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実用性重視で厳選 機能とコスパを両立した「電波ソーラー腕時計」のおすすめモデルを紹介 セイコーやシチズン プロマスターなど【前編】

» 2023年12月23日 08時00分 公開
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 2023年も、残すところあとわずか。年末に身の回りのモノを新調して、新たな気分で新年に望むのも良いでしょう。

セイコー SBTM323 セイコー SBTM323(出典:Amazon

 ここでは、日常使用での高い利便性が自慢の「電波ソーラー腕時計」の魅力と、おすすめの製品を、「前編」「後編」に分けてご紹介します。

物欲紳士

物欲紳士

物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。

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「機能性」と「コスパ」との両立

 趣味性の高さが特徴の機械式腕時計に対し、コストパフォーマンスの良さと精度の高さとを両立させた点が、「クオーツ式」の腕時計の特徴です。さらに定期的な電池交換が不要で、標準電波を用いた時刻修正に対応した「電波ソーラー式」は、近年普及が進んだためにコスパも良好に。「抜群の機能性」「入手のしやすさ」とを兼ね備えた腕時計です。実用性を何よりも重視したい方にとっては、もってこいの選択肢だと言えるでしょう。

シチズン プロマスター AT6080-53L シチズン プロマスター AT6080-53L(出典:Amazon

 以下では、そんな「電波ソーラー式の腕時計」のおすすめ製品の中から、お仕事からプライベートまで活躍できるモデルをピックアップ。その魅力をご紹介します!

普遍性と現代性とのバランスの妙 セイコー セイコーセレクション SBTM323

 まずはじめに、セイコーのスタンダードコレクションから「SBTM323」をご紹介します。流行に左右されないスタイルの中に“セイコーらしさ”が詰まった1本です。

セイコー SBTM323 セイコー SBTM323(出典:Amazon

 本機の外観でまず目を引くのは、菱形を変形させた「ドルフィン型」と呼ばれる時分針の形状です。インデックス(時指標)はシンプルなバー形状ですが、12時位置の指標には中心線が配されたデザインとなっています。これらの特徴は、60年代にセイコーが高級モデル「グランドセイコー」で確立し、以降の歴代モデルで継承してきた、セイコーがスタンダードとしてきたスタイルです。

セイコー SBTM323 セイコー SBTM323(出典:Amazon

 本機では伝統の“セイコーのスタイル”を踏襲する一方で、時分針には夜光を配し、ソーラー発電に対応した文字盤を組み合わせています。「セイコーの伝統」と「現代的な表情」とを組み合わせることで、高級機とはまた一味異なったアクティブな魅力を備えたデザインに仕上がっています

 機構部には、世界5エリア6局の電波受信に対応し、フル充電で9カ月間の駆動が可能な電波ソーラー式ムーブメントを搭載しています。さらに風防(文字盤前面のガラス体)には小傷に強いサファイアガラスを使用し、耐磁1種に対応するなど、実用面でも頼れるスペックを誇ります。

セイコー SBTM323 セイコー SBTM323(出典:Amazon

 飽きのこないデザインに加え、永年愛用するのにふさわしいスペックを備えた1本だと言えるでしょう。日本製で10気圧防水。ケース径は39.5mmで、ケースとブレスレットはステンレス製です。本機は黒文字盤ですが、別型番にて他の文字盤色のモデルも用意されています。

アクティブさと汎用性との匙加減 シチズン プロマスター エコドライブ AT6080-53L

 よりカジュアルな服装に合わせやすく、かつオンスタイルでも着用可能な1本をお探しの方には、シチズンのお家芸とも言える「エコ・ドライブ」を採用した1本をご紹介します。

シチズン プロマスター AT6080-53L シチズン プロマスター AT6080-53L(出典:Amazon

 「AT6080」は、シチズンのスポーツライン「プロマスター」からの1本。視認性を重視し、インデックスに大型のアラビア数字を配した文字盤からは、適度なスポーティーさが感じられます。本機はアクティブなデザインの文字盤に、メタルブレスレットを組み合わせることで、オン/オフに関わらず着用できる外観に仕上がっています。

 本体ケースとブレスレットには、シチズンが誇る「スーパーチタニウム」を使用。チタン部品の表面処理には、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクト」を採用しています。チタン素材の長所である耐アレルギー性と軽量性に加え、擦り傷にも強いという“3拍子揃った特性”を誇ります。風防にはサファイアガラスを採用し、20気圧防水に加えて耐磁1種に対応するなど、永年の愛用に応えてくれるスペックを備えています。

外装には、シチズンが得意とするチタン素材を採用 外装には、シチズンが得意とするチタン素材を採用(出典:Amazon

 駆動部には、国内での電波受信に対応した電波ソーラー式のムーブメントを搭載。日付表示に加えて曜日表示が追加された「デイデイト表示」に対応したカレンダーは、標準電波を用いた自動修正にも対応しています。

 幅広いシーンに対応でき、高い機能性と耐久スペックとを備えた実用機だと言えるでしょう。ケース径は約39mmです。本機は紺文字盤ですが、文字盤とベゼルが黒色となるカラーバリエーションモデルにも注目です。

セイコーの伝統と先進性を感じる1本! セイコー アストロン オリジン SBXY035

 よりドレス向きな1本をお探しの方には、セイコーの先進性を象徴するブランド「アストロン」のスタンダードモデルをおすすめします。

セイコー アストロン SBXY035 セイコー アストロン SBXY035(出典:Amazon

 「SBXY035」は、世界初の量産クオーツ腕時計として知られる、初代「アストロン」(1969年発売)へのオマージュが感じられる3針モデルです。ケース厚が約9.6mmと薄手のサイズ感で、ドレスシャツのカフスへの収まりが良い点が特長です。ローマ数字を併用したインデックスやドレッシーな針型、レザーバンドとの組み合わせも、スーツなどのビジネスウェアとの相性を高めてくれるポイントです。

 駆動部には、世界5エリアの電波受信に対応した電波ソーラームーブメントを搭載。本体ケースの素材には独自の表面処理技術「ダイヤシールド」を施した純チタン、風防の素材には低反射コーティングを施したサファイアガラスを使用するなど、素材の面でも「アストロン」のブランドにふさわしく、現代性が感じられる仕様となっています。

 冠婚葬祭やビジネスに好適なスタイルながら“現代の腕時計”としての利便性も兼ね備えた、「トラッドさ」と現代性を併せ持つ1本だと言えるでしょう。日本製で10気圧防水、ケース径は約39mmです。

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