「アウトドアナイフ」は、食材のカッティングから、ナイフ1本で行う薪割り「バトニング」まで、キャンプのさまざまなシーンで活躍するギア。折りたたみ式のコンパクトなものや、堅牢なフルタングタイプなど、さまざまなナイフが登場しています。
日常のちょっとした作業にも便利に使えるのがアウトドアナイフ。ここでは今売れている、おすすめのアウトドアナイフをAmazonの売れ筋ランキングからピックアップ。ランキングトップ10とともに紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2024年9月11日13:00現在)に基づいて制作・集計しています。
小林 カサゴ
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
マルチツールで知られるビクトリノックス(VICTORINOX)のアウトドア向けステンレス製ナイフ。刃長は10cm(全長22cm)で、ブレードからハンドル部まで鋼材が貫くフルタング構造を採用。ブッシュクラフトなどにも十分に耐える堅牢なナイフです。
ブレードは研ぎやすいスカンジグラインド。ハンドルには本格的なナイフに使われることの多いマイカルタを採用し、シース(さや)には防水性の高いカイデックスを使用しています。シースに装着できるファイアースターターが付属しているので、これ1本で火起こしができるようになっています。
実売価格(税込)は2万2000円台から。
ユニフレーム(UNIFLAME)のステンレス製ナイフです。折りたたみ式で、クッカーなどにコンパクトに収納できるサイズ(収納時約12cm)です。
野外で料理に使いやすい刃長95mm(使用時全長約22cm)。先端がギザ刃になっており、食材にかみ込んで切りやすくなっています。ユニフレーム公式価格は1650円(税込)と手頃です。
アウトドアナイフやマルチツールを使うに当たって、知っておきたいのが法規制です。
銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、刃渡り6cmを超える刃物については「業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない」と規制しており、違反すると刑事罰の対象(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)になります。
刃渡りが6cmを超えていないナイフでも、軽犯罪法で「正当な理由がなく」「隠して携帯していた者」が規制対象になっています。
一般的にキャンプや登山は「正当な理由」だと考えられますが、キャンプ後に車にナイフを積んだままにしておいたり、登山後にナイフを入れっぱなしにしたリュックで外出したり──といった“うっかり”は、状況によっては取り締まりのの対象になる可能性があるので注意しましょう。キャンプ場などへの行き帰りも、ケースに入れて調理器具などと一緒に収納するなどしたほうがよいでしょう。(警視庁による解説)
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