Exchange 2000徹底解剖
Exchange 2000 Conferencing Serverが描く次世代コラボレーションの全貌

 [Exchangeシステムマネージャ]管理ツールから作成する会議リソースアカウントとは,現実世界の会議室に相当するものである。個々の会議リソースアカウントごとに,主に次のような設定をすることができる。

  • 開催できる会議の種類(データ会議か,ビデオ会議か,または両方か)
  • データ会議やビデオ会議に参加するユーザーの最大数
  • ビデオ会議でやり取りする画像データや音声データのCODEC(COmpression/DECompression)
  • ビデオ会議で利用するIPマルチキャストのアドレススコープ

Fig.3-19 ビデオ会議プロバイダの設定
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 さまざまな設定で会議リソースアカウントを作成しておけば,会議の参加人数や内容に合わせて,予約する会議リソースを選ぶことができる。また,会議の開催中に予想外に参加者が増えた場合には,会議の開催中でも会議リソースを変更することができる(現実世界の会議において,会議室から人があふれたために別の会議室に移動するようなものだ)。なお,すでにスケジュールが設定されている会議リソースは,中央保管場所である会議予定表メールボックスに格納される。

 ところで,カンファレンシングサーバーをセットアップすると,次のようなコンポーネントがインストールされる。

Fig.3-20 カンファレンシングサーバーのコンポーネント
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 会議管理サービスは,カンファレンシングサーバーの中核となるサービスである。オンライン会議の開始や終了などは,このサービスが管理する。アプリケーション共有やホワイトボード共有などを実施するデータ会議は,T.120をサポートするデータ会議プロバイダによって実現される。映像と音声を伴うビデオ会議は,IPマルチキャストとH.323をサポートするビデオ会議プロバイダによって実現される。これら2つのプロバイダをまとめて「会議テクノロジプロバイダ」と呼ぶ。会議テクノロジプロバイダにはMCUが組み込まれており,3台以上のカンファレンシングクライアントをオンライン会議に参加させることができる。

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