旅行などの際、車を長時間運転すると、腰への負担が気になるところです。
そんな悩みを解決するアイテムとして、3COINSの「CARクッションフラット型」を紹介します。筆者が実際に、3時間ほどの車移動で使用したので、その使い心地もレビューします。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
3COINSのクッションは、低反発の素材が使用されています。触るとしっかりとした硬さがありますが、力を加えると、ゆっくりと手が沈み込んでいくような感覚です。
この絶妙なクッション性によって、腰を当てたときにしっかりとフィットします。また、サイドが盛り上がるような形状で、腰を左右から支えてくれます。体に合わせて形を変え、適度なフィット感が得られるため、違和感なく使用できるでしょう。
3時間ほど高速道路を運転する機会があったので、クッションを使ってみました。車のシートは、人によっては腰の部分に隙間ができてしまい、姿勢が不安定になりがちです。筆者の場合、このクッションを使うと隙間がぴったりと埋まり、腰が支えられて安定する印象でした。
長時間座っていると姿勢が悪くなり、腰への負担も大きくなりがちですが、このクッションを使うことで、かなり腰が楽だと感じました。
一方で、助手席で使ってみたところ、筆者の場合はあまり効果を得られませんでした。筆者は助手席のシートをあまり倒さないため、クッションを挟むと体が前に押し出され、ヘッドレストにうまく頭が合わなくなってしまったためです。これでは首や肩が凝りそうだと感じたため、個人的には助手席での使用は避けたいと思いました。ただ、これは車種やシートの角度によっても変わるでしょう。
運転席でクッションを使っていると、だんだんとお尻のあたりが暑く感じられました。シートとの隙間がなくなるため、夏場は暑く感じてしまうかもしれません。特に、お尻はエアコンの風が当たりにくい場所なので、長時間使っていると汗をかくこともありそうです。
しかし、お尻に隙間ができないということは、冬場の運転には最適ではないかと思いました。シートの隙間からくる冷気は、冬のドライブでは特に気になるものです。思いがけない部分で、冬に役立つメリットを見つけられました。
このCARクッションフラット型は、デスクワークにも活用できます。デスクワークも長時間同じ姿勢になりがちで、腰痛に悩む人も少なくありません。そこで椅子にクッションを置いてみると、車のシートと同じように腰を支えてくれました。
腰痛に悩んでいるなら、このクッションを試してみるのもよさそうです。また、運転時と同様に、椅子の隙間からくる冷気を防げるので、冬のデスクワークにおける寒さ対策にも役立つでしょう。
3COINSのクッションは1100円(税込)です。カラーは1色のみ。車の運転やデスクワークで便利に使えるクッションなので、まずは1つ試してみてはいかがでしょうか。使い勝手がよければ追加で購入し、運転とデスクワークの両方で使うのもよいでしょう。
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