秋冬の車中泊に向けて、車中泊アイテムや家電の追加購入を検討している人もいると思います。
特に家電は、ここ数年でポータブル電源の性能がアップし、バッテリー内蔵で充電可能な電気製品も増えたことで、車中泊に活用する場面が増えてきました。
そこで今回の記事では、筆者が2024年秋冬に車中泊に出かけた際、「持って行って良かった!」と実感した家電を3つご紹介します。
全て消費電力が低めなので、小型のポータブル電源との合わせ使いにもおすすめです。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
筆者が秋冬の車中泊で必ず持参している家電の1つが、「電気毛布」です。
製品自体の価格が安価で手に取りやすい上に、消費電力も低め。小型のポータブル電源でも使用可能なのもうれしいポイントです。
日中は、敷布団の上に電気毛布を敷き、布団内を暖めて布団をこたつのように使っています。夜は電気毛布の上に直接寝て、暖を取っています。かなり寒い日でも、布団に包まれば足先から首元までしっかりと暖まることができます。
電気毛布の暖かさに感動し、2023年に追加購入したのが「電気ひざ掛け」です。写真の「椙山紡織 電気ひざ掛け」のように、大きさが十分で、洗濯可能な製品がおすすめです。足先まで温めることができ、常に清潔に使用することができます。
長時間のドライブで、ふくらはぎから足先が冷えてしまうのが長年の悩みだったのですが、電気ひざ掛けを使うようになって悩みが解消しました。
車内での食事や仕事中も暖かく過ごせるので、この数年は秋冬車中泊の定番アイテムになりつつあります。もちろん、自宅で使うことも可能。寒くなる秋冬は電気ひざ掛けが手放せません。
これまで、折りたたみタイプではないパネルヒーターを車中泊で使用していたのですが、消費電力が高めで車内もなかなか暖まらず「ないよりはマシ」と考えながら使用していました。
ところが2024年、折りたたみタイプのパネルヒーターに買い替えてビックリ! 消費電力が低いのに、足元を囲むことができるためかしっかりと暖かいのです。
暖められるスペースは限られますが、足元を囲ったり背中側に配置したりすることで、じんわりとした暖かさを感じます。
アイリスオーヤマの「デスクパネルヒーター」は、消費電力が160Wほどと低く、小型のポータブル電源でも使用可能。温度は約45〜55度まで無段階で調節可能なので、好みの温度を維持できます。
今まで使っていた600Wのパネルヒーターは自宅用にして、車中泊時は消費電力低めの折りたたみ式パネルヒーターを使うことにしました。
足先が冷えるときは正面に、背中から肩が冷えるときには背中側に設置することで、布団の外でも暖かく過ごすことができています。
秋冬の車中泊では、寒さのため車外に出るのがおっくうになりがちです。そのため、食事は“車中飯”になることが多いです。
そんなとき、BRUNO「コンパクトマルチグリルポット」のような小型電気鍋があれば、車内で簡単に温かい料理を作ることができます。
BRUNOのコンパクトマルチグリルポットは、1〜2人分の調理に最適なサイズの小型電気鍋。冬にぴったりの鍋料理から、スープなどの汁物、煮物、焼き料理に加え、ごはんの炊飯も可能。煮る・焼く・蒸す・炊くの1台4役で使い勝手も良く、朝食から夕食まで幅広いシーンに対応できます。
本体が小さいので持ち運びも楽ですし、付属のプレートや蒸し器も積み重ねて収納可能。消費電力は600Wと低めですが、意外とパワフルでさまざまな料理をストレスなく調理することができます。
熱々の料理が恋しくなる秋冬はもちろん、目玉焼きやベーコンを焼くなどのちょっとした調理にも最適。筆者は1年を通して、車中泊に持参するようにしています。
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