「G-SHOCK」(カシオ計算機)の人気の理由の1つは、手頃な価格のモデルでも長く使えるタフネス性能と実用性を備えるコストパフォーマンスの良さだと言えるでしょう。ですが、G-SHOCKにはメタルパーツなどを採用した高級感のあるモデルもそろっており、G-SHOCKワールドの魅力を形作っています。
ちょっと奮発して、所有感も満たしてくれるプレミアムなG-SHOCKを相棒にしてみたいもの。ここでは、予算10万円までの価格帯のG-SHOCKをピックアップしてみました。ウォッチ選びの参考にしてみてください。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
「MT-G」はG-SHOCKのプレミアムライン。メタルパーツを多用した重厚で上質な存在感が魅力ですが、その中から実売価格が10万円を切る「MTG-B1000D-1AJF」を紹介します。
メタルと樹脂を融合したラウンドケースをベースに、大型のりゅうずガードやサイドボタンなどがG-SHOCKらしい無骨さも感じさせるデザイン。メタルパーツは仕上げ分けすることで質感を高めており、傷つきにくいサファイアガラス風防もプレミアムモデルらしい風格を構成しています。
バンドを接続するラグ(カン足)とパイプを一体化することでモジュールを保護する「コアガード構造」などでタフネス性能もしっかり確保。G-SHOCKでは珍しい、液晶表示のないフルアナログの文字板も特徴的です。
「MTG-B1000D-1AJF」は、メタルパーツの裏側に軽量な樹脂を組み合わせた「レイヤーコンポジットバンド」をセットしたバリエーションで、実売価格は約9万7000円から。樹脂バンドモデルの「MTG-B1000-1AJF」なら実売約8万8000円から入手できます。
サイズ:55.8(縦)×51.7(横)×14.4(厚さ)mm
重量:182g
ケース・ベゼル:樹脂、ステンレススチール
ガラス:サファイアガラス(内面反射防止コーティング)
バンド:レイヤーコンポジットバンド(ステンレス&ファインレジン)
主な機能:トリプルGレジスト(耐衝撃構造、耐振動構造、耐遠心重力性能)、20気圧防水、タフソーラー、電波時計(世界6局)、モバイルリンク、ねじロック式りゅうず、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、フルオートカレンダー、LEDライト
実売価格(税込):約9万7000円から
2023年に注目されたG-SHOCKの1つがMUDMASTER(マッドマスター)の新モデル「GWG-B1000」でしょう。多面体で構成されたメタル外装をまとったデザインや、専用スマホアプリと連携した機能性など多彩な特徴を備えていますが、最新モデルだけあって予算10万円はちょっと厳しいところです。
そこでMUDMASTERの既存モデルのハイエンド「GWG-2000」をピックアップ。がれきや土砂が散乱するハードな環境に耐える防塵・防泥構造や、方位と気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサー、電波ソーラーといったMUDMASTERとしての実用性は最新モデルとほぼ同等に備えています。
54.4mmというビッグなケースに、カーボン繊維を練り込んだ樹脂を熱プレスで成形したフォージドカーボンベゼルや、重機のグリップをイメージしたテクスチャ付きの幅広バンドなど、ゴツさを極めたルックスはGWG-2000ならではのものです。
「GWG-2000-1A3JF」はレッドの差し色をあしらい、バンドにオリーブグリーンを採用したバリエーションで、実売価格は約8万5000円から。ブラックを基調とした「GWG-2000-1A1JF」も選べます。
サイズ:61.2(縦)×54.4(横)×16.1(厚さ)mm
重量:106g
ケース・ベゼル:樹脂、ステンレススチール
ガラス:サファイアガラス(内面反射防止コーティング)
バンド:樹脂バンド
主な機能:耐衝撃構造、防塵・防泥構造、カーボンコアガード構造、20気圧防水、タフソーラー、電波時計(世界6局)、トリプルセンサー(方位、気圧/高度、温度)、ねじロック式りゅうず、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、フルオートカレンダー、ダブルLEDライト(フルオート)
実売価格(税込):約8万5000円から
人気の高いオクタゴン(八角形)ベゼルモデル「2100」シリーズのフルメタル「GM-B2100」は、2022年の登場以来高い人気をキープし続けています。
緻密に成型されたステンレスベゼルの天面には円周状のヘアラインを、バンドには縦のヘアラインを施し、ベゼル斜面やボタン、裏ぶたにはミラー加工を──と、部位ごとに異なる仕上げが質感を高めています。複数パーツで立体感を出した文字板や、プレミアムG-SHOCKの証であるスクリューバックなど、カジュアルな2100シリーズがオンタイムにもふさわしいたたずまいに仕立てられています。
バリエーションの中では、シルバーが輝く「GM-B2100D-1AJF」が実売価格は約6万2000円から。精かんなブラックの「GM-B2100BD-1AJF」や華やかなゴールドの「GM-B2100GD-9AJF」も見逃せません。インデックスや針にマルチカラーを採用した「GM-B2100PC-1AJF」「GM-B2100BPC-1AJF」も登場しており、それぞれ実売7万円台以内で購入できます。
サイズ:49.8(縦)×44.4(横)×12.8(厚さ)mm
重量:165g
ケース・ベゼル:ステンレススチール
ガラス:無機ガラス
バンド:ステンレス無垢バンド
主な機能:耐衝撃構造、20気圧防水、タフソーラー、モバイルリンク、スクリューバック、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、フルオートカレンダー、ダブルLEDライト(フルオート付き)
実売価格(税込):約6万2000円から
初代G-SHOCKを受け継ぐスクエアデザインをそのままフルメタル化した「GMW-B5000」シリーズは、今やプレミアムG-SHOCKの定番の座をがっちりと占めています。そのニューフェイスとして今年登場したのが、フェイスにマルチカラーとグラデーションを配した2モデルです。
フェイス外周のガラス面に、ブルーとグリーンのグラデーションカラーの蒸着が施されているほか、機能表記や蒸着面の内側にもレッドやイエローなどのアクセントカラーも。メタルパーツでスタイリッシュに仕上げられたGMW-B5000のフェイスがカラフルに彩られ、新たな個性を獲得しています。
「GMW-B5000PC-1JF」はシルバーモデルがベースで実売価格は6万4000円台から。ブラックモデルをベースにした「GMW-B5000BPC-1JF」は実売約7万1000円からとなっています。
サイズ:49.3(縦)×43.2(横)×13(厚さ)mm
重量:167g
ケース・ベゼル:ステンレススチール
ガラス:無機ガラス
バンド:ステンレス無垢バンド
主な機能:耐衝撃構造、20気圧防水、タフソーラー、電波時計(世界6局)、モバイルリンク、スクリューバック、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、フルオートカレンダー、LEDバックライト(フルオート付き)
実売価格(税込):6万4000円台から
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