春は暖かくなり、キャンプを楽しむのにぴったりの季節です。しかし、朝晩の冷え込みや急な天候変化など、春特有の気候に対応する準備が必要になります。
そこで今回は、元アウトドア店員の筆者が「春キャンプに持って行って良かったアイテム」を3つ紹介します。春キャンプを計画している人は、ぜひ参考にしてみてください。
立山 亜樹
ライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
春といっても、夜や朝方は予想以上に冷え込むことがあります。特に標高の高い場所や湖畔では、気温が一桁台になることも。そんな時に重宝するのが「ダウンパンツ」です。保温性が高いため、たき火の前でくつろぐ際や就寝時に活躍します。動きやすいデザインのものを選べば、キャンプ中も快適に過ごせるでしょう。
適度に厚みがあるものは、防寒性がさらに高まり、朝晩の冷え込みにも安心です。軽量でコンパクトに収納できるため、荷物の負担にならないのもうれしいポイント。日中はそこまで寒くなくても、気温差に備えて一枚持っておくと便利です。
春キャンプでは夜が長いため、明かりや電子機器の充電が必要になる場面が多くあります。そして、気温が低い環境では、思った以上に電子機器の充電の減りが早く、モバイルバッテリーだけでは心配なことも。そんな時に便利なのが「ポータブル電源」です。
1台あれば、スマートフォンやカメラ、LEDランタンなどの充電が可能で、電源サイトを利用しないキャンプでも快適に過ごせます。特にコンパクトなモデルなら持ち運びが簡単で、キャンプ道具の中にすっきり収まります。
容量に余裕があるモデルを選べば、電気毛布や小型の調理家電などにも使えて便利。また、日帰りのピクニックや車中泊、そして災害時など、キャンプ以外のシーンで活用できる汎用性の高さも魅力です。
春キャンプの寒暖差に対応するには、マウンテンジャケットだけでは寒さを防ぎきれないことがあります。そんな時に一枚あると便利なのが「フリース」です。保温性に優れながらも軽量で、もう1枚羽織れるものがほしいときにぴったりです。
厚手のフリースではなく、適度な薄さのもの(中厚手と表記されているものがおすすめ)を選ぶと、動きやすく体温調節がしやすくなります。たき火の前でリラックスする際や朝の冷え込む時間帯にあると頼もしく、気温が上がってきたらすぐに脱げる手軽さも魅力です。
通気性が良いアイテムはアクティブに動いても蒸れにくく、キャンプのついでにハイキングや森を散策する際にも役立ちます。
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