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Androidスマホ向けの「高機能スマートウォッチ」おすすめ3選 5〜6万円台で“外せないモデル”はコレ【2023年12月版】(1/2 ページ)

» 2023年12月05日 11時32分 公開
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 市場にはさまざまなスマートウォッチがあふれ、コストパフォーマンスの高いモデルが簡単に見つかるようになりました。しかし、最新世代のスマートウォッチとして、ポテンシャルを最大限発揮できるモデルの価格帯は、5〜7万円が相場といったところです。

フォト Google Pixel Watch 2(出典:Google Japan Blog

 そこでこの記事では、Androidスマートフォンのユーザーにおすすめの「ハイスペックスマートウォッチ」を紹介します。

井上晃

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway

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体脂肪率を測りたいなら「Samsung Galaxy Watch6」

 ヘルスケア目的で検討したいなら、まず「Galaxy Watch6」シリーズをチェックしてみましょう。同シリーズは、サムスン電子ジャパンが9月に発売したスマートウォッチです。

 文字盤は円形で、比較的シンプルな外観はシーンを問わずにマッチしやすいといえ、防水・防塵性能はIP68等級と5気圧防水に対応しています。

 Android 10以上を搭載し、メモリーが1.5GB以上あるスマホとペアリング可能です。

フォト Samsung Galaxy Watch6

 ラインアップとしては、スタンダードな「Galaxy Watch6」と、上位の「Galaxy Watch6 Classic」の2種類があり、「Galaxy Watch6」では40mmモデルと44mmモデルの2サイズが、「Galaxy Watch6 Classic」では43mmモデルと47mmモデルの2サイズが展開されています。

 公式オンラインショップにおける最小構成(Galaxy Watch6の40mmモデル)の価格は、5万160円(税込、以下同)です。

フォト Samsung Galaxy Watch6(40mm)

 なお、LTEモデルについては、従来世代通りauで販売されているほか、本世代ではNTTドコモでもLTE版が取り扱われていることもトピックです。

 機能面での最大の特徴は、同シリーズで初めてFeliCa(フェリカ)に対応したこと。つまり、Googleウォレットに登録した決済手段を用いて、VISAやMasterCardのタッチ決済や、モバイルSuica、iD、QUICPayなどの電子マネー決済などが行えます。

 また、「生体インピーダンス法(BIA)センサー」によって、体脂肪や骨格筋率などを簡易的にチェックできることも、同シリーズの特徴です。

デザインにこだわりたいなら「Google Pixel Watch 2」

 デザインを重視したいなら、「Google Pixel Watch 2」(以下、Pixel Watch 2)も検討候補に入れたい製品です。Pixel Watch 2は10月に登場したスマートウォッチで、22年10月に発売された「Google Pixel Watch」の後継機です。Android 8以降を搭載するスマホとペアリングして利用できます。

 Googleストアでの価格は、「Bluetooth/Wi-Fi」モデルが5万1800円、「4G LTE+Bluetooth/Wi-Fi」が5万9800円です。

フォト Google Pixel Watch 2(出典:Google Japan Blog

 ケース素材には新たに100%再生アルミニウムが、ストラップバンドには従来世代と同じく「ソフトタッチコーティング加工のフルオロエラストマー」が使われています。重さはケースのみで31gと、ハイエンド帯のスマートウォッチとしては非常に軽い部類です。

 なお、初代モデルもデザインが洗練されていましたが、Pixel Watch 2では、正面からリューズの根本が見えなくなったことで、ケースがきれいな円に見えるように改良されています。

フォト Google Pixel Watch 2 Champagne Goldアルミケース/Hazelアクティブバンド(出典:Amazon

 機能面で注目したいのは、新たに「皮膚温センサー」「皮膚コンダクタンスを測定する電気センサー(cEDA)」が追加されたこと。これらにより、例えば睡眠時の皮膚温の変動から体調変化の兆しを判断したり、ストレスを感じている状態を通知してスコア化してくれたりするウェルネス機能が使えます。

 なお、初代ではバッテリー持ちの短さが指摘されていましたが、Pixel Watch 2では搭載するSoCが強化されたこともあり、バッテリー持ちが改善されています。

アウトドアで使いたいなら「Amazfit T-Rex Ultra」

 登山やダイビングなど過酷なアウトドアシーンで使いたいなら、少し価格は上がりますが、アウトドア志向のスマートウォッチ「Amazfit T-Rex Ultra」も視野に入ってきます。こちらはAndroid 7.0以上、またはiOS 12.0以上のスマホとペアリング可能です。

フォト Amazfit T-Rex Ultra

 「Amazfit(アマズフィット)」は、中国のZepp Health Corporationが展開するヘルスケアブランドで、スマートウォッチ市場ではバリエーション豊かなモデルを展開しています。なかでも「Amazfit T-Rex Ultra」は、6月に発売されたアウトドア向けスマートウォッチで、腐食に強いサージカルステンレス(316L)が使われていたり、10気圧防水性能を備え、30mのフリーダイビングにも対応しています。価格は6万9900円です。

 機能としては、6種類の衛星測位システム(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS、NavIC)に対応し、デュアルバンド円偏波GPSアンテナを活用した高精度な位置測位が可能。また、ルートナビゲーションに関しては、オフライン地図機能も新たにサポートしています。

 バッテリー持ちも標準的な使用で最大20日間、省電力モードで最大25日間、ハードな使用で最大約9日間と長めです。

 スマートウォッチの高機能モデルは、これらのようにブランドや機種によってそれぞれ個性的な機能をセールスポイントにしています。自身の想定用途を具体的にイメージしながら、候補を絞っていきましょう。

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