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IP電話は一般電話より 本当にお得なの?
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どこに電話をかけるかで お得度は決まる
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IP電話を利用することで、実際にどれくらい得をするかはケースバイケース。
たとえば、よく電話をかける相手が同じプロバイダ、もしくは提携しているプロバイダのIP電話を利用していれば、無料で電話がかけられるのでお得になることは間違いない。そうでない場合でも、遠距離の通話が多いなどという場合であればメリットはある。
ただし、市内通話がメインという人であれば、多少は安くなるものの、劇的にお得というほどではない。また、携帯電話にかけることが多いという場合、IP電話でかけられない事業者のサービスなら、全くメリットはないといえる。だれに電話するかによって、お得かどうかは変わるだろう。
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So-netフォン |
BBフォン |
初期費用 |
初期登録料 |
500円 |
無料※1 |
月額基本料 |
280円 |
ADSLモデムレンタル料 |
780円 |
890円 |
通話料 |
ユーザーどうし |
無料 |
無料※2 |
提携プロバイダとのIP電話 |
無料 |
- |
一般加入電話(全国一律) |
8円/3分 |
7.5円/3分 |
国際電話(アメリカの場合) |
9円/1分 |
2.5円/1分 |
携帯電話 |
- |
25円/1分※3 |
※1 Yahoo!BB利用の場合 ※2 コンボモデム12Mの場合 ※3 23〜8時は20円/分
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マイラインやACR機能は そのままでいい?
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マイラインはOKだが、 ACRはオフに
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マイラインを登録してある場合は、そのままでIP電話を利用することが可能。そもそも、マイラインは別の事業者に契約を変更することはできても、解約という概念はないので、契約したままの状態で全く問題ない。
ただし、月額料金をいくらか支払って、高い割引を受けることができるようなサービス(たとえばNTTの「シャベリッチ」など)を契約している場合は、これだけを解約することはできる。IP電話で市外や海外などは安くなるので、使い方によっては、このサービスの解約は検討すべきだろう。
一方、ACRやLCRが設定されている場合は、IP電話が正常に利用できないことがある。IP電話を契約した場合は、電話機側の設定で、必ずACRなどの機能をオフにしておこう。
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IP電話網を使った 電話をかけられない
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設定ミスがないかを 要チェック
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IP電話は、音声信号をインターネット(IP電話網)経由でやり取りする技術。このため、インターネットに接続されていないと、IP電話で電話をかけることはできない。もしも、IP電話がかけられないときは、VoIP機能付きADSLモデムに登録されているプロバイダのIDやパスワードが間違っていないかを確認しよう。
また、プロバイダによっては、IP電話ならではの設定が必要なこともある。プロバイダから発行された050で始まる電話番号やIP電話用のユーザー名とパスワード、サーバーの設定などが、正しく設定されているかを確認しよう。さらに、IP電話は配線が複雑になるので、ケーブルを間違って接続していないかも確認しておこう。
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