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【買って良かった】モンベル「コンパクト マルチランプ」は1650円で使い勝手も優秀な名品です(1/2 ページ)

» 2024年09月12日 17時10分 公開
[小林カサゴFav-Log]
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 アウトドの必須アイテムの1つがLEDライト。日常生活でもあれば何かと便利で、防災用品としても備えておきたいものの1つです。今回は、筆者が「これはスゴい……!」と愛用しているモンベルの「コンパクト マルチランプ」を紹介します!

写真

小林 カサゴ

小林 カサゴ

Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。


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モンベル「コンパクト マルチランプ」

写真 カラーはブラック、ブルー、イエロー、レッドの4種類。筆者は夜でも目立つようにイエローを選びました

 モンベルの「コンパクト マルチランプ」は、その名の通りコンパクトなLEDライトです。本体は約61×25×19mm(筆者実測)と、手で握ってすっぽり納まる程度のサイズ感。単四形電池×1本で動き、電池込みでも重さ32gと軽量です。

 長さを調整できるコード付き。本体は回転式の構造になっていて、ライトの向きを変えられるのが特徴です。生活用防水に相当するIPX4の防滴仕様なので、多少の雨でも安心です。

 モンベル公式オンラインショップ価格は1650円(税込)と、手頃なのもポイントです。

なんといっても軽量コンパクト。光量はキャンプなら十分

 持ってみて最初に驚くのはコンパクトで軽いこと。筆者は趣味の夜釣りでコンパクト マルチライトを首から下げ、釣り糸を結ぶ際などに手元を照らすために使っていますが、一晩使っても重さが苦にならない(首がこらない)ので助かっています。

写真 手のひらサイズのゴールゼロ「ライトハウス マイクロフラッシュ」と比べてもさらにコンパクト

 キャンプでも、夜は常に首からさげておき、炊事場やトイレに行くときに足元を照らすといった使い方が楽にできます。ハンドライトと比べてハンズフリーになるのも便利です。

写真 汎用性の高い白色光。広角レンズなので光が広がって広い範囲を照らします。

 気になるのは光量ですよね。明るさは2段階に変更でき、公称値はそれぞれLOWモード:明るさ10ルーメン/照射距離6m、HIGHモード:明るさ35ルーメン/11mとなっています。

 体感では、LOWモードは手元を照らすには十分な明るさ。HIGHモードなら、キャンプ場内や常夜灯のある漁港内であれば足元を十分に照らしてくれます。街中でのウォーキングなどにも活躍してくれそうです(点滅モードもあります)。

 ただし、広範囲を照らす広角レンズを採用しているため、スポットライト的に遠くまで光を届けるのは苦手。山中や磯など、ガチなアウトドアでの夜間行動中のメインライトとして使うのは避けるべきだと思いますが、キャンプや自宅、街中での身の回り用や出歩き用としては十分な光量があると感じています。

360度回転&細いコードで使い方いろいろ

 本体は360度回転でき、照射角度を調節できるのが特徴の1つ。首からぶら下げて、下に向けて足元直下を照らしたり、ちょと前に向けて進行方向を確認したり、読書灯として本にライトが当たるようにしたり、上に向けて作業中の手元を見やすくしたり……といったさまざまな使い方ができます。

写真 本体が360度回転するので照射角が自由です
写真 本体ホルダーにも光を通すスリットが設けられているので、きっちり360度回して使える(ホルダーに光がさえぎられない)のがモンベルならでは。この状態で首からさげるとちょうど顔の真下から真上に照らされる格好になります

 コードはストッパーで簡単に長さを調整できる上、ゴムのように引っ張れば伸びる伸縮性があるのでフィットしやすくなっています。

写真 コードは細めで伸縮性があるのでフィットさせやすい

 頭や帽子につければヘッドライトになるし、コードをポールや手首に巻き付けて使うといったこともできます。テント内などに吊り下げて使うのも簡単で、照射角を調整して照らしたい場所に向けられるので便利です。

写真 帽子につければヘッドライトに
写真 手首に巻いて使うといったことも

乾電池1本で済むのがうれしい

 個人的なお気に入りポイントが「単四形電池×1本で動くところ」です。アルカリ乾電池のほか、ニッケル水素充電池、リチウム電池にも対応しています。

写真 電源ボタンとコードストッパーは蓄光素材になっています

 ライトのバッテリーは充電池内蔵タイプと乾電池タイプの2種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。個人的には、充電池内蔵タイプを使うとしても、充電切れや故障に備えて、バックアップとして乾電池タイプを用意しておくほうと安心だなと思っています。 

 小型ライトはボタン電池を使うものも多いのですが、どこでも入手でき、取り外しも簡単な単四形乾電池を使えるメリットは大きいもの。予備電池を含めてもリュックの隙間などに簡単にしまっておけるコンパクトさと合わせて重宝しています

 ちなみに、電源ボタンはダブルクリックでオンになるので、「気がついたらリュックの中で点灯していた」という誤作動を防げるのがありがたいです。

 電池持続時間は、LOWで48時間、HIGHでも17時間。電池1本で1泊程度のキャンプなら十分こなせます。

“1人1個”持っておいても損はなし!

 コンパクトで必要十分な光量があり、回転式&コードで幅広い使い方ができる「コンパクト マルチランプ」。価格も手頃なので、家族1人1人に1個ずつ用意しておくのもいいかもしれません。

 通勤かばんなどに忍ばせて毎日持ち歩けるサイズ感に加えて、備蓄しやすい乾電池が使えるので防災グッズとしても優秀です。使い勝手抜群でコスパも高い「コンパクト マルチランプ」、ぜひチェックしてみてください。

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