【関東】「登山者が多い山」トップ5 絶景が見られる山、アクセス抜群の山もランクイン【2023年最新版】

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　週末にどこの山に登ろうか迷ったら、人気ランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか？　多くの人が訪れているのは、その山に見どころがたくさんある証拠。整備が行き届いており難易度が低めの山が多いため、初心者にもおすすめです。

関東エリアで登山客が多い山をチェックして山選びの参考に！

　今回は、登山地図GPSアプリ・YAMAPを手がけるヤマップが発表した「2022年に登られた山ランキング」の中から、人気指数が高い関東エリアの山トップ5を紹介。あわせて、持っていくと良いアイテムもピックアップしました。

おかだあきほ

フリーランスライター兼アウトドアショップスタッフ。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。勤務するアウトドアショップのお客さまから寄せられるお悩みや自身の山体験を生かし、リアルで深い内容を発信！　リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。

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関東「登山者が多い山」5位：御岳山

　東京都青梅市に位置する、標高929mの「御岳山（みたけさん）」は、都心からもアクセスが抜群。気軽に豊かな自然が楽しめるほか、山頂には武蔵御嶽神社があるため、パワースポット巡りが好きな人や御朱印集めをしている人にも人気があります。

　JR青梅線・御嵩駅からバスに乗り、御岳登山鉄道・滝本駅からケーブルカーを利用して最短ルートで歩くもよし、鍋割山（なべわりやま）や大岳山（おおたけさん）など、周囲の山と合わせて縦走をするもよし。自分の体力やレベルに合わせて自由に登山ルートを組めるのも、多くの人に支持されている理由ではないでしょうか。

5位：御岳山

　近くにあるロックガーデンは、苔むした岩や清流のせせらぎを満喫できる森で、避暑にもおすすめの「涼スポット」として人気があります。

　時期にもよりますが、今回紹介する5つの山の中では、混みすぎることが少なく、落ち着いた雰囲気。神社や宿坊が立ち並ぶレトロな雰囲気のため、喧騒を離れて静かにハイキングを楽しみたい人におすすめです。

関東「登山者が多い山」4位：大山

　「大山（おおやま）」は神奈川県にあり、標高は1252mです。関東百名山の一つでもあり、山麓地域は日本遺産にも認定されているスポット。桜や新緑、紅葉など季節を感じられる見どころが多くあり、1年を通して多くの人でにぎわいます。

　御岳山や高尾山と同様に、中腹まではケーブルカーを使って一気に上ることが可能。そこから山頂までは登り90分、下り60分と比較的短いため、初心者や子供連れ登山にもおすすめです。

　昔から信仰の山として親しまれており、ケーブルカーの終着駅付近にある「大山阿夫利神社」はパワースポットとしても有名。五穀豊穣や商売繁盛にご利益があるとされています。

4位の大山：ケーブルカーや阿夫利神社からは、伊勢原の街並みや相模湾が見下ろせる

　さらに阿夫利神社からは、伊勢原の街並みや相模湾などが見渡せます。その景色の美しさから、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を獲得した実績も。比較的難易度の低い山ながら、開放的な景色が見られておすすめです。

　ふもとには「こま参道」と呼ばれる昔ながらの道があり、名物の豆腐料理やお土産を購入できるので、登山と一緒に観光も楽しめますよ！

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関東「登山者が多い山」3位：筑波山

　茨城県にある「筑波山（つくばさん）」は、標高877mの女体山と871mの男体山から構成されているスポット。低山ながら、日本百名山にも選ばれています。富士山のような滑らかな山容のため、山頂付近には景色を遮るものが少なく、関東平野などの大パノラマが楽しめます。

　秋葉原駅から乗れるつくばエクスプレスと登山口までのシャトルバスを利用すれば、都内からも2時間足らずで行くことができるので、日帰りで気軽に挑戦できるのも登山者が多い理由の一つです。

3位：筑波山

　難易度は高くなく初心者でも登頂できますが、途中には大きな岩を飛び越えたり登ったりする場面があるなど、適度に登りがいがあるため何度訪れても飽きません。ふもとのつつじヶ丘からはロープウェイが、宮脇駅からはケーブルカーが使えるので、体力に不安のある人はこちらを利用するのもよいですね。

　山頂は広く、人が多い週末でも比較的ゆったり過ごせるのも魅力。食事処や売店もあるため、お昼前に登り、山頂で食事やピクニックを楽しむのもおすすめです。

関東「登山者が多い山」2位：塔ノ岳

　神奈川県に位置する丹沢山（たんざわさん）塊の一つ「塔ノ岳（とうのだけ）」。標高1491mと本記事の中では最も高い山ですが、2位にランクインしました。

　レベルは初〜中級者向け。登山道はよく整備されているものの、通称「バカ尾根」と呼ばれる長く根気が必要な急坂もあり、登山レベルを上げたい人や、ハードな山行を控えた人がトレーニングのために訪れることも多い山です。

　メインの登山口である大倉までは、電車とバスを乗り継いで行きやすいのも人気の理由の一つ。電車やバスの本数も多いため、スケジュールを組みやすいのもうれしいポイントです。　

2位の塔ノ岳：山頂からは雄大な富士山が！

　塔ノ岳は、登山道や山頂から迫力のある富士山が見られるのも登山者が多い理由です。特に山頂は、高い木がなく開けていて絶好のビュースポット。近くの山から富士山や南アルプス、そして青空という、丹沢ならではの美しいグラデーションを見ることができます。

　体力に自信のある人は、近隣の丹沢山や鍋割山（なべわりやま）と合わせて縦走を楽しむのもおすすめです。

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関東「登山者が多い山」1位：高尾山

　関東で登山者が多い山1位は、言わずと知れた東京都八王子市の人気スポット「高尾山」。実は高尾山は、年間登山者数が世界一といわれる場所で、その数なんと300万人！　単純計算で、毎日8000人以上が訪れていることになります。

1位の高尾山：さまざまなレベルの人が自然を満喫できる

　高尾山は、幅広いレベルの人が楽しめるのが人気の理由。ふもとの駅や山頂周辺には食事処や土産物店が多いため、食事や買い物を楽しみながらゆっくり登る人もいれば、山道を走るトレイルランニングを行う人もいます。

　夏はケーブルカーの駅そばで開催されるビアガーデン「高尾山ビアマウント」が人気。標高が高い場所で涼しい風に吹かれながら飲むビールは格別です！　

　ケーブルカーでスムーズに向かうのはもちろん、ご褒美のビールのために少し頑張って登るのもよいですね。夜は夜景も見られるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

関東の「登山者が多い山」に持っていくべきアイテムはこちら！

IUGGAN 虫除けトンボ

IUGGAN 虫除けトンボ（出典：Amazon）

　標高1000m前後の低山では、暖かい時期の虫除け対策が必須。害虫の天敵・トンボの模型をつけると、蚊やミツバチ、アブなどから身を守れるといわれています。

POWER SHARK アウトドアチェア

POWER SHARK アウトドアチェア（出典：Amazon）

　混雑している山ではベンチが空かないことも。コンパクトな折りたたみチェアを持っていけばいつでもどこでも休憩できます。

キーン ジャスパー ツー ウォータープルーフ

キーン ジャスパー ツー ウォータープルーフ（出典：Amazon）

　スニーカーや普段着で行ける低山でも急に天気が変わる可能性があるため、防水対策はしておきたいところ。防水仕様のスニーカーなら、雨が降っても足を守ってくれます。

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