ゲーミングPCは、10万円以下の安価なものから、数十万もするハイエンドモデルまであり、価格の幅が大きく、どれを選ぶべきか悩みがちです。
もし、幅広いゲームタイトルをある程度快適にプレイしたいならば、価格とパフォーマンスのバランスが良い15〜20万円程度の価格帯をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、15〜20万円程度の予算でゲーミングPCを検討する場合、おすすめのモデルを3つ紹介します。
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
「GALLERIA XL7C-R45H」は、サードウェーブが2023年6月に発売したモデルです。
複数のバリエーションが存在しますが、ここでは「1TB Gen4 SSD」を搭載したモデルをピックアップ。OSはWindows 11 Home 64ビット。直販サイトでの価格は、17万9980円(税込、以下同)です。
GALLERIAのゲーミングノートPCでは、「R」(スタンダードモデル)、「X」(ミドルクラスモデル)、「Z」(ハイクラスモデル)、「U」(新コンポーネント搭載モデル)という4つのシリーズを展開しており、同機はミドルクラスの「X」に相当します。
ディスプレイサイズは16インチで、リフレッシュレートは165Hzに対応。狭額縁ベゼルが採用されたデザインであり、外観が派手ではなく、普段使いもしやすい一台だと感じます。
重さは約2kg、バッテリー駆動時間は約8.3時間となります。
プロセッサーにはCore i7-13700Hを、グラフィックスにはGeForce RTX 4050 6GB LaptopGPUを搭載。メモリは16GB、ストレージは1TBのGen4 SSDを備えます。
公式サイトに記載されている3DMark Time Spyのスコアは7741。フルHD画質なら大抵のゲームを快適に遊べるでしょう。
もう少しコンパクトな製品が欲しいという場合には、マウスコンピューターが2023年5月に発売した「G-Tune E4」も狙い目です。
G-Tuneブランドとして初めて14インチのディスプレイ(144Hz対応)を採用し、モバイル用途を意識したモデルとなっています。価格はメモリ16GBを搭載する「G-Tune E4-I7G60DB-B」を選ぶと19万9800円です。
プロセッサーにはCore i7-12650Hを、GPUにはGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載。メモリは16GB、ストレージは500GB (NVMe Gen4×4)を備えます。
本体の重さは約1.8kgで、約12時間のバッテリー駆動が可能です。3年間のセンドバック修理保証と、24時間×365日電話サポートが付いている点も見逃せません。
最新のモデルを選びたいという人には、ASUS JAPANが1月24日に発表したばかりの「ASUS TUF Gaming F16 FX607JV 」もおすすめ。型番「607JV-I7R4060S」のモデルは、実売価格19万9800円でギリギリ予算20万円に収まります。
シリーズ初となる16インチディスプレイを採用しており、アスペクト比も縦に長い16:10です。リフレッシュレートは165Hzに対応します。
重さは約2.27kgありますが、米国国防総省が定めるミル(MIL)規格(MIL-STD 810H)に準拠した堅牢性も備えており、衝撃や振動、温度変化などにもある程度の耐性がある点が安心です。
OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載。プロセッサーにはCore i7-13650HXを、GPUにはGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載します。
ミッドレンジモデルでありながらも、メモリ32GBを搭載。ストレージも1TB(PCI Express 4.0 x 4接続 NVMe/M.2)を備えます。バッテリー駆動時間は、動画再生時で約8.0時間です。
こちらのモデルは3月下旬以降に発売される予定となるため、気になった人は動向を追っておきましょう。
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