以前使っていた「ワイヤレスイヤフォン」はマイクの質が悪く、電話ではほとんど使用不可能だったことから、イヤフォンの買い替えを決意しました。
せっかくなら音楽も快適に楽しめるよう、ANC(ノイズキャンセリング機能)付きのモデルを探していました。ただ、ANC搭載イヤフォンは価格が高いものが多く、できれば予算5000円程度で収めたいところ。そんな中たどり着いたのがQCYの「QCY MeloBuds Pro」です。
公式サイトでは6980円(税込、以下同)ですが、筆者は年末の楽天セールで4886円で購入できました。カラーは、ブラック、ホワイト、ゴールド(筆者購入品)の3色展開です。
足立ぷたたん
Fav-Log編集部員としてファッションや小物、美容などの記事を中心に書いています。マルプーの女の子と暮らしてます。プライベートでもファッションが好きで、他にも音楽、アニメ、カフェ、ウィンタースポーツなど多趣味です。
パッケージを開けると、イヤフォン本体と充電ケース、取扱説明書、USB Type-C充電ケーブル、イヤーピースS・M・Lの3サイズが付属していました。なお、イヤーピースMは、最初からイヤフォンに装着されています。
ケースのサイズは約5.63(横)×5.11(縦)×2.8(厚み)cm。ポケットにも入り、持ち運びやすいコンパクトサイズです。
充電ケーブルはやや短めですが、スマートフォンと同じUSB Type-C端子のため手持ちのケーブルで代用でき、特に不便は感じませんでした。
買い替え理由でもあったマイク性能は想像以上。公式サイトの説明によると、各イヤフォンにはフィードフォワード、フィードバック、通話用の3つのマイクアレイが内蔵されており、ENCノイズキャンセリングアルゴリズムと組み合わせることで周囲の雑音を低減――してくれるとのこと。
実際に通話中、近くで飼い犬が吠えても相手には聞こえていませんでしたし、音声もかなりクリアに聞こえているようでした。
「QCY MeloBuds Pro」は、Bluetoothの2台同時接続にも対応しており、パソコンとスマホを毎回切り替えず使える点もうれしいポイントです。さらに、ケースから取り出すだけで自動接続されるため、毎回ペアリング操作をする必要がないのも便利です。
音質の良さはスペックでも判断でき、高音質コーデックLDACに対応しているのが大きな特徴。従来のBluetoothコーデックであるSBCと比べて、最大約3倍の情報量を送信できるため、ワイヤレスながら原音に近いクリアな音質を楽しめる仕組みのようです。
公式サイトや楽天の口コミでも、音質に関する評価は高かったこともあり期待して購入しましたが、実際に聴いてみると、低音もしっかりと厚みがありつつ、立体感のある音響でバランスの良い印象。価格を考えると十分高い音質だと言えるのではないでしょうか。
また、この価格帯とは思えないほどモードが豊富なのも驚きでした。ANCは最大46dB対応で、周囲の環境音に合わせて強度が自動調整される「アダプティブ・ノイズキャンセリング」を搭載。なお筆者は使っていませんが、専用アプリを使えば、好みに合わせて、ANCの強度を手動で調整することもできるようです。
ANCモードで電車内で使用してみたところ、電車のアナウンス程度であればほとんど聞こえなくなりました。一方でANCをオフにすると周囲の音が自然に聞こえるため、場面に応じてワンタッチで切り替えられるのが便利です。
さらに、80msの低遅延を実現した「ゲームモード」を搭載している点も驚きました。本格的な音質で、音楽や映像、ゲームを音ズレなく楽しめる機能とのこと。スマホのリズムゲームで遊ぶ筆者にとって、この機能が付いているのはかなりうれしいポイントでした。
価格の安さを考えるとかなり高性能なイヤフォンですが、実際に使ってみて、気になった点が2つありました。
1つ目はタッチパネルの感度。イヤフォン本体に搭載されたタッチパネル操作だけで、再生や停止、モード切り替えなどができる仕様になっており、この点はとても便利だと感じました。
しかし、長押しや1回タップでの操作は問題なく反応する一方、曲送りの操作である「右側3回タップ」は難しい印象。タップスピードの問題なのか分かりませんが、タップがうまく認識されず、1回タップの「停止操作」になってしまうことが多くストレスを感じました。
2つ目は充電についてです。公式サイトでは「通話約7時間、音楽約30時間(ANCオン)」と記載されていますが、体感としてはこれよりもやや早く充電切れになるように感じました。ただし、現在の充電残量が本体からは分かりにくいため、使用開始時がフル充電ではなかった可能性も否定できません。
以前使用していたイヤフォンは、ケース自体に充電残量が表示されていたため、残量や充電タイミングが非常に分かりやすかったのですが、本製品はライトの色で判断する仕様になっており、正直分かりづらい印象です。
ただし、こちらも専用アプリを使えば残量確認が可能とのことなので、大きな欠点ではないかもしれません。筆者はアプリを増やしたくないため未使用ですが、今後不便を感じるようであれば導入を検討したいと思います。
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