通信費を抑えたいと思った時に候補に上がるのが、キャリアのサブブランド・オンライン専用プランや楽天モバイルなどの選択肢でしょう。2024年には各社のプランに大きな変化がありました。
ここでは、2024年に提供された楽天モバイル、ahamo、UQ mobileの通信プランについて、注目度の高かったものをピックアップして振り返ります。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
楽天モバイルでは、2024年2月から同ブランド初の家族割制度「最強家族プログラム」の提供をスタートしました。
内容は、グループの代表者からの招待リンクを受けて同プログラムを利用すると、そのグループの参加者は、1回線あたり100円(税込110円)の割引を受けられるというものです。
発表時には、同じ名字の家族を対象としていましたが、4月10日から親戚や事実婚、同性パートナーなども利用できるようアップデートされました。
楽天モバイルが展開している「楽天最強プラン」は、月3GBまで1078円(税込、以下同)、3GB超〜20GBまで2178円、20GB超〜3278円という3段階の段階定額制です。この「最強家族プログラム」を利用する場合、税込相当110円引きになり、月3GBまで968円で運用できるようになりました。
割引自体は少額ですが、元々低価格なプランに家族割ができたことで、より割安な印象に。スマホ単体での通信量が少ないユーザーであれば税込1000円未満で利用できます。
NTTドコモのahamoでは、月額料金は2970円のまま、月間で利用できるデータ通信量が30GBに増えました。テザリングや海外データ通信の上限も同じく30GBまで増えており、モバイル通信市場に衝撃が走ったトピックでもありました。
「ahamo 大盛り」のオプションを選択した場合も、30GB+80GB=110GBで通信量が10GB増えていたり「ahamoポイ活」プランの場合でも通信量は同様の30GBであったりとその分かりやすさも印象に強く残った理由でしょう。
au(KDDI)のサブブランドである「UQ mobile」では、10月17日から30GBに増量された「コミコミプラン+」の提供が開始されました。
料金は月3278円のまま据え置きであり、さらに「データ10%増量特典」によって+3GBも加わり、月33GBが利用できるようになりました。
同プランでは10分以内の国内通話定額も込みになっているので、電話利用が多い人には通信費を節約できる魅力的な選択肢となったでしょう。
また12月12日にはワイモバイルでも「シンプル2 M」プランで20GBから30GB、「シンプル2 L」で30GBから35GBへの増量を実施しており、ahamoの30GB化を意識したであろう料金設定変更の波は年末になった今もまだ継続中という印象です。
ちょうど、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクともに約30GBのプランが整ったわけでもあるので、今季は料金見直しを図るには良いタイミングかもしれません。
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