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家の鍵をオートロックにできる! スマホや指紋などで開けられる「スマートロック」おすすめ3選【2024年3月版】

» 2024年03月22日 13時00分 公開
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 外出した後に「あれ、カギ閉めたっけ?」と不安になった経験は誰しもあるでしょう。そんな時にスマートフォンを使って施錠確認や施錠・解錠操作、オートロック機能が使用できる「スマートロック」があると便利です

スマートロック 「SADIOT LOCK2」(出典:SADIOT LOCK

 ここでは、おすすめの「スマートロック」を3つピックアップして紹介します

井上晃

井上晃

スマートロックやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway

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おすすめ「スマートロック」:Qrio Lock

 「Qrio Lock(キュリオロック)」(Q-SL2)は、粘着テープでドアに固定し、ドアに設置されたサムターン式の鍵の施錠・解錠を自動化できるスマートロック製品です。

 2018年夏に発売されたモデルで、スマートロックとしては定番の一台。実売価格は1万8000円ほど(税込、以下同)です。

スマートロック 「Qrio Lock」(出典:Amazon

 ドアに開閉式センサーをセットしておくことで、ドアが閉まったときに自動でカギが閉まるオートロック機能が利用できるのがポイント。また登録したスマートフォンを持ってドアに近づくと、自動で開錠する「ハンズフリー解錠」機能も備えています。

 さらに、別売の「Qrio Hub(キュリオハブ)」を導入すると、ネットワーク経由で外出先から施錠・解錠操作を行えるようになります。

 またスマートフォンのアプリから施錠と解錠の履歴を確認できたり、家族が帰宅するとスマートフォンに通知が届いていつ誰が帰宅したのか分かったりとセキュリティや見守りの視点でも嬉しい機能が多く備わっています。

 スマートフォンを持っていない家族でも鍵を開けられるように、オプションで専用のリモコンキー(Qrio Key/Qrio Key S)や、キーパッド(Qrio Pad)、キーパッドと連動するカードキー(QrioCard)なども展開されています。

 必要に応じて適したバリエーションを選択できることも、同製品のメリットだと言えるでしょう。

 バッテリーは、リチウム電池(CR123A)2本で駆動。予備の電池2本もセットでき、電池4本で1日約10回の動作を想定した理論値で約1年以上継続利用できます。

おすすめ「スマートロック」:SwitchBotロックPro

 「SwitchBotロックPro」は、SwitchBotが2023年11月に発売したモデルです。粘着テープでドアに固定し、サムターン式の鍵の施錠・解錠をコントロールできる製品で、オートロック機能などもしっかり備えます。ハブとなるデバイス(SwitchBot ハブ2)に連携させれば、ネットワーク経由で遠隔操作が行える点も同じです。

 メーカー希望小売価格は1万5980円。先述のQrio Lockと比べると少しお安い価格帯に収まっています。しかも、ドアがロックされていない際にアラートの通知が届いたり、施錠・解錠の履歴も確認できたりと前世代モデルからセキュリティ面が強化されたことで、安心して選びやすいモデルに仕上がっている印象です。

スマートロック 「SwitchBotロックPro」(出典:Amazon

 このモデルの特筆すべきポイントは3つ。1つ目は、駆動に必要な電池がリチウム電池(CR123A)ではなく、単3形乾電池であること。単3形乾電池4本をセットすると約9カ月間(約270日)駆動できるとのことです。

 2つ目は、デバイスのタッチ操作で簡単に解錠できる「クイックキー」設計を採用していること。解錠速度が同社の前世代モデルと比べて倍に改善されていることも見逃せません。

 3つ目は、オプションで指紋認証機能を備えたキーパッドが用意されていること。家族の指紋を登録しておけば手ぶらでもスマートに解錠できます。このキーパッドに対応するカードキーも用意されてはいますが、ゲストに渡したりする用途を除けば家族の利用は基本的に指紋で十分でしょう。

おすすめ「スマートロック」:SADIOT LOCK2

 「SADIOT LOCK2(サディオロックツー)」は、2022年11月にミネベアショウワが発売したモデルです。こちらも両面テープでドアに固定するタイプのスマートロック。公式ストアでの価格は1万3200円で、今回紹介する3製品の中では最も安価です。リモコンキーとHubをセット購入すると、合計金額が2200円安くなる点も見逃せません。

スマートロック 「SADIOT LOCK2」(出典:Amazon

 またSADIOT LOCK2は、カラーバリエーションが豊富であり、「ブラック」「ホワイト」「ショコラブラウン/シルバー」「クレイベージュ/シルバー」「ストーングレイ/シルバー」の5色からドアに合うモデルを選べるため、ドアのデザインとの相性を考えながら選べることもポイントです。

 機能面としては、ドアに近づくだけで解錠できるハンズフリー機能や、ドアが閉じたあとに鍵を閉めるオートロック機能、合鍵権限のシェアなど基本的な機能にしっかり対応しています。先述した2台で提供されていたような屋外用のキーパッドこそありませんが、それが不要という人ならばSADIOT LOCK2を選んでも十分満足できるでしょう。

 なお、電池については、リチウム電池(CR123A)電池2本で約6カ月間、4本で12カ月間持つとされています。

 最後になりましたが、スマートキーを購入する際には、自宅のドアのサムターン部分にうまくセッティングできるかどうか形状のチェックも重要です。購入時には製品の寸法を調べ、自宅のドアと鍵の形状が対応しているかどうかの確認もお忘れなく。

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