自分にマッチするものを、かっこよくつけこなしたい「腕時計」。腕時計の製品選びにおいて、「手首が太い/細い」などの体型が影響するのも事実です。
そこでここでは、手首が細い男性に最適な腕時計の中から、特にカジュアルな場面にぴったりのモデルをご紹介します。
物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。
普段使いに最適な1本をお探しの方には、米国ブランドの定番モデルをおすすめします。
タイメックス(Timex)は、1854年に米コネチカット州にて創業した時計メーカー。「キャンパー」は、同ブランドのアイコンとも言うべきシリーズです。「大量生産する腕時計」として、腕時計の世界に変革をもたらした「ベトナム戦争向けの腕時計」の民生モデルとなります。
ケース径が約36mmと、細めの手首にもなじみが良いサイズ感。インデックス(時指標)にアラビア数字が配されたダイヤルは視認性が高く、ミリタリーアイテムらしい実用本位さが特徴です。ムーブメントはクオーツ式となる点も、普段使いにフィットするポイントだと言えるでしょう。
さまざまなファッションになじむ、持っていて“間違いのない1本”です。本機のカラーはブラックですが、より「ミリタリー感」が感じられるブラック&グリーンの組み合わせもおすすめです。
本格的なスポーツウォッチをお探しの方には、ヴィンテージウォッチさながらのデザインと仕上げが魅力的な1本をご紹介します。
「H76419931」は、ハミルトン社が70年代に英国空軍向けに供給していた、パイロットウォッチのスタイルを復刻させたモデルです。当時に流行したスタイルを再現した、「トノー型」と呼ばれるケース形状。文字盤には日光の反射を抑えるためにマットな仕上げが施されるなど、軍隊向けアイテムらしい質実剛健さが感じられます。
本機のケース径は33mmと、細めな手首にも収まりが良いサイズ感です。ワイルドなディテールがクラシカルなサイジングにより中和され、幅広いスタイリングになじみやすい点がポイントです。機構部には、ハミルトン専用の手巻きムーブメント「H-50」を採用。約80時間の標準動作時間を誇ります。本ムーブメントの振動数は毎秒6振動の「ロービート仕様」。秒針の運針に“カクカク感”が見られる点が、手巻きモデルらしい味を感じられるポイントです。
人とは少し違ったモノが好きな方に、ぜひおすすめしたい1本です。ケースはステンレス製でバンドはナイロン製。10気圧防水です。別型番にて、文字盤とバンドが仕様違いとなるモデルも用意されています。
細めな手首にもフィットするデジタルモデルをお探しの方には、“80年代の空気”が感じられるアナデジモデルをピックアップします。
「JG2101-78E」は、シチズンの「レコードレーベル」からの1本。4分割された独特なスタイルの文字盤は、アナログ表示とデジタル表示とを併用した仕様です。表示モードを選択することで、日付や時刻だけでなく温度も表示可能です。
ケース幅が約31mmと控えめなサイズ感に加え、周辺部(ブレスレットなど)のデザインのシンプルさや、外装部材が金属(ステンレス)となる点も本機の特徴です。基本的にはカジュアルなスタイルとなる本機ですが、スーツやジャケットスタイルとの相性も良好です。
幅広い場面で活用できる、おしゃれな1本だと言えるでしょう。ムーブメントはクオーツ式です。本機はスタンダードモデルですが、80〜90年代の名作映画とコラボしたシリーズモデルにも注目です。
今回は「手首が細い男性」におすすめの腕時計をご紹介しました。正統派なモデルから“こだわり”が光る1本まで、幅広い製品が存在することが分かりました。
「自分は標準的な体型・サイズではない」と感じると、モノ選びも億劫になってしまうもの。ですが実際にはさまざまな選択肢があるので、「サイズの問題」を過度に恐れる必要はないでしょう。本記事の内容が、あなたの愛用機選びのご参考になりますと幸いです!
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