ダイヤルアップでインターネットに接続できないときは、各種設定が正しいかどうかを1つずつ確認していくのが確実。
まずは、接続のチェック。壁のモジュラージャックから、パソコンに装着されているモデムのLINE端子まで、ケーブルが確実に接続されているか確認しよう。
接続に問題がなければ、設定が正しいかを確認する。設定ミスで多いのは、ダイヤル方法の間違い。ダイヤル方法にはトーンとパルスの2種類がある。普通の電話機でダイヤルしたときに受話器から「ピポパ」と聞こえてくるのがトーンで、「ジジジ」と聞こえてくるのが「パルス」だ。Windowsの設定で、ダイヤル方法が間違っていないかを確認しておこう。
それでも接続できないときは、アクセスポイントの電話番号を確認する。間違った電話番号を設定していないか、現在設定しているアクセスポイントが存在するかを確認しておこう。最近では、アクセスポイントの統廃合などによって、いままで使えていたアクセスポイントがなくなっているというケースもある。
また、IDやパスワードが間違っていないかも要確認だ。
エラーメッセージが表示されたら、「詳細」をクリック。考えられる原因などが示される
トーンとパルスの設定を間違えているとダイヤルに失敗することがある。電話機でダイヤルしたときの音を頼りに判断しよう
電話番号やネットワークの設定などが、プロバイダから送られてきた資料通りになっているか確認してみよう