「登山」は自然を満喫できる人気のアクティビティですが、楽しむにあたっては適した装備や知識が必要です。特に登山を始めたばかりのころは、分からないことだらけで不安……という人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、これまでに掲載した「登山の素朴な疑問」を解決する人気記事の内容をまとめました。
Fav-Log編集部
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登山やハイキングをしていると、すれ違うときにあいさつをされることが多々あります。普段街で知らない人とあいさつをすることはめったにないため、山登りを始めたばかりの人は「なぜあいさつをするのだろう?」と疑問に思うのではないでしょうか。
実は山でのあいさつには重要な意味があります。それは、「遭難防止につながる」ということです。大自然の中に身を置く登山では、滑落や道迷いなどの遭難につながるリスクがたくさんあります。
救助隊による捜索や救助が必要になった場合、目撃者からの情報が重要になります。あいさつを交わすことですれ違った人の特徴を記憶していることがあり、その情報が遭難者の発見につながることも。そのため山でのあいさつは、遭難のリスクに備えられるメリットがあるのです。
登山では、自然との共生や他の登山者に迷惑をかけないために、いくつかの「暗黙のルール」が存在します。例えば、登山道での歩き方にもマナーがあります。
狭い登山道では、一般的に登りの人が優先です。下りの人は広く周囲を見渡せ、登りの人の動きをより早く察知しやすく、すれ違いやすい位置に停止して譲りやすいためです。
ただし、この優先順位は状況によって変わる可能性もあるため、声をかけて譲り合いながらすれ違うようにするとスムーズでしょう。
気温の低い山に行くときに、発熱性や保温性に優れたユニクロのヒートテックを着て行こうと考えたことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、山でヒートテックを着るのは基本的にNGです。
ヒートテックは、汗を吸収して発熱するという構造で体を温めてくれるインナーですが、登山中は服の中が必要以上に熱を持つオーバーヒートにつながることも。
また、ヒートテックにはレーヨンが含まれていますが、レーヨンは吸湿性に優れている一方で、放湿性が低く乾きにくい性質があるため、汗をなかなか発散しません。そのため、外気に触れて汗が冷えることで、かえって体温が奪われる可能性もあります。
登山用インナーには、ポリエステル100%など吸湿速乾性の高い化学繊維のものを選ぶのがおすすめ。また保温性と吸汗性が高く、汗冷えもしにくいメリノウールも適しています。
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