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Androidスマホ向け「スマートウォッチ」おすすめ3選 1万・2万・3万円台のコスパが良いモデルはコレ!【2023年11月版】(1/2 ページ)

» 2023年11月29日 16時45分 公開
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 さまざまなメーカーからスマートウォッチが販売され、安価なモデルも多くあります。一方で、「とにかく安くて、そこそこ性能が良い機種」を判断したり、「もう少し予算を上乗せして、より機能的な機種」などを自力で探すのは難しいものです。

フォト Amazfit GTR Mini

 この記事では、コストパフォーマンスの高い「Androidスマホ向けのスマートウォッチ」を紹介します。

井上晃

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway

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とにかく安く手に入れたい人は、「Redmi Watch 3」が狙い目!

 「Redmi Watch 3」は、中国の家電ブランド「シャオミ(Xiaomi)」が4月に発売したスマートウォッチです。対応OSは、Android 6.0、またはiOS 12.0以降。発表時の希望小売価格は1万7800円(税込、以下同)でしたが、11月下旬時点の直販サイトの販売価格は9980円となっています。

フォト Xiaomi Redmi Watch 3

 Android向けのウォッチとしては珍しく、スクエア型のデザインを採用。有機ELディスプレイのサイズは、1.75インチと大きめで見やすいのも使いやすいポイント。ストラップを含めて37gという軽量さや、5気圧防水仕様なども魅力です。

 カラーバリエーションは、基本色が「ブラック」と「アイボリー」の2色。別売のストラップは「アクアブルー」と「ライムグリーン」も用意されています。なお、ストラップの素材は基本的にシリコーンを採用していますが、「ブラック」のみTPUとなっている点を理解しておきましょう。

フォト Redmi Watch 3専用純正交換ストラップ(出典:Amazon

 ストラップに関しては「ポジションメモリループ」と呼ばれる、着脱を繰り返しても同じホールを使える仕組みが採用されていることもユニークです。

 Redmi Watch 3は、1万円を下回る価格帯でありながら、バッテリー持ちが通常使用モードで最大12日間、ヘビーユースモードで最大7日間と長めです。また、搭載センサー類についても、心拍数(血中酸素レベルセンサーを含む)、加速度計、ジャイロスコープ、地磁気センサーなど、基本的なライフログに欠かせないものは一通り備えています。

 位置情報測位に関しても、独立したGNSSチップを内蔵し、5つの測位システム(QZSS、BeiDou、GPS、GLONASS、Galileo)をサポートします。

 ワークアウトの測定も、120種類以上の種目に対応し、屋外ランニングやウォーキングなど6種類の種目は自動認識にも対応。さすがに画面の常時表示や、皮膚温計測のような機能は備えていないものの、ジョギングやウォーキングの記録をつけたり、手元で通知を確認するなどの用途を期待する人には、コストパフォーマンスの高い選択肢になるのではないでしょうか。

丸型デザインが欲しい人は「Amazfit GTR Mini」もチェック

 時計の形状は丸型が良いという人には、実売価格が1万9800円にはなりますが、3月に発売された「Amazfit GTR Mini」も検討したい選択肢となるでしょう。対応OSはAndroid 7.0以上、iOS 12.0以上です。

フォト Amazfit GTR Mini

 「Amazfit(アマズフィット)」は、まだ知らない人もいるかもしれませんが、中国のZepp Health Corporationが展開するヘルスケアブランドです。スマートウォッチ市場では、毎年展開される商品のバリエーションが多く、日本市場においてもすでに定番の存在となっています。

 同ブランドのラインアップにおいて「Amazfit GTR Mini」は、手頃な価格帯のデザイン重視な端末という印象です。ディスプレイは1.28インチの有機EL。ボディ素材にはステンレススチールとプラスチックが使われており、高級感のある外観ながらも、ストラップバンドを含めて35.2gという軽量さを兼ね備えています。

 また5気圧防水性能を備えており、日常使いでも選びやすい機種だといえるでしょう。

 カラーバリエーションは、「ミッドナイトブラック」「ミスティピンク」「オーシャンブルー」の3色です。ストラップはピンバックル式が採用されています。

 バッテリー持ちは、標準的な使用で最大14日間、ハードな使用で最大7日間、省電力モードを使うと最大20日間とされています。搭載センサーは、血中酸素レベルの測定をサポートした光学式心拍センサー、加速度センサー、3軸地磁気センサー、環境光センサーです。衛星測位は5つのシステムに対応します。先述の「Redmi Watch 3」と比べると、標準使用でのバッテリー持ちが少し長いことや、環境光センサーの有無に差がありますね。

もう少しこだわりたいなら、「HUWAEI WATCH GT4(41mm)」もおすすめ

 もう少し予算を捻出できるなら、ファーウェイ・ジャパンが10月に発売した「HUWAEI WATCH GT4」もおすすめです。同シリーズでは、41mmモデルと46mmモデルの2サイズが展開されており、それぞれデザインの路線が大きく異なります。

 今回コスパモデルとして紹介したいのは、小さい41mmモデルです。

フォト HUWAEI WATCH GT4(右端が最安の「41mmケース/ブラック(フルオロエラストマー)」モデル)

 価格はモデルによって異なり、3万2780円〜5万4780円とばらつきがあります。さすがに5万円を超えるとコスパモデルとは言い難いですが、最安値の「41mmケース/ブラック(フルオロエラストマー)」モデルなら、3万円から少し足が出た程度なので、検討候補に加えてもよいでしょう。

 ディスプレイは有機ELで、サイズは約1.32インチ。重量はベルトを含まない状態で約37gと、先述の2モデルと比べると少し重くなります。

 こちらも5気圧防水仕様となっています。搭載センサーとしては、加速度センサー、ジャイロセンサー、光学式心拍センサー、磁気センサー、気圧センサー、温度センサーです。先述の「Amazfit GTR Mini」と比べると、気圧センサーや温度センサーの有無が差になります。つまり、こちらはワークアウト時の標高の変化の記録や、体表面温度から女性の周期的な体調変化を予測する機能などが使えるわけです。

 なお、この記事で紹介した3機種は、それぞれ価格の目安として、1万円、2万円、3万円前後のものに分かれています。予算ごとにターゲットを絞りながら、詳細な仕様・機能をチェックしつつ、比較検討してみてください。

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