Exchange 2000徹底解剖
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開発環境としてのExchange 2000 Server
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OWAでは,2種類のWebブラウザがサポートされる。1つはInternet Explorer 5.0以降であり,もう1つはそれ以外のWebブラウザである。 ●Internet Explorer 5.0以降のとき
Internet Explorer 5.0以降でアクセスした場合,OWAが提供するすべての機能を利用することができる。このようなWebブラウザを「リッチクライアント(Rich Client)」と呼ぶ。
リッチクライアントであるとき,Exchange 2000 Serverとの通信には,後述するWebDAVとXMLが用いられる。具体的には,IISからはデータがXMLとして送信され,それをWebブラウザ側でDHTML(Dynamic Hyper Text Markup Language)を用いてレイアウトを整え表示する。
データ量としては,サーバーからHTMLで受信するのもXMLで受信するのも,さしたる差はない。しかし,XMLで受信したデータを並び替えて再表示するような場合には,大きな違いが生まれる。HTMLで送信した場合は,サーバーに接続し直してリロードしなければならないが,XMLで受信した場合は,クライアント側のDHTMLで処理すればすむため,サーバーの負担が減り,ネットワークトラフィックも減少する。
また,メッセージの検索には後述するWebDAVが用いられるため,これまたサーバー側の負担を抑えることができる。
Internet Explorer 5.0以降でアクセスする際には,ユーザー認証にWindows 2000の認証方式をそのまま利用することができる。具体的には,Windows 2000ドメインにログオンしているユーザーアカウントがそのまま使われる。そのため,アクセスに際してログオン名やパスワードの入力は促されず,その時点でログオンしているユーザー情報を使ってアクセスを試みることになる。もちろん,クライアントがWindows 2000 Professionalであれば,Kerberosを使った認証を使うこともできる。
Exchange 2000 Serverが動作しているドメインにユーザーが参加していない場合(たとえば,LANではなくインターネットで使っている場合など)には,Windows 2000の認証方式は使われない。その場合には,後出のFig.2-17のようにユーザー名とパスワードの入力画面が表示されることになる。
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