都心に住んでいると、たまには自然の中でゆっくり過ごしたくなることもあるのではないでしょうか。そこでおすすめなのが「ピクニック」。食べ物や遊び道具、本などを持って行って、青空の下で好きな時間を過ごせます。
今回は、筆者が実際に訪れたことがある、東京都内のおすすめ「ピクニックスポット」を紹介します。あわせてあると便利なアイテムも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ファッション、スマホ・ガジェットアクセサリー、腕時計記事を主に担当しています。ファッションメディアやライフスタイルメディアを経て現職。趣味は東京都内のサイクリングや飲食店巡りをすること。
JR中央線・立川駅から徒歩約15分ほどの場所にある「国営昭和記念公園」は、総面積180ヘクタールにも及ぶ広々とした国営公園。年間800種を超える花や植物が見られるとされていて、春には桜、夏にはひまわり、秋にはコスモス、冬にはクリスマスローズなど、四季折々の景色が楽しめるのが魅力です。筆者が夏に訪れたときには、一面黄色で埋め尽くされたひまわり畑を見ることができました。
園内はA・B・C・D・Eの5つのエリアに分かれており、Aゾーンがみどりの文化ゾーンという無料区域になります。このエリアは青々とした芝が広がっていて、訪れた人がレジャーシートを敷いてくつろいでいたり、キャッチボールを楽しんだりしています。周りに視界を遮る建物もなく開放感があり、まさに都会のオアシス。特に週末は多くの人でにぎわっています。
ほかにも手ぶらでバーベキューができるエリア(事前予約制)や、レンタサイクル・サイクリングコースも充実しています。さらに、子供が遊べる遊具や赤ちゃん休憩室、ベビーカー貸し出しなども行っているため、子連れでも安心して楽しめます。近くにはショッピング施設もたくさんあるため、ショッピングもピクニックもどっちもしたい、というときにもおすすめです。
江戸川区に位置する「葛西臨海公園」は東京湾に面した公園。JR京葉線・葛西臨海公園駅の目の前にあります。海を見ながら芝生の上でくつろげるのが大きな特徴。園内には葛西臨海水族園や日本最大級の観覧車があるので、1度で水族館やテーマパークにも行ったような充実感を味わえるのもポイントです。
ピクニックにおすすめのエリアは、汐風の広場ゾーン。葛西臨海公園の代表的な施設とも言える、ガラス張りのレストハウス「クリスタルビュー」のそばに緩やかな勾配の芝生広場があり、臨海部の景観を楽しみながらのんびりと過ごせます。実際に足を運んだときは、テントを設置している家族連れや、レジャーシートに寝っ転がってくつろいでいる人たちがいました。駐車場があるため、遊び道具などを車に積んで行けるのも便利ですね。
「木場公園」は、東京メトロ東西線・木場駅や東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅などから徒歩で行ける細長い形の公園。全長250m、主塔の高さ60mの斜張橋が公園のシンボルとなっています。
公園の南側には大きな芝生広場があり、レジャーシートを敷いてランチを楽しむ人や、バドミントンやキャッチボールをして遊ぶ人たちの姿が見られます。この広場のそばにはドッグラン(利用登録制)やバーベキュー場(完全予約制)もあり、愛犬と遊んだり、みんなでバーベキューを楽しんだりするのにもぴったりです。
近くには東京都現代美術館があるので、美術展を見てから公園でゆっくり過ごす、といった楽しみ方もできます。また、清澄白河エリアにはおしゃれなカフェやおいしいパン屋さんも多いので、お店でテイクアウトして行くのもおすすめです。
「砧公園」は、東急田園都市線・用賀駅から徒歩約20分と駅からはやや歩きますが、東急バスなどを利用して行くこともできます。園内には桜の木が多数植えられており、特に花見シーズンは多くの人でにぎわっていました。大木が多く木陰が大きいので、暑い日も木の下で涼むことができます。
1.75kmのサイクリングコースがあり、自転車を持ち込むことができるためサイクリングにもおすすめです。また美術館やスポーツ施設(有料)、子供向け遊具もそろっているので、いろんな楽しみ方ができます。
ここからは、ピクニックにあると便利なアイテムを紹介します。公園によっては持ち込みが禁止されているものもあるため、事前に確認した上で持っていくようにしましょう。
人目を気にせずくつろぎたい人におすすめ。虫や日焼けを防ぐのにも役立ちます。
コンパクトになるアウトドアチェアは持ち運びしやすいのが魅力。リラックスして過ごしたいときに重宝します。
テーブルがあると食事がしやすくなるのはもちろん、写真映えも狙えます。
映えるピクニックがしたいなら、バスケットをぜひ取り入れたいところ。優雅でかわいらしいピクニックを演出できます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.