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1万円以下の定番スマートディスプレイ「Echo Show 5(第3世代)」の進化点と便利さをチェック【前編】

» 2023年11月06日 17時00分 公開
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 Amazonから、Echo Showシリーズのエントリーモデルである「Echo Show 5」の第3世代モデルが発売されました。

Echo Show 5 第3世代 Echo Show 5 第3世代(出典:Amazon

 Echo ShowはAmazonが販売するスマートディスプレイ。声を掛けることによりさまざまな機能を実行できる「スマートスピーカー」に、情報を表示するディスプレイを搭載したものです。シリーズでもっともリーズナブルな「Echo Show 5(第3世代)」はどんなことができるのか、今回は前編として基本的な機能をチェックして行きましょう。

森坂光郎

森坂光郎

古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。

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1万円を切るリーズナブルな価格は魅力

 Echo Showシリーズで現在発売されているモデルは「Echo Show 5」「Echo Show 8」「Echo Show 10」「Echo Show 15」の4モデル。Echo Show 5は最もコンパクトなエントリーモデルです。Echo Show 8は8インチ液晶搭載のミドルモデル、Echo Show 10は10インチ液晶搭載モデル、そしてEcho Show 15は15インチ液晶を備えた唯一の壁掛けモデルとなっています。

Echo Show 5 第3世代 Echo Show 5 第3世代(出典:Amazon

 Echo Show 5(第3世代)では、新たにAZ2 Neural Edgeプロセッサーを搭載。前世代に比べて20%処理速度が速くなっています。またAlexaの反応感度を向上させるため、マイクも増設されています。加えて、スピーカーを刷新し、音楽やポッドキャスト、オーディオブック、動画などの音声を聴く際の低音を増強しており、よりクリアなボーカルと深みのあるサウンドを楽しむことができます。

 本体サイズは147(幅)×82(高さ)×91(奥行き)mmとコンパクト。ベッドサイドや卓上で置時計代わりに設置するのにもぴったりです。販売価格は9980円(税込、以下同)。1つ上のサイズのEcho Show 8の価格が1万4980円なので、1万円を切る価格は大きな魅力に感じるところですね。

Alexaに呼びかけてさまざまな情報を入手

 Amazon Echoは、Amazonが開発したスマートスピーカーのブランド。Echo Showはディスプレイ付きのEchoという位置付けです。そしてAmazon Echoシリーズ最大の特徴が、AmazonのAIアシスタントAlexa(アレクサ)に対応している点で、「アレクサ」と呼びかけることによってさまざまな機能を実行できます。

Echo Show 5 第3世代 Echo Show 5 第3世代(出典:Amazon

 最もオーソドックスな機能は情報の収集です。日付・時刻はもちろん、ニュースや天気予報、災害情報、スポーツの結果など、さまざまな情報を音声で読み上げてくれます。さらに、アラームの設定や解除、リマインダーを利用できるほか、Web検索も音声で行えます。また、音楽の再生も可能です。

 さらに、Alexa対応スマートホーム製品(別売)と一緒に使用すれば、テレビや照明、エアコン、監視カメラ、カーテン、玄関の鍵など、さまざまなものを音声で操作できるようになります。

音声でAmazonでのショッピングも可能

 Amazon Echoを使えば、さまざまなAmazonサービスを快適に利用でき、音声操作による買い物も可能です。設定で「音声ショッピング」を有効にしておくことにより、商品の購入のほか、価格の確認や再注文、キャンセルといった操作ができます。ただし、音声ショッピングの機能を利用するには、Amazonプライム会員の加入(有料)が必要となるので、あらかじめ契約をしておきましょう。

Echo Show 5 第3世代 Echo Show 5 第3世代(出典:Amazon

 Echo Showならばディスプレイを搭載しているため、Amazonプライムビデオのコンテンツも、音声で操作しながら快適に楽しむことができます。YouTube動画の再生も可能なので、就寝前の映像コンテンツ鑑賞にはぴったりのデバイスです。

 Kindleの電子書籍を音声で読み上げることも可能です。本の読み上げの一時停止/停止/再開や、章または時間単位での操作に加え、読み上げ速度を遅くしたり早くしたりと、快適に電子書籍の内容を聴ける機能が詰まっています。

 後編では、ディスプレイを使った活用機能についてチェックしていきます。

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