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「Galaxy AI」って結局なにができるの? Galaxyで使えるAI機能10個をまとめてチェック!【後編】(1/2 ページ)

» 2025年03月18日 11時55分 公開
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 生成AIを活用した独自機能の搭載は、昨今のスマートフォンのトレンドのひとつです。こうしたAI機能は各メーカーによってさまざまであり「Galaxy」シリーズのスマートフォンでは「Galaxy AI」という名称で、AIを活用したさまざまな機能を搭載しています。

スマホ Galaxy AI(出典:サムスン

 しかし「どうやらこのスマホではAI機能が使えるらしい」と分かっていても、細々と機能概要や操作手順を調べるのは意外と大変なものです。

 Galaxyの公式情報をもとに、どのようなAI関連機能が使え、どう操作すれば良いのかをギュギュッと集約して前後編で紹介していきます

 なお、特定の機能が使えるかどうかは、Galaxyシリーズの機種や対応状況、購入したキャリア、OS等のバージョンなどによっても変わってきます。

前編はこちら

井上晃

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway


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文字起こしアシスト

 多くの機能のなかでも、音声データの会話内容をテキストに起こすことができる「文字起こしアシスト」は実用性の高い機能のひとつでしょう。日本語にも対応済みです。

 こちらは「ボイスレコーダー」アプリのなかから利用できます。録音したデータを選択したうえで文字起こし機能を実行することで、テキストデータに変換されるという流れです。

 録音モードが「インタビュー」の場合には、文字起こしが利用できないとされており「標準」の設定で使う必要があることは注意しておきましょう。

スマホ 公式Webサイトに記載された「文字起こしアシスト機能の使い方」(出典:サムスン

 公式サイトに記された対応機種は以下の通りです。

  • Galaxy S24 / Galaxy S24 Ultra / Galaxy S23 / Galaxy S23 Ultra / Galaxy S23 FE (KDDI のみ) / Galaxy S22 / Galaxy S22 Ultra
  • Galaxy Z Fold5 / Galaxy Z Fold4(KDDI のみ) / Galaxy Z Flip5 / Galaxy Z Flip4(KDDI、楽天)
  • Galaxy Tab S9 / Galaxy Tab S9+ / Galaxy Tab S9 Ultra / Galaxy Tab S8+ / Galaxy Tab S8 Ultra

閲覧アシスト

 「閲覧アシスト」機能を使えば、閲覧Webページのコンテンツを要約できます。対応機種は先述の「文字起こしアシスト」と同様です。

 この機能は、Samsungブラウザアプリの中に含まれる機能。同アプリ内のメニューにある設定項目から「要約」のスイッチをオンにしておくことで利用できます。

 Webページを開いている最中に、タブにあるキラキラと輝いているようなアイコンをタップすることで「要約」や「翻訳」の機能を実行できます。

公式Webサイトに記載された「要約機能の使い方」の一部(出典:<A HREF="https://www.samsung.com/jp/support/mobile-devices/how-to-set-up-and-use-the-browsing-assist-features-on-the-galaxy-s24/" target="_blank" rel="noopener">サムスン</A>)

生成AI編集

 「生成AI編集」機能を使うと、画像生成モデルを応用した画像内のオブジェクトのサイズ変更や位置調整、削除などが行えます。対応機種はこれまでの機能と同様です。

スマホ 公式Webサイトに記載された「生成AI編集の使用方法」の一部(出典:サムスン

 具体的な手順としては「ギャラリー」アプリで写真を開き、編集アイコンをタップして、キラキラと輝いているような生成AI編集アイコンをタップ。オブジェクトをタップするか囲むように指定して、必要な編集操作を続けるという流れになります。

写真編集の提案

 画像編集関連では、表示した写真に対して、どのような編集を加えるか提案してくれる機能もあります。

 例えば、背景をぼかす、解像度や色味、明度に補正を加える、反射を消去する、影を消去する、モアレを除去する、要約動画の作成、スローモーション動画の作成――といった処理が提案されます。

公式Webサイトに記載された「写真の編集提案にアクセスする方法」(出典:<A HREF="https://www.samsung.com/jp/support/mobile-devices/edit-suggestion-for-photos-on-the-galaxy-s24/" target="_blank" rel="noopener">サムスン</A>)

 こちらの対応機種は以下の通り。先述の対応機種と比べて「Galaxy S21」シリーズや「Galaxy Z Flip3 5G」が追加されています。

  • Galaxy S24 / Galaxy S24 Ultra / Galaxy S23 / Galaxy S23 Ultra / Galaxy S23 FE (KDDI のみ) / Galaxy S22 / Galaxy S22 Ultra / Galaxy S21 5G / Galaxy S21+ 5G / Galaxy S21 Ultra 5G
  • Galaxy Z Fold5 / Galaxy Z Fold4(KDDI のみ) / Galaxy Z Flip5 / Galaxy Z Flip4(KDDI、楽天) / Galaxy Z Flip3 5G
  • Galaxy Tab S9 / Galaxy Tab S9+ / Galaxy Tab S9 Ultra / Galaxy Tab S8+ / Galaxy Tab S8 Ultra

AIによる壁紙生成

 画像生成を活用した機能としては、壁紙として使う画像を生成する「生成AI壁紙」があります。

 利用手順としては、ホーム画面の空白部分を長押しして「壁紙とスタイル」をタップしたら、次画面にて「壁紙を変更」を選択。表示される候補から「生成AI」を選択すればOKです。あとは、画面指示に従って画像を生成して適用しましょう。

公式Webサイトに記載された「生成AI壁紙」の利用手順の一部(出典:<A HREF="https://www.samsung.com/jp/support/mobile-devices/how-to-set-generative-wallpaper-on-galaxy-devices/" target="_blank" rel="noopener">サムスン</A>)

 今回紹介した基本的な内容以外にも、2025年2月に発売された「Galaxy S25」シリーズに合わせて「Now Brief」という、朝にその日の予定を要約して表示してくれる機能や、音声ノイズを取り除く「サウンドスタジオ」などの機能も追加されています。最新機種を検討している場合には、これらの情報も公式サイトなどでチェックしておくとよいでしょう。

前編はこちら

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