「アウトドアナイフ」は、食材のカッティングから、ナイフ1本で行う薪割り「バトニング」まで、キャンプのさまざまなシーンで活躍するギア。折りたたみ式のコンパクトなものや、堅牢なフルタングタイプなど、さまざまなナイフが登場しています。
日常のちょっとした作業にも便利に使えるのがアウトドアナイフ。ここでは今売れている、おすすめのアウトドアナイフをAmazonの売れ筋ランキングからピックアップ。ランキングトップ10とともに紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2024年6月12日10:00現在)に基づいて制作・集計しています。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
釣り具の大手ブランド、ダイワ(DAIWA)の釣り用ナイフ。両開き構造でコンパクトかつ安全に収納できるのが特徴です。
ブレードはステンレス製の刃長84mm。背にはうろこ取りにつかえる凹凸がつけられています。フッ素塗装が施されており、汚れやさびがつきにくいのもポイントです。実売価格は1700円台から。
オピネル(OPINEL)は誕生100年を超えるフランスの国民的ナイフ。定番アウトドアナイフの1つです。
折りたたみ式で持ち運びやすく、手になじみやすい木製ハンドルや、折りたたんだ刃が出ないようにするロック機構を備える使い勝手の良さが特徴。手頃な価格も魅力です。
「No.9」は使いやすい刃長約90mmで最初の1本におすすめ。よりコンパクトな「No.6」(刃長約73mm)や、野菜などを切るのに便利な「No.12」(刃長約120mm)など複数のサイズがラインアップされています。ステンレス製と炭素鋼(カーボンスチール)製がありますが、さびにくいステンレス製が使いやすいでしょう。
ステンレス製No.9のオピネル公式サイト価格は2640円(税込)です。
アウトドアナイフやマルチツールを使うに当たって、知っておきたいのが法規制です。
銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、刃渡り6cmを超える刃物については「業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない」と規制しており、違反すると刑事罰の対象(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)になります。
刃渡りが6cmを超えていないナイフでも、軽犯罪法で「正当な理由がなく」「隠して携帯していた者」が規制対象になっています。
一般的にキャンプや登山は「正当な理由」だと考えられますが、キャンプ後に車にナイフを積んだままにしておいたり、登山後にナイフを入れっぱなしにしたリュックで外出したり──といった“うっかり”は、状況によっては取り締まりのの対象になる可能性があるので注意しましょう。キャンプ場などへの行き帰りも、ケースに入れて調理器具などと一緒に収納するなどしたほうがよいでしょう。(警視庁による解説)
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