トヨタ自動車の高級車ブランド、レクサスは3月30日、バッテリーEV(BEV)専用モデルとなる新型SUV「RZ」を発売しました。
「RZ」はレクサス初となるBEV専用モデルです。BEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用し、バッテリーやモーターの最適配置による理想的な慣性諸元や、軽量かつ高剛性なボディの実現により、車両の基本性能を大幅に進化させたとしています。
車体サイズは4805(全長)×1895(全幅)×1635(全高)mm(ホイールベース2850mm)。航続距離は494km(J-WLTCモード)。電気モーターはフロント204PS/266Nm、リア109PS/169Nmを発揮し、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」の採用などで、人と車が一体となった気持ちの良いドライビングフィールをもたらすとしています。
エクステリアはBEVならではのシームレスな加速感とトルクフルな躍動感を表現。レクサスのアイコニックな「スピンドルグリル」も、エンジンの冷却などの必要がないBEVとして、空力性能の向上も目指した「スピンドルボディ」という塊感のあるボディと一体となった造形になっています。
インテリアではサステナブル(持続可能)なモビリティーという観点から、素材や装飾によるラグジュアリーな演出に頼らない、洗練された空間づくりにこだわったとしています。パノラマルーフや、空調の協調制御による高効率な暖房システムなどで快適な室内空間をデザインしています。
価格は「RZ450e “Version L”」が880万円(税込)。最初に発売される500台は特別仕様車“First Edition”(940万円)となります。
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