位システム「GPS」と時計機能を、光を電気エネルギーに変えるソーラーセル(太陽電池)で駆動し、現在地のタイムゾーンを自動判定して時刻を表示してくれるのが「GPSソーラーウォッチ」です。
世界初のGPSソーラーウォッチは2012年にセイコーが発表。同社が世界に先駆けて発売したクオーツウォッチから「アストロン」の名を受け継ぎました。その後キャリバーの改良とともに性能も向上。世界を股にかけて活躍する高性能ウォッチらしい、知的でアクティブなデザインにパッケージされたウォッチは国内外で支持を獲得しています。
ここでは、セイコーのGPSソーラーウォッチをピックアップして紹介します。ウォッチ選びの参考にしてください!
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
アストロンの「NEXTER」(ネクスター)は、「次世代リーダー」の相棒になるべく2022年に誕生した新シリーズです。
その1本であるGPSソーラーモデル「SBXC119」は、ブラックダイアルにブルーのサブダイアルがスタイリッシュなモデル。小型で高性能な5X系キャリバーを搭載し、チタン製ケースは48.0(縦)×43.1(横)×12.2(厚さ)mmにダウンサイズすることでスリムになりつつ、力強さも感じさせる“細マッチョ”なデザインに仕上げています。
ダイアルには「新星」をイメージした放射状のパターンが施され、ベゼルは傷つきにくいセラミックス表示板を採用。無駄をそぎ落としたソリッドなデザインと先端技術が融合し、次世代を担うリーダーにふさわしいウォッチに仕上がっています。メーカー価格は27万5000円(税込)です。
GPSソーラーモデルとして、ブラックケース&バンドにブルーダイアルのSBXC121、シルバーにホワイトダイアルのSBXC117もラインアップしています。
高性能な5X系キャリバーを採用した「5Xシリーズ」のレギュラーモデル。最短3分で時刻情報を取得できる上、ホーム/ローカルタイムを瞬時に切り替えられる「タイムトランスファー機能」などを搭載しています。超低消費電力のGPSモジュールによりソーラー充電システムやムーブメントを小型化し、ケースサイズのダウンサイズも果たしています。
ケースにはチタン、ベゼルにはセラミックスも採用し、ケースサイズは50.7(縦)42.9×(横)×12.2(厚さ)mm。メーカー価格は27万5000円(税込)です。
オールブラックの「SBXC037」もラインアップしています。
3X系キャリバーの搭載で小型化した「3Xシリーズ」のスタンダードな1本。現時点でアストロンのGPSソーラーで最も安価なモデル(メーカー価格:税込18万7000円)です。
ステンレス製ケースのサイズは46.2(縦)×39.0(横)×11.0(厚さ)mmとアストロンとしてはコンパクト。バーインデックスに3時位置のデイト表示(パーペチュアルカレンダー)というシンプルなダイアルは、さまざまなスタイルに合わせやすいデザインです。
ブルーダイアルの「SBXD003」もラインアップしています。
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