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通話中に異音が入るなど、音質が悪い
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ファームウェアのアップデートで 改善されることも
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IP電話の音質は、一般の電話とさほど変わらないレベル。通常は、音質が気になることはほとんどない。しかし、場合によっては音がひずんだり、通話中に異音が交じることなどもある。
もしも、このような状況が発生するときは、事業者のサポートページなどをチェックし、VoIP機能付きADSLモデムのファームウェアが提供されていないかを確認しよう。最新のファームウェアにアップデートすることで、音質が改善されることも珍しくない。
それでも音質が気になるときは、利用する電話機で音量を調節してみるのも1つの手。場合によっては、音量が大きすぎて、ハウリングが発生していることもある。適度な音量に調節しよう。
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インターネットに 接続できなくなった
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とにかく接続設定を 確認しよう
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IP電話に申し込むと、新たにVoIP機能に対応したADSLモデムなどが送られてくる。送られてきたばかりのモデムには、当然インターネットの設定がなされていないので、つなぐだけではインターネットに接続できない。マニュアルなどを参考に、きちんとインターネット接続の設定をしておこう。
とくに注意すべきなのはユーザーIDとパスワード。プロバイダによっては、インターネットに接続するためのIDとパスワードのほかに、IP電話のサーバーに接続するためのIDやパスワードも発行されることがある。これらを混同し、設定する場所などを間違えると、インターネットに接続できないうえ、IP電話も使えないことになる。確実に設定しておこう。
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オンラインゲームや メッセンジャーが使えない
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モデムがUPnPに 対応するまで待つしかない
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現状、プロバイダから配布されるVoIP機能付きADSLモデムの中には、UPnPに対応していない機種もある。このため、以前から使っていたルーター内蔵ADSLモデムから、VoIP機能付きADSLモデムに交換すると、メッセンジャーなど、UPnPが必須のアプリケーションが利用できなくなることもある。
この場合は、VoIP機能付きADSLモデムがUPnPに対応するまで待つしかない。通常のルーター内蔵ADSLモデムであれば、ルーター機能をオフ(ブリッジモード)にして、別途UPnP対応ルーターを使うという手もあるが、VoIP機能付きADSLモデムの場合、ルーター機能をオフにできなかったり、オフにするとIP電話が使えなくなってしまう。対応するまでガマンしよう。
NTTのフレッツ・ADSLで利用可能なVoIP機能付きADSLモデム。UPnPに対応した数少ないIP電話機器だ
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