夏の足元のコーデに、特に重宝するのが「白のスニーカー」です。足元に爽やかさと、軽快感を添えてくれるアイテムです。
ここでは、大人の着こなしに最適な「白のレザースニーカー」の定番アイテムとして知られる、ナイキの「エアフォース 1 '07」を実物レビュー 。その見どころと、おすすめの履きこなし方を紹介します。
物欲紳士
物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。
ナイキのスニーカーには数々の名作が存在し、多くの熱烈なファンを抱えています。今回レビューする「エアフォース 1」は、初代モデルが1982年に登場。ナイキを象徴する技術である「ナイキ エア」を、バスケットモデルとして初めて採用した1足です。シンプルな外観と、「ナイキらしさ」とを兼ね備えている点が魅力でしょう。
「エアフォース 1」の外観をチェックしてみましょう。いわゆる「ハイテクスニーカー」の走りとも言うべき、ボリューム感のあるデザイン。軽登山靴の構造を参考にデザインされたと言われており、現代のスニーカーに近い保護機能と、クッション性の高さを備えています。丸みのある爪先形状や通気穴を配した甲部の意匠からも、ハイキングシューズに通じた要素を感じることができます。
単品として見れば「野暮ったさ」も感じられる外観ですが、それゆえに日常の着こなしとの相性は良好です。気取らずに履ける着用のしやすさは、多くの人に支持される理由の1つでしょう。
実際に着用すると、(ナイキのスニーカーとしては)ゆったりとした甲周りのフィット感が特徴です。ソールのクッション性と、かかと部のサポート性が高い上に、外見に反して軽量な点もポイントです。ボリューミーなスニーカーを履く習慣がない人にも、まずは手に取ってほしい1足だと感じます。
「エアフォース 1」とウェアとの相性もチェックしてみましょう。まず取り上げるのは、半袖の白Tシャツとライトブルーのデニムとを合わせたコーデです。極めてシンプルな組み合わせですが、足元にベーシックでボリューム感のある1足を持ってくれば、全体に程よいアクセントを加えることができます。
次に挙げるのは、トップスにTシャツとカーディガンを合わせ、ブルーデニムと合わせた装いです。基本的に休日向けの装いですが、職場によってはお仕事中でも着用可能かもしれません。足元とインナーのカラーを合わせれば散漫な印象にならず、すっきりと着こなすことができます。
今回は2記事にわたり、“大人の着こなし”にも最適な「白のレザースニーカー」のおすすめモデルを実物レビューしました。長い歴史の中で培われてきた「コンバースらしさ」を継承しつつ、未来に向けて進化した「オールスター クップ」。この記事で紹介した「ナイキ エアフォース 1 '07」は、ナイキの歴史を考える上でも欠かせない名品。普段の装いにも取り入れやすい1足でした。
前編記事でも述べましたが、品よく着用するには清潔感を保つことがポイントです。さまざまな着こなしに応用できるアイテムですので、気になる方は実物をチェックしてみてください!
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