この春に気になる「新作スマートウォッチ」3選 “体組成”をチェックできるAmazfitなど高機能モデルが続々と登場【2024年最新版】

[井上晃，Fav-Log]

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　2023年末から2024年にかけて、続々とスマートウォッチの新モデルが発売されています。ここでは、その中でも日常使いに適した3つのモデルをピックアップして紹介します。

Xiaomi Watch S3（出典：Amazon）

　それぞれ、スタンダードなモデルでありながらも、個性的な特徴で差別化が図られています。ベゼル着せ替えができる機能や、体脂肪率や筋肉量などの「体組成」を簡易的にチェックする機能、デザイン・機能ともに女性ユーザーにフォーカスしたコンセプトなど注目の機能を備えており、要チェックです。

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter：＠kira_e_noway

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ベゼルを着せ替えられる「Xiaomi Watch S3」

　1つ目の「Xiaomi Watch S3」は、シャオミ（Xiaomi）が2月末に発売したスマートウォッチです。直径約1.43インチの円形AMOLEDディスプレイを備えており、ベゼル部分が交換可能なことがユニーク。着せ替え用ベゼルを装着すると、サウンドが再生されるとともに専用ウォッチフェイスに自動的に切り替わる仕組みも備えます。

Xiaomi Watch S3

　同機の価格は1万8980円（税込、以下同）で、スマートウォッチとしては手頃な部類でしょう。基本のカラーは「シルバー」「ブラック」の2種類を展開。さらに、別売りのストラップ＆ベゼルとして、「オーシャンブルー」（3980円）、「クロームイエロー」（6480円）、「デュアルトーンセラミック」（6480円）、「レインボー」（6980円）の4種類がラインアップされています。

　OSに同社独自の「Xiaomi HyperOS」を採用しています。機能としては、150種類以上のスポーツモードに対応し、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツにも新対応。5つの衛星測位システムをサポートした高精度な位置情報の計測も可能です。5ATMの防水もサポートします。

　バッテリー持ちは通常使用で約15日間。独自の急速充電テクノロジーにより、5分間の充電で最大2日間駆動することもポイントです。

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体組成をチェックできる「Amazfit Balance」

　2つ目は、Zepp Health Corporationが「Amazfit（アマズフィット）」ブランドから2023年10月に発売した「Amazfit Balance（アマズフィットバランス）」です。同機は、2022年10月に発売された「Amazfit GTR4」の実質的な後継に相当する日常向けのモデルであり、プレスリリース上では「日常生活、健康、フィットネスに最適なライフスタイル特化型のフラッグシップモデルとなる、心とからだを整えるバランスウォッチ」と紹介されています。価格は3万9900円です。

Amazfit Balance

　仕様としては、1.5インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、独自のオペレーティングシステムの最新世代である「Zepp OS 3.0」で駆動します。カラーは「ミッドナイト」「サンセットグレー」の2色展開です。

　ユニークな機能としては、体組成（体脂肪率、筋肉量、基礎代謝など）の測定ができることが挙げられます。また、メンタルとフィジカルの状態を数値化した「レディネススコア」を計算して提示してくれる機能も備えており、日々の健康管理に活用できるでしょう。

　ワークアウトに関しては、AIを活用してパーソナライズされたトレーニングプランを生成してくれる機能がポイント。さらに位置情報の測定については、高層ビルのある都市や高い木のある公園を走るときにも、精度が下がりづらいアンテナ技術を使っており、ハイエンドモデルらしい特徴と言えます。

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フェミニンなデザインで体調管理も意識した「Lily 2」シリーズ

　3つ目は、ガーミン（Garmin）が1月に発売した「Lily 2」シリーズです。こちらは女性ユーザーを意識したフェミニンなシルエットが採用されています。時計部分のサイズは35.4mm（＝約1.394インチ）で、バンド幅も14mmとスリムです。

Lily 2 Sport

　ラインアップとしては、シリコンバンドを採用した「Lily 2 Sport」（3万9800円）と、ナイロンバンドやレザーバンドを採用した「Lily 2 Classic」（4万4800円〜4万7800円）の2種類が展開されています。ベゼルの素材はどちらもアルミニウムで共通。なお、上位の「Lily 2 Classic」は、キャッシュレス決済Garmin Payに対応しており、交通系電子マネーを使った非接触決済も使えます。

　ライフログ関連の機能としては、日々の睡眠の質を数値化した「睡眠スコア」、体のエネルギー残量を独自の指標で表す「Body Battery」、“カラダ年齢”を表す「フィットネス年齢」などを算出できることが特徴。さらに、女性向けの機能として、「生理周期トラッキング」や「妊娠トラッキング」も備えています。

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