筆者は在宅で仕事をしており、丸一日家から出ないなんてことも多々あります。そのため必然的に運動不足になり、体の節々が痛んだり、体重が増加したりするなど、体調不良を感じる機会も増えてしまいました。
そこで、日々健康的に過ごすために「軽めの運動を生活に取り入れたい」と思い購入したのが「ミニフィットネスバイク」です。
本記事では、STEADY(ステディ)の「ミニフィットネスバイク ST121」(以下、ミニフィットネスバイク)について、実際の使用感やコスパ、メリットやデメリットなどを紹介します。
デスク下でも使えるので、在宅勤務の人に特におすすめできるアイテム。仕事中はもちろん、ゲームやテレビ、本などを楽しみながら使うこともできる優れものです。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
ミニフィットネスバイクは、スポーツジムなどでよく見かける「フィットネスバイク」を小型化したもの。ペダル部分だけのコンパクトな設計で、ソファや椅子に座ったまま使えるのが特徴です。小型なので置き場所を選びにくく、収納しやすいのもポイント。従来の家庭用フィットネスバイクのように、収納時に折りたたむ必要もありません。
ただし、ミニフィットネスバイクは機能面よりも手軽さを重視した作りになっているため、一般的なハンドル付きのフィットネスバイクと比べると運動強度は控えめ。本格的なトレーニング向きではありません。「これ1台でしっかり運動する」というよりも、日頃の運動不足解消やリハビリなど、無理なく体を動かしたい場面で活躍するアイテムと言えそうです。
今回筆者が購入したのはステディが販売する「ミニフィットネスバイク ST121」のアプリ未対応モデル。価格は1万3990円(税込)です。同モデルには専用アプリと連携することで、スムーズに管理ができる「アプリ対応モデル」も販売されています。
ミニフィットネスバイクは3000円台から3万円台まで幅広い価格帯の製品があります。このモデルは1万円以下のものよりも作りがしっかりしており、機能面も充実している印象。使用頻度が高くなることを想定し、あまり安価すぎない1万円〜1万5000円程度のモデルの中から検討したうえで、この製品を選びました。
また、ミニフィットネスバイクは「使用時にマットを敷かないとずれてしまう」という情報を見かけていたため、専用マットが付属している点も購入の決め手になりました。
本体は使用前に組み立てが必要なタイプ。ただし、本体裏面の3か所を固定するだけなので手間は少なく、作業自体は比較的簡単でした。ただ本体の重さが約9kgあるため、力の弱い年配の人にとってはやや大変に感じるかもしれません。
組み立ては、写真のように本体を裏返し、3カ所のネジを締めるだけ。運動器具ということもあり、ネジは緩まないようにしっかりと締めておきましょう。また、YouTubeには組み立て動画も公開されているため、組み立てに迷った場合は動画を確認してみるのもおすすめです。
サイズは約47(長さ)×47(幅)×30(高さ)cmで、パソコンデスクやダイニングテーブルの下にも収まるサイズ感。約9kgとやや重めですが、本体がコンパクトで、上部に持ち手が付いているため、あまり力のない筆者でも問題なく持ち運ぶことができました。筆者は普段パソコンデスクの下に置いて使っており、時々ソファでも利用しますが、移動や持ち運びも想像以上にスムーズに行えます。
椅子やソファに座った状態で使えるのはもちろん、寝たままペダルをこぐことも可能。また、テーブルの上に置けば腕での使用もでき、二の腕の引き締めや首・肩回りのストレッチにも役立ちそうです。
ペダルのベルトは足の甲の厚さに合わせて4段階で調整可能。ベルトは滑りにくいラバー素材になっているため、足をしっかり固定できるのもうれしいポイントです。
本体にはマグネット負荷方式を採用しており、摩擦音を抑えた設計になっています。稼働音は約40dBと、図書館レベルの静かさで静音性にも配慮されています。
さらに、部品の接合部の精度を高めることで、隙間から生じる不快な音も軽減。動作音はかなり控えめなので、夜間でも気兼ねなく使えます。マンションやアパートなど、音が気になりやすい環境でもストレスフリーで使用できそうです。
本体にはモニターも搭載されており、速度・消費カロリー・走行距離・時間を計測できます。モニターが自分側に向くように本体を設置するため、運動中でも確認しやすく操作もしやすい作りです。モニターは電池式なので外部電源は不要で、コンセントがない場所でも使用できます。
モニター下部には負荷調整ダイヤルも搭載。回すだけで負荷の変更ができるようになっており、負荷は全16段階で調整できます。
筆者がミニフィットネスバイクを購入してから、約1カ月が経ちました。現在の1回あたりの使用時間は約30分〜1時間程度で、週に3〜4回のペースで使用しています。
デスクワークをしながらはもちろん、スマートフォンや雑誌を眺めながらでも使えるため、とても手軽。思っていたよりも“始めるまでのハードルが低い”のが魅力です。正直購入前は「続けられるかな?」という不安もありましたが、仕事中やリラックスタイムでも気軽に使えるため、良いペースで運動を続けられています。
一般的に、ミニフィットネスバイクは連続使用時間が15分や30分に設定されている製品が多く、それ以上使う場合は休憩を挟むことが推奨されています。しかし、この製品には連続使用時間の制限がないため、一度始めればしっかり運動できるのもポイント。運動不足解消という面では、この点が大きなメリットだと感じました。
メリットの多い製品ですが、気になる点もあります。ミニフィットネスバイクの土台部分が、強く踏み込みすぎると回転してしまい、運動中にがたつくことがありました。滑り止めマットを敷いていても回ってしまうことがあり、こぐときには前に体重をかけすぎず、強く踏み込みすぎないよう注意が必要です。使い続けるうちにコツをつかみ、突然土台が回ってしまうことはなくなりましたが、同様の不安が今も残っています。
また、運動習慣がほとんどなく、自宅で過ごすことが多い筆者にとっては、運動不足解消としてとても役立っています。ただ、負荷はそれほど強くかけられないため、「しっかり運動したい」「体を鍛えたい」という人には不向きかもしれません。あくまで「日頃の運動不足解消」や「リハビリ用途」の製品という点を理解したうえで、購入を検討するのが良さそうです。
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