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「原付二種のスクーター」おすすめ3選 街乗りで活躍! 軽快でコスパも高い移動手段【2023年3月版】

» 2023年03月16日 17時17分 公開
[小林カサゴFav-Log]

 原付二種は、最近人気になっているバイクです。通勤通学や買い物など日常の移動からツーリングまでこなせる実力があり、手の届きやすい車体価格や維持費の安さなど、コスパの高さも魅力です。

 さまざまな原付二種バイクが登場していますが、中でも手軽に乗れるスクーターが人気です。ここでは、原付二種のメリットを紹介しつつ、おすすめの原付二種スクーターを紹介します。

*掲載した価格(税込)は2023年3月16日現在のものです。

車中泊に向く車 移動を楽しめる原付二種スクーター!

小林 カサゴ

小林 カサゴ

Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。

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軽快でコスパもグッド! 原付二種のメリット

写真 イメージ(出典:写真AC)

 原付二種は、エンジン排気量が50cc超〜125cc以下の二輪車のこと。いわゆる「原付」(原付一種、排気量50cc以下)の上位に当たるカテゴリーです。そのメリットを紹介します。

免許が取りやすい!

 原付二種バイクに乗るためには「小型限定普通二輪免許」「AT小型限定普通二輪免許」以上の二輪車運転免許が必要です。AT小型限定普通二輪車免許はオートマチック(AT)車限定となり、ATの原付二種スクーターに乗りたいならこれでOK。自分でギアチェンジをするスポーツタイプのMT車に乗りたいなら、小型限定普通二輪免許が必要になります。

 免許を取るには基本的には各地の自動車教習所に通うことになりますが、普通自動車免許を持っている人の場合、AT限定なら最短2日で取得可能(技能8時限、学科1時限、卒業検定──という流れ)。その気になれば連休を使って免許を取ることもできます。

 教習費用は普通自動車免許を持っている場合、教習所によりますが8万円〜12万円程度といったところ。AT限定はここから1〜2万円程度安くなりますが、2日で取得できるプランはプラス2万円程度が必要になることが多いようです。

取り回しがいい!

 原付一種の法定最高速度が30キロなのに対し、原付二種は60kmに引き上げられ、流れに無理なく乗って走ることができます。交差点では二段階右折が不要となり、四輪車と同じ方法で右折可能。免許取得から1年経てば2人乗りもできるようになります。

 高速道路&自動車専用道路を走れない点は注意が必要ですが、一般道では軽快そのもの。軽量・コンパクトなので混雑した都市部でも扱いやすく、パワフルな走りで日常やお出かけの足として活躍してくれます。

コスパがいい!

 原付二種にかかる税金(市区町村の軽自動車税)は90cc以下は年間2000円、90cc超〜125cc以下は年間2400円と、四輪車に比べると格安。車検も不要です。自賠責保険は必要ですが、任意保険料は四輪車で入っている保険のファミリーバイク特約を使うことで抑えることができます。

 燃費の良さも原付二種の特長で、リッター50kmを超えるものもあります。ガソリン代が高止まりしている昨今、燃費の良さは維持費を抑える大切なポイントです。原付二種は四輪車に比べると維持費をかなり安くできるので、通勤通学や買い物など、日常生活に活躍してくれます。

原付二種スクーターのおすすめ|ホンダ PCX

ホンダ PCX ホンダ PCX
ホンダ PCX ホンダ PCX

価格(税込):36万3000円

燃費(国土交通省届出値):55.0km/L

最高出力・最大トルク:12.5PS・12Nm

全長×全幅×全高:1935×740×1105mm(シート高740mm)

 原付二種スクーターの人気車種です。2021年にフルモデルチェンジした現行モデルは、流麗なスタイリングと走行性能、充実した装備で高く評価されています。

 レスポンスのいい新開発エンジン「eSP+」(水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒)を搭載し、剛性の高い軽量フレームにより軽快なハンドリングや安定した乗り心地を実現。大径ディスクブレーキとフロントABS(アンチロックブレーキシステム)、加速時の後輪スリップを抑えるTCS(トラクションコントロールシステム)などで安心感も高めています。燃費向上や騒音抑制に効果的なアイドリングストップも備えています。

ホンダ PCX ホンダ PCX

 メーターパネルは視認性の高いデジタルメーターをセンターに配置し、キーを取り出す必要がないスマートキーを採用するなど、装備も先進的。シート下のラゲッジボックスは30Lという大容量を確保し、ペットボトル飲料などの収納に便利なフロントインナーボックスや、スマートフォンの充電などができるUSB Type-Cポートなどを備え、使い勝手の高さも人気の理由です。

原付二種スクーターのおすすめ|ヤマハ NMAX ABS

ヤマハ NMAX ABS ヤマハ NMAX ABS
ヤマハ NMAX ABS ヤマハ NMAX ABS

価格(税込):36万8500円

燃費(国土交通省届出値):48.7km/L

最高出力・最大トルク:12PS・11Nm

全長×全幅×全高:1935×740×1160mm(シート高765mm)

 ヤマハ発動機の「NMAX ABS」は、同社のスクーター「MAX」シリーズの原付二種モデル。心地よい加速フィーリングが楽しめる「BLUE CORE」エンジン(水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒)を搭載しており、MAXシリーズの末弟らしい、立体感のある、精悍でスポーティーなスタイリングも魅力的です。

 静かなエンジン始動/再始動を可能にする「Smart Motor Generator system」とアイドリングストップを搭載。モデル名の通り、前後の大径ディスクブレーキに加えて前後独立のABSを搭載し、後輪スリップを抑えるTCSも装備することで安心感を高めています。

 先進装備として、専用スマートフォンアプリとの連携機能を搭載しています。メーターパネルにスマホの通話着信やSNS通知、バッテリー残量を表示したり、スマホで燃費を確認したり、故障の際にスマホに通知を表示したりといったことが可能です。

原付二種スクーターのおすすめ|スズキ アドレス125

スズキ アドレス125
スズキ アドレス125

価格(税込):27万3900円

燃費(国土交通省届出値):55.9km/L

最高出力・最大トルク:8.7PS・10Nm

全長×全幅×全高:1825×690×1160mm(シート高770mm)

 スズキの「アドレス125」は2022年10月に発売された新モデル。軽快さで通勤の足として親しまれてきた「アドレス」シリーズの新型で、インドで販売されている最量販車の日本向けモデルとなります。

 取り回しのよいコンパクトなボディーは、日常の足として使いやすいスタイリングを採用。広々とした足元スペースや、ヘルメットホルダー2個を備えたシート下のラゲッジスペース、充電用のUSBポートなど、実用性を高める装備が充実。ヘッドランプとポジションランプにはLEDを採用しています。燃費性能も高く、コスパの高いスクーターです。

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