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行き先はチェーン店やスーパー? 定番の観光とは一味違う「沖縄の楽しみ方」 地域限定品や沖縄ならではの雰囲気を堪能!

» 2024年03月24日 10時00分 公開
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 沖縄料理好きが高じて、気がつけば来沖歴は7回。定番スポットのほぼ全てを巡った筆者が、定番の観光とは一味違う沖縄の楽しみ方を紹介します。キーワードは全国チェーン店、コンビニ、そして地元スーパーです!

フォト 定番の観光とは一味違う沖縄の楽しみ方を紹介

大屋雄一

大屋雄一

モーターサイクル&自転車ジャーナリスト。短大卒業後、好きが高じて二輪雑誌の編集プロダクションに就職し、6年の経験を積んだのちフリーランスへ。ニューモデルの試乗記事だけでもこれまでに1500本以上執筆し、現在進行形で増加中だ。また、中学〜工高時代はロードバイクにものめりこんでいたことから、10年前から自転車雑誌にも寄稿している。キャンプツーリングも古くからの趣味の一つであり、アウトドア系ギアにも明るい。

→著者のプロフィールと記事一覧

定番スポットや地元料理を堪能した筆者がたどり着いた先は……

フォト 万座毛、首里城、那覇国際通りなど、定番観光地はほぼ制覇した筆者

 2017年に初めて訪れてから、毎年のように沖縄を観光しています。利用した移動手段はレンタカーを筆頭に、レンタルバイク、レンタル自転車、持参した折りたたみ自転車などさまざまで、観光サイトや地元パンフレットにある定番・穴場スポットをたくさん巡りました。

 そんな筆者が、これから沖縄を訪れようと計画している方におすすめしたいのが、普通のチェーン店やコンビニなどです。それでは順を追って紹介しましょう。

はま寿司には沖縄そばが!

フォト はま寿司

 この2月に沖縄に行ったとき、北谷町にあるはま寿司を訪れました。外観も店内も見慣れたはま寿司。この安心感は全国チェーン店ならではでしょう。同じく使い慣れたタッチパネルをスクロールしていると……ありました、「沖縄人気メニュー」という文字が! 「地域限定」というロゴのある沖縄そば、ポーク玉子握り、そして三枚肉握りをオーダーしました。

フォト 使い慣れたタッチパネル。よく見ると沖縄人気メニューというタグが
フォト 訪れたのは北谷伊平店。沖縄そば、ポーク玉子握り、三枚肉握りを注文

 沖縄そばは量こそ少なめですが、麺のコシ感やだしの風味はまさにそれ。ポーク玉子握りと三枚肉握りはどちらも酢飯とマッチして、子供も好みそうな味に仕上げられています。

 嘉手納基地や普天間飛行場などが近いこともあり、昼時は基地関係者と思しき米国人の家族連れで混雑していました。その数は日本人よりも明らかに多く、入口の発券機には英語による手書きの紙が貼られていたほど。限定メニューも含め、この雰囲気は沖縄のはま寿司ならではでしょう。

ダイソーには地元限定トートなども

フォト イオンモール沖縄ライカムのダイソーは、入口でシーサーがお出迎え

 国内だけで4000店舗以上を展開する100円ショップチェーンのダイソー。沖縄県内には60店舗以上あり、筆者はツーリング中に切れてしまった荷ひもを買いに駆け込んだことがあります。

フォト 沖縄限定品コーナーも。帆布製の白いトート(左下)は200円

 そんな便利なダイソーには、沖縄でしか買えない限定品も販売されています。シークヮーサーや黒糖など地元の名産を使ったお菓子をはじめ、置物やキーホルダー、トートバッグなどなど種類は豊富。お土産を低予算で大量に買いたい人にとっては穴場かもしれませんね。

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イオンモールは沖縄色豊か 泡盛好きならイオンリカーへ

 全国各地、地方でも目にする機会が多いイオンモール。首都圏近郊に住んでいる人にとっては、大型スーパーの一つという認識でしょう。しかし、地域によっては日常の買い物に欠かせない存在で、平日でもたくさんの人が訪れています。

フォト 沖縄ライカムのポケモンセンター。ピカチュウが琉装でお出迎え

 筆者は北中城村にあるイオンモール沖縄ライカムを訪れました。ライカムとは、統治下時代にこの地にあった琉球米軍司令部 (Ryukyu Command headquarters)の通称に由来し、現在は正式な地名となっているのです。

 敷地面積は約5万3000坪で、県内のショッピングモールでは最大となります。駐車場も広大ですが、平日でも7〜8割が埋まる時間帯もあるので、余裕を持って訪れることをおすすめします

フォト 紙パックの泡盛のラインアップに驚く

 中にはイオングループの酒類専門店「イオンリカー」があります。沖縄と言えば、主にタイ米を原料に造られる蒸留酒「泡盛」が特産品の一つですが、ここイオンリカーには那覇空港の土産店では見られないような稀少な銘柄まで豊富にそろっています

 筆者が何より驚いたのは、紙パックの泡盛の豊富さです。都内のスーパーではせいぜい1〜2種類ですが、沖縄では銘柄もサイズもたくさんあり、さすが地元です。紙パックなら瓶よりも軽量ですし、アドバイスをもらいつつお土産を選ぶのもよいでしょう。

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ファミチキは沖縄発祥 サーターアンダギーも販売

 コンビニチェーンのファミリーマートの沖縄県初出店は1987年で、ローソンの1997年、セブンイレブンの2019年よりもはるかに早いのです。

フォト 沖縄のファミマで買ったサーターアンダギー

 そんなファミマの人気ホットスナックと言えば「ファミチキ」ですが、沖縄県が発祥なのをご存じでしょうか。沖縄には天ぷら(一般的な天ぷらよりも衣が厚め)をおやつ感覚で食べる文化があり、店内にフライヤーを導入するなどして2000年頃にフライドチキンを発売。すると瞬く間に大ヒット! すぐに全国展開へと発展したのです。

 ホットスナックにあまり興味のなかった筆者ですが、ファミマで沖縄の揚げ菓子・サーターアンダギーが並んでいるのを発見したので購入してみました。サイズが大きめで、電子レンジで温めてくれるので満足度が高いです。

フォト ファミマのコーヒー泡盛やアセロラ泡盛などもおすすめ

ローカルスーパーはアミューズメントパークだ

フォト かねひでは地元民御用達の台所

 最後に紹介するのは、沖縄県のローカルスーパーです。サンエー、かねひで、丸大、ユニオン、りうぼうなどがあり、それぞれに特色はありますが、共通するのは県外ではほとんど見られない食材や調味料、惣菜などがずらりと並んでいることです。

フォト タマン、ミーバイ、ミジュンなど、聞いたことのない名称の魚がずらり

 酒類コーナーの大半を占めるのが泡盛というのも沖縄ならではで、日本酒や焼酎、ワインなどは隅の方に追いやられています。先に紹介したイオンリカーまで足を運ぶのが難しいという方は、ローカルスーパーをのぞいてみるというのも手でしょう。

フォト 泡盛は瓶よりも紙パックの方が圧倒的に売れているとのこと
フォト 本州ではなかなか見られないラインアップ

 以上、駆け足でマニアックな沖縄の楽しみ方を紹介しました。皆さんもぜひ自分なりの「沖縄」を発見してみてください!

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